住職の独り言

~ご縁に触れて~

NHK戦争遺産の島「似島」

2024年08月10日 | 独り言
広島原爆投下により被災者が運び込まれた島が広島より9キロ離れた瀬戸内海の似島である。
その時の有り様は

衣類は焼けて身には一糸もなく
髪は焼けて赤く逆立ち
顔は黒く膨れ上がり
焼き芋のようになり
肉は骨より離れて垂れ下がり

男女の区別は
体型のみで判断のできる
このような姿で
ただ生きるの一心で
よくも海を渡ってこの似島まで
辿り着かれたと思います

これは人間の姿ではなく、地獄絵そのものでした。

似島に運ばれた被爆者一万人。
懸命の治療にも係わらはず、ほとんどの人は1日か2日で亡くなり、帰っても行ったのは500人ほどだったと言う。


(亡くなった人は船に引かれ移送)

コメント
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