オールドローズや原種のバラは一季咲きが多くて、
花は一瞬で終わってしまうのですが、四季咲きバラにはない葉の魅力がたっぷり。
バラの一つ一つに個性があって、芽出しの季節、蕾の季節、変わっていく表情を見ているのが楽しいです。

トスカニー・スパーブ
黄色、オレンジを帯びた葉がこの時期とってもきれい~

トスカニー・スパーブ
特にここ数日は、新しい蕾を発見したり、バラが開花したりと忙しいのですが、
まだまだ葉巻き虫、アブラムシ、黒い小さな虫の被害があるので、
一通りパトロールしながら葉の表情を楽しんでます。

ロサ・フェドツェンコアナ

フェドの赤い棘!

フェドの蕾
フェドにも葉巻き虫がいるのですが、葉が薄いので、つぶしやすい!
でも、枝が暴れて、いたるところから出てくるので、奥深くのものまでチェックできません。
蕾が上がってしまえば、一安心ですが。

実生タカネバラ
ルゴサ系の肉厚な緑の綿毛のある葉です。緑色がきれいだな~

ベル・イシス
輝いてます。蕾が上がってきました。
枝の一番上の芽がみんなダメになってました。これも葉巻き虫が食べてしまったんだと思います。
きっと、私がいない間、やりたい放題でバラを食べていたんだろうな~

テレーズ・ブニェ
ルゴサ系だし、病害虫に強いと思っていたのですが、葉巻き虫が蕾の奥底に潜んでいます。
なかなか蕾が上がってこないので、こじ開けていくと、いるんです・・・
一体、いつ入るのでしょう?
もう、芽の時点で卵が産みつけられているかのように、一つ一つの蕾が出てくるその中に、もう潜んでいます。

葉も蕾も肉厚なので、つぶそうとしても葉の弾力性に助けられているようです。
小さな黄色の芋虫が、美味しい蕾を食べています^^;

でも、蕾が出るこの時期、托葉の外側が赤くて枝の緑とのコントラストがきれいです。

株元には赤ちゃん苗が育っています。
どんな花が咲きますかね?

ロサ・ダビディ’フェンヤ’
これも!葉巻き虫と戦ってます(泣き)

一足先に食べられてしまった蕾。ありません・・・

葉巻き虫は葉がクルリとまかれたものがあったり、蕾近くに黒い糞があるのが目印。
この中に、小さいのが潜んで、まだ托葉の中にある蕾を食べているんです。
そりゃ、フェンヤやテレーズの蕾は美味しいでしょうね。

蕾が無事に上がるまで、パトロールしないとダメだあ

大好きな葉です。

ロサ・マクロフィラ’マスターヒュー’

13枚葉です^^

カマキリが鎌をふるっているような、何かをつかもうとしているような
空をワタワタと泳ぐような、そんな雰囲気がしてなりません。

枝の角度、葉の出る角度、何もかもが45度!!小さな発見をして喜んでます。

ロサ・モエシー’ヒリエリ’
こちらも45度組^^
あーきれいだな。素敵な葉だな。

蕾も沢山「こんにちは」と出てきています。
雨の続く中、いくつか咲き出しています。

ロサ・ペンデュリナ・オクシオドン実生
出たばかりの葉は黄緑。少し前に出たのは緑。葉の濃淡が見られます。

スノードンは照葉

蕾はまだついてません。見守ります!

カナリーバードの丸い小葉
この株は地植えですが蕾はまだつきませんね~
ユゴニスとの比較はできないかな~

ラネイ
こういうのを見てしまうともっとモスローズがもっと欲しくなります。

ペンデュリナもあっという間に蕾が上がり、こちらもいくつか咲いてきています。

このバラもガクが長くて、実が細長いタイプですね。

ガザンリクは美しいの一言!!
葉も美しいバラは花も美しい!!
ついついぼーっと葉を眺めるので、なかなかに虫退治も進みません^^;