古代ギリシャの七賢のひとりタレスは、
何が一番難しいことかと聞かれた時
「自分を知ること」と言われたそうだ。
では一番易しいことはと聞かれ
「他人に忠告すること」と答えたという。
自分のことは自分が一番よく知っている。
よく聞く言葉だけど…
自分の背中を自身の目では見えない。
心となると…なおさらである。
教法は鏡であると言われる。
み教えを通して自身の心を知らされる。
親鸞聖人は自身の心を「ヘビかサソリ」のようだ!
と自身で言われているが、
まさに仏さまの智慧に照らし出された
自身の心の姿でありましょう。
ご自身の心情まで表白し、
そんな私たちが救われる道は
仏さまの光に出遇う(信心)ことが
私の救われる道であると
親鸞聖人はおすすめ下さる。