あちこち散歩みち

近畿圏内を小さくあちこち歩き・たまに寺社めぐり・日々のとりとめない暮らしなどを書いています

スラスラ読める枕草子

2013年12月07日 | 

12月7日(土)

 

古典の固いイメージから脱出した楽しい本。

山口仲美氏により、現代にもよく理解できるように書かれています。

興味が尽きません。

清少納言が中宮定子にお仕えしたのは7年間です。

定子の上昇機運だったのはせいぜい一年あまりです。

定子の父が亡くなり、翌年には兄の不運があり次第にみじめな状態に陥ります。

 

が・・・・

清少納言は明るく生き生きと定子とのやりとりを表現しています。

泣き言を言わず、あくまでも快活に明るく様子を描ききっているのは、

平成の現代に読む者として、きっぱりしていて気持ち良いものです!

 

いいなぁ~~清少納言

 

コメント
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