12月7日(土)
古典の固いイメージから脱出した楽しい本。
山口仲美氏により、現代にもよく理解できるように書かれています。
興味が尽きません。
清少納言が中宮定子にお仕えしたのは7年間です。
定子の上昇機運だったのはせいぜい一年あまりです。
定子の父が亡くなり、翌年には兄の不運があり次第にみじめな状態に陥ります。
が・・・・
清少納言は明るく生き生きと定子とのやりとりを表現しています。
泣き言を言わず、あくまでも快活に明るく様子を描ききっているのは、
平成の現代に読む者として、きっぱりしていて気持ち良いものです!
いいなぁ~~清少納言