住職の独り言

~ご縁に触れて~

形は心を表す

2008年08月18日 | Weblog
お盆法要が終わって、龍が部屋の掃除をしてくれた。
掃除にその人の心が形に表れる。

何かというと…座布団である。
何でもないことだけど柄を揃え、
裏表に配慮して、きちんと並べられてある。

本人には言わないけど、
龍がご門徒を迎える姿勢が現れている思いました。
ご苦労様でした。

ご門徒さんも、気持ちよく過ごせると思うよ!
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お盆法要

2008年08月17日 | Weblog
お盆期間中しばらくお休みしておりました。

お盆は、
本音を言うと…やっとお盆が終わった!
と、言うのが本音かなァ…
お寺はお盆休み所ではないからね!

皆さんの家庭においても、
それぞれのお盆を過ごされたんでしょうね。

でも、何より有り難かったことは、
16日のお寺のお盆法要に沢山の方がお参りに来て下さり、
最後までお聴聞して下さったことが何より嬉しかった。

昔はお勤めが終わると、聴聞せず帰られる方が多く、
悲しい思いをしたものだ!

浄土真宗は何より「聴聞」ですからね!

でも、お寺の法要に、役員は一日潰して苦労して下さる。
お寺の者がどんなに頑張っても勤められる訳ではない!
役員の方々本当にご苦労さまでした。そして有り難うございました。

合掌



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苦しみが宝物

2008年08月09日 | Weblog
いよいよ北京オリンピックが始まった。

先日、ハワイホノルルマラソンのドキュメントを見た。
27.829名(内17.056名が日本人)が参加する。
完走出来た人も、棄権した人も…
参加した人には、それぞれのドラマがある。

苦しみながらの42.195キロ
走り抜くことで、その苦しみ辛さが、その人の宝物になる。

そこで一句

 苦しみが
 そのまま転じ
 宝物

今年は12月14日(日)に開催される。

お念仏のお味わいから一句

 罪業が
 そのまま転じ
 法味なり
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大失敗

2008年08月07日 | Weblog
葬儀に出かけ、
葬儀場所に着き、車から下りようと思ったら、
衣体(葬儀の法衣)がない!

大変だ!大変だ!

葬儀開始時間まで30分。

お寺まで取りに帰ると往復1時間かかる。

結局、お寺に して持って来てもらったけど、15分遅れで開式。

ああいう時って、冷や汗が流れるよね。

ちなみに、2008-07-18 にアップした携帯電話の失敗談も、
衣体の失敗も一回きりですからね。
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初エステ

2008年08月05日 | Weblog
床屋さんに行くと、
隣で女性がエステをしている。

店内には「エステ初回のみ千円」

エステをすると、どうなるの?
顔が引き締まるんですよ!

テレビのカラオケ大会に出場する為に、
一週間毎日エステをしてもらって、
小顔で出演する人もいるとか。

前に書いた「引力の法則」(2008-03-25)
に逆らいつつ一時の小顔かも??

何はともあれ、私も時間があったので、
初体験(15~20分)
確かに、顔が細くなりました。
2回目から1500円だってさ!
皆さんもお試しあれ!…
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関取と花火

2008年08月03日 | Weblog
夏本番!

盆踊り、花火大会と賑やかになってきました。

(I さんとの会話)

今日花火大会なんですよ。
花火大会は「関取」(せきとり)が大変なんですよ!
えェ… 何で花火大会と相撲が関係あるのかなァ…
と、思いつつ聞いていると、
「関取」ではなく「席取り」でした。納得!

前に書いた「カレーと加齢」(2008-07-29)でもそうだけど、
自分の思いの中で人の話を聞くことが多々ある。

み教えでも自分の思いの中で、自分勝手に理解している人が居る。
そんな人が多いいから歎異抄が作られたんだよね。

信心・悪人正機・往生浄土・他力 等々…

~歎異抄~
「自見の覚語をもつて、他力の宗旨を乱ることなかれ」

(意訳)自分勝手な考えにとらわれて、
阿弥陀如来の救いの法を思い誤ることがことがあってはなりません。

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ケイコシンジュウヲシラズ

2008年08月02日 | Weblog
朝菌(ちょうきん)は晦朔(かいさく)を知らず、
蟪蛄(けいこ)は春秋を知らず。

「朝菌」は朝生えて晩には枯れるというキノコ。
一説に、朝生まれて晩には死ぬ虫だそうです。
夏蝉(蟪蛄)は、夏に生まれ、夏の間に死んでゆく。

私たちの世界には春夏秋冬と、
うららかな春、
実りの秋、
一面を真っ白にする雪景色の冬。

蝉は夏に生まれて夏に死んでいくから、
春・秋・冬を知らない。

私たちも人間世界の昭和何年に生まれて平成何年に死んでゆく、
お浄土があるとも知らず…
人間の智慧では思考の及ばない不可説・不可思議なる世界。

阿弥陀様は仏さまの智慧を以て、
「我に任せよ!必ず救う」とのお喚び声であります。
私はその御言葉に頷き・お任せする一念でございます。

~仏説無量寿経~
「ただ仏のみ独りあきらかに了りたまへり」
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