りんたろうのきときと日記

好きな事だけ只々綴る

「バーン・アフター・リーディング」観てきました♪

2009年05月06日 01時18分26秒 | 映画
☆「バーン・アフター・リーディング」
(原題:BURN AFTER READING)
監督:イーサン・コーエン、ジョエル・コーエン
出演:ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、ジョン・マルコヴィッチ、フランシス・マクドーマンド、ティルダ・スウィントン、エリザベス・マーヴェル、リチャード・ジェンキンス、J・K・シモンズ、デヴィッド・ラッシュ、オレク・クルパ、マイケル・カントリーマン、ダーモット・マローニー、クレア・デインズ


「ファーゴ」「ノーカントリー」のコーエン兄弟監督によるクライム・コメディー。
出会い系サイトで不倫にいそしむ財務省連邦保安官ハリー・ファラーを演じるのはジョージ・クルーニー。

ひょんなことからCIAの機密情報が書き込まれたCD-ROMを手に入れ、大金を手にしよう計画する、おバカなスポーツジム職員チャド・フェルドハイマーにはブラッド・ピット。

CIAを解雇され、暴露本の自伝を執筆するオズボーン・コックスにはジョン・マルコヴィッチ。

全身整形費用欲しさに、チャドと共に犯行におよぶ出会い系サイト中毒のスポーツジム職員リンダ・リツキには「ファーゴ」、「あの頃ペニー・レインと」のフランシス・マクドーマンド。

オズボーンの妻で、ハリーと不倫中で離婚計画を進めるケイティには「ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女」、「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」のティルダ・スウィントン。

チャドとリンダの上司で、リンダに好意をよせるテッドには「ザ・コア」、「キングダム/見えざる敵」のリチャード・ジェンキンス。

1枚のCD-ROMが、さまざまな人々をとんでもない運命に導く騒動を描いた本作。
個性豊かな出演陣によるリアルな演技、テンポよく進むストーリーと、予測不能な展開は観ている者を作品に引き込み、さすがコーエン兄弟といった感じ。
全編にちりばめられたブラックな笑いが、バカバカしくも、また心地よい。
とにかく登場人物が全ておバカ(笑)
ジョージ・クルーニー演じるハリーが自宅地下室でせっせと製作した電動式バ○ブ付きのディルドイス。
それを見たリンダは、ドン引きすどころか、「まぁ、素敵♪」と興奮するシーンは、バカ過ぎて苦笑してしまう(笑)

しかし、ラストがいただけない(>_<)
後半、チャドのまさかな運命、怒涛の如く押し寄せる不幸の連鎖に、「いったいどんな結末になるのだろう?」と否が応にも引き込まれるも、時間が足りなくなったのか、CIA職員が3分ほどの説明台詞を語り終了。
このラストには拍子抜け。
すごく中途半端な作品という印象に。
それまでが面白かっただけに、残念(>_<)