方丈記の作者で鎌倉時代を生きた鴨長明は、
お釈迦さまの教えの真意を「何事にも執われないこと」と理解した。
私たちは、自分が生きてきた過去の知識や経験から
あの人は酒飲みで癖が悪い!
あの人は○○大学出身で頭がいい!
あの人は○○会社の重役なんだって…
あの人はいい人、あの人は嫌い!
あの人はああいう人だ!
と一方的にレッテルを貼っている場合がある
まさに自分の思い込みで
「私の意見は正しい!あなたの意見は間違っている」と言ったりする
そして、些細なことで自分を貶んだり
人を見下し優越感を抱いたり…
まさにとらわれ心に支配されている私。
そんな私の「とらわれ心」を解放し
自我を脱するのが仏教の教え。
【秋の彼岸法要】
平成29年9月23日(土)午後1時30分~
法話 福間義朝師(広島県)
尚、天真寺合葬墓「やすらぎ堂」でのお参りは
9月23日(土)午前10時30分~仏参致します。