きっと明日は雨のち晴れ

六甲道診療所での仕事は忙しいけど、それなりに楽しい。ちょっとくじけそうなことがあっても、雨のち晴れです

まだまだ修行

2023-07-23 20:35:24 | 診療
どうして、この病気が思い浮かべなかったのだろうか。
基本的な病気なのに、、
週初めに、暑いなかで、ゴルフに週2日にわたってまわって、すごいしんどい思いをしたという、話に熱中症?みたいな方向に頭がひきずられてしまったのか?
 全身のむくみと乏尿 といえば ネフローゼ症候群ですよね
呼吸もくるしくない、食欲もある、、今からかえってなにか食べようという気持ちがあるくらい、、というのも、、
 血液検査で腎機能ばかりを気にして蛋白、アルブミンが低下しているところに目がいかない、どうかしている、、、
 土曜日、労災にことわられ(労災には腎臓内科の先生がいる)、なぜかそのあと、甲〇か中央●●に電話するはずやったのに、バタバタのなかで、神〇に電話して、「尿検査してないんですか?」(尿がでないし、、)という、けんもほろろに 言われて、おもわずアルブミン低下していることに、気づいて、まったくお粗末でございます。凹んだ気分は  
 この間母親の初盆で 何回きいたかな、あの世の10前後の世界があって、地獄に近いところに、餓鬼や畜生があるわけで、畜生にでもおとされた気分で(おおげさやね)、、気をとりなおして、市民病院救急に電話して、月曜日までまてるか?土曜日にいったほうがいいでしょうかねという相談したら、「どうぞいらしてください」というやさしいお言葉でしたが、畜生からはいあがれたともおもわれず、悶々と発熱外来とズーム理事会でした。
 そもそも、診療所で仕事してきて、病院務めとはちがった意味で、いろんな「疾患」にであってきました。この前の、学習会で「医療生協ならでは」とはなにかという討論をしてきました。
 そのなかでも、なんでも相談できる というような意見もありましたが、まさしく、そうでありたいと思いながらこの年まで、やってきましたが、さすがに、この病気にはでわなかったなあ、「まれな疾患」「みのがしてはいけない病気」 「これは帰してはいけない」というフレーズには敏感に勉強してきたつもりですが、
 研修医時代は 腎疾患診療部のある病院であたりまえに勉強してきて、子供のネフローゼとちがって、大人のネフローゼは癌がからんでいることを学んだつもりですが、それも、40年近い化石のような教えかもしれません。
 神〇の先生には大恥をかいたような、こんまい人間、 なにか自分の余計なプライドズタズタな気分はもうすてて、
 とりあえず、見落とし見逃し、過ちで、患者さんに不利益をもたらしたわけではなかったと、自分をいいきかせて、
「糧」にさせてもらうことにします(といいながらひきずってますが)

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