2024年9月26日の日記です
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夕方のニュースを見る。
袴田さんの再審裁判、無罪。
良かった。
裁判所が捜査機関の捏造3件を認定する。
裁判所の冷静な勇気に感動するとともに、捜査機関のメンツを保とうとする姿勢に醜さを感じ、さらに、国家権力の怖さを実感する。
今後、可能な限り、警察、検察の責任を追及し、きちんと処罰をしてほしい。
一方、兵庫県知事。
失職を選択し、出直し選挙に立候補するという。
辞職は頭にないといい、道義的責任も否定する。
しかし、県職員が自殺をしており、その原因は明らかに県知事にあるのではないか。
公益通報に当たらないと強弁するが、職権乱用の責任は逃れられないだろう。
マスコミも知事の言い逃れをだらだらと放送するだけで、責任追及ができていない。
子どもたちがこういうニュースを見て、言い訳を上手にすれば、この世の中はなんとかなると誤解するのが怖い。
勉強だけができて、公務員として出世しても、人の痛みがわからない人間ではだめだ。
頭がいいだけの自己愛おぼちゃまだ。
知事の資格はないと思う。
せっかくのビールをおいしくいただけるようなニュースをマスコミにはお願いしたい。 (2024.9 記)