阿吽(あうん)は、宇宙の始まりから終わりまでを表す言葉とされ
「阿」は万物が発生する原理、
「吽」は万物の集結する智徳を表す。
サンスクリット語の始めの「阿」と終わりの「吽」
「阿」は開口の発音、「吽」は閉口の発音で、それぞれ発音表における最初と最後に位置し、一切の言語、音声はこの二音に帰するとして、一切諸法の始めと終わり、…、この二音に包括されないものはないとして、一切諸法を意味するものと考えられた。〈図説仏教語大辞典(中村元著)〉
「阿吽」とは、「相対する2つのもの」
対極に相対する2つのものの様な関係
「阿吽の呼吸」言葉を交わさずとも、理解しあえる。
…ペアで行動する時に呼吸が合っていること。として使われる様になった。
南無阿弥陀仏(なもあみだぶ)も阿吽で出来ていた。
「な:開口 も:閉口」「あ:開口 み:閉口」「だ:開口 ぶ:閉口」