「明日ありと思う心の徒桜(あだざくら)夜半(よわ)に嵐の吹かぬものかは」
これは、親鸞聖人が9歳で出家得度をされる際、「今夜はもう遅いから明日…」と言われ、その時に詠まれた和歌だと伝えられています。
「桜は明日もまだ美しく咲いているだろうと安心していると、その夜中に強い風が吹いて散ってしまうかもしれない。人生も同じで、明日はどうなってしまうか分からないから、今夜のうちに得度の儀をお願いします」
私たちの生活の中でも然り、夕食の食器洗いを明日やればいいや!
電球が切れているけどまたでいいや!
…
多々ありますね。
後回しにしないで「今」しましょう。