住職の独り言

~ご縁に触れて~

流産児の法要

2008年12月26日 | Weblog
「流産した子供の法要を勤めたい」という依頼があります。

命日は分かるが名前は付いてないので、
出来ることなら法名を付けて法要をしましょう。
と返答する。

先日も釋○○という法名を付けて49日法要を勤めた。

望まないのに別れがある。
希望が失望となり、辛く悲しい別れであります。

しかし、こうした辛い別れを通してでないと、
真実のみ教えに遇うことは難しい!

「先立つ子は善知識なり」と言うが、
子供が私たちを真実へと導いてくれるんですね。

子供さんは死んだのではありません!
光(仏智)となられたのです。

~唯信鈔文意~
阿弥陀仏は光明なり、
光明は智慧のかたちなりとしるべし。
コメント
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