りんたろうのきときと日記

好きな事だけ只々綴る

「チョコレート・ファイター」観てきました♪

2009年05月27日 00時19分19秒 | 映画
☆「チョコレート・ファイター」
(原題:CHOCOLATE)
監督:プラッチャヤー・ピンゲーオ
出演:ジージャー、阿部寛、ポンパット・ワチラバンジョン、アマラー・シリポン、イム・スジョン、タポン・ポップワンディー


自閉症の少女が、病に倒れた母を救うため、マフィアに立ち向かうリアルファイト・スーパー・アクション・ムービー。
監督は「マッハ!」、「トム・ヤム・クン!」のプラッチャヤー・ピンゲーオ。
今ここに、映画史上“最強(最凶)”のヒロイン誕生!
チョコレートとアクション映画が大好きで、ハエが大嫌いな驚異的な反射神経と身体能力を持つ自閉症少女ゼンを演じるのは、ジージャー。
このジージャーが、めちゃめちゃ強くてカッコイイ(>_<)☆
幼い頃よりテコンドーを学んでいた彼女は、「七人のマッハ!!!!!!!」のオーディションで映画スタッフに見出され、4年間の過酷な訓練の末、本作に臨んだそうで。
見た目はキュートな女の子。
しかし、その華奢な体から繰り出される技の数々は、ブルース・リー、ジェット・リーのごとく目にもとまらぬスピードで迫力満点!
彼女が大男たちを次から次へと倒していく姿は、もう、惚れ惚れするばかり☆
劇中、彼女がブルース・リーを真似たり、相手の技を瞬時にコピーする姿は、北斗神拳の水影心(一度でも戦ったり見たりした相手の技を習得する奥義)を彷彿。

ゼンの父で日本人ヤクザ・マサシには阿部寛。
海外映画にありがちな、ゲスト的な扱いなのかと思いきや、登場シーンも多く、日本刀を使用したアクションシーンを披露。
これがまたカッコイイ(>_<)☆

ゼンの母ジンにはタイの人気歌手アマラー・シリポン。

CGやワイヤーアクションを使用せず、“己の肉体のみ”を駆使したアクションで、観客の度肝を抜いたタイ産アクション映画。
いや~~~凄い!
何が凄いって、やっぱりアクションシーンが圧巻!
ムエタイ、カンフー、テコンドウ、棒術、日本刀などなど全編、とても人間業とは思えない超人的アクションシーンの連続で息をつくヒマもなし。
ジャッキー映画も真っ青、あれ、絶対当たっているでしょ(^-^;?
もう、観ているこちらが痛くなるほどリアル(^-^;
エンドロールで、メイキング映像が流れるのですが、ヒロインのジージャーをはじめケガ人続出。
そりゃ、ケガしない方がおかしいわな(^-^;(笑)

敵も個性的で、荒くれ男に、女格闘家、トリッキーな強敵、そしてタイならではの
オカマ軍団の登場に観ている者を飽きさせない。
そして、何よりも皆しぶとい(^-^;(笑)
どんなにボコボコに殴られても、拳銃で撃たれても、日本刀で切られても、高い所から落下しても、なかなか死なず、ゾンビのごとく蘇る(笑)
残念なのが、アクションに力を入れ過ぎ、作品の約8割がアクションシーンなため、人間ドラマが薄く、内容がほとんどないこと(^-^;
そのため、ラストの感動も弱く、泣けるはずのシーンなのに、いまいち泣けず。
雑で、説明不足な場面が多く、何よりも暗く重い(^-^;
もう少し、明るい話の方が僕の好みかな(^-^;
しかし、ジージャーのアクションは観る価値アリ☆
難しい事考えずにスカっとしたい時には最適かと(^-^)