先日、石材店の依頼で、お墓にお参りに行った。
亡くなったおじいさんの法事だった。
おばあさんは広島在住だが、
法事の為に、長男の住む関東へ来られ法事と相成った。
焼香の段になり、
おばあさんは広島在住の安芸門徒だから
お焼香もキッチリ出来ていたが
後の、東京在住の子や孫は
皆、香を頂いて、三回焼香し、子どもにも教えている。
あれれ…
おばあさんは子ども達に教えてないんだな…
財産は受け継ぐけど家風とか宗風は
こうして途切れていくんですね。
最後に、キッチリ説明してきたけど…
「前に生まれんものは後を導き、
後に生まれん人は前を訪へ、
連続無窮にして、願はくは休止せざらしめんと欲す。
無辺の生死海を尽さんがためのゆゑなり。」
(安楽集)