童謡「シャボン玉」は野口雨情作詞
1908年、雨情は生まれたばかりの子どもを亡くしている。
そんな子ども思いながら書いた詩が、この「シャボン玉」だというのが定説だが。
何気なく、この詩を思い出した。
シャボン玉(私)がはじける時、自我なる世界から解き放たれて、
広い虚空のようなさとりの世界へ刹那に至る。
まさに私のお浄土参りと一緒ではないかと…
シャボン玉飛んだ
屋根まで飛んだ
屋根まで飛んで
こわれて消えた
シャボン玉消えた
飛ばずに消えた
産まれてすぐに
こわれて消えた
風、風、吹くな
シャボン玉飛ばそ
屋根まで飛んだ
屋根まで飛んで
こわれて消えた
シャボン玉消えた
飛ばずに消えた
産まれてすぐに
こわれて消えた
風、風、吹くな
シャボン玉飛ばそ