のーざんぷらんつ

庭のこと、ばらのこと、植物全般

教会のバラとオオタカネバラ

2015-05-07 | 原種・原種交配バラ

オオタカネバラに続いて開花したのは、教会のバラでした。



このバラの赤は黒に近い感じで非常に大人っぽいです。




花びらが重たいのか、蕾は上を向いているのに、
花が咲くと枝垂れるようになります。



カメラを向けるといつもこんな風にちょっとかっこよく写ってくれる
優秀なバラです^^




花びらのどこかに白い刷毛が入る教会のバラ。
いつも素敵ですね。


そしてオオタカネバラも咲き進んでいます。





うしろ姿もキュート







咲き始めはしべが大きくて高貴な感じ。





ずっと咲いてくれればいいのにと思うほど、毎日可愛い姿をありがとう!






春の森 カタクリ -2-

2015-05-04 | お散歩



昨日の続き、春の森編です。

しばらく上ると上に山小屋があり、平らに開けている所があります。
登りの終着点はここまで^^;

昼食を食べたあと付近の散策に向かいました。



きれいな雪解け水が流れ込む池があり

白とピンクのショウジョウバカマが咲いています。







丸い葉に白い花が目に留まりました。
水が流れている所に咲いています。
もしかしてわさびかな?

栽培品以外でいるのは初めてかも?




ネコノメソウもいました。
どうですか?猫の目に見えてきますか?


池の周りにはイチゲも群生し、




そして今回一番多く見かけたのが、こごみです。



1週間ほど前に大量のこごみを友人から頂き、天ぷらやお浸しにして
食べたばかりだったので、持ち帰ろうとは思いませんでしたが、
残雪が融けたばかりのところは、食べごろのこごみが沢山ありました^^

そして、カタクリの群落がようやく現れてきました。








中には薄いピンク色をしたものもあります。





ちょうどG.W.は北海道でもカタクリ群落が見ごろとなりますが、
向こうはエゾエンゴサクの青とカタクリのピンクの共演で
華やかな雰囲気ですが、こちらは落葉樹の林床にカタクリだけが
静かに咲いているといった雰囲気です。







シダのぐるぐる~とのコラボもいいですね。




車両規制された林道沿いに群落があります。

帰りは、林道を歩いて帰りました。
途中、道路横の溝に流れ込む雪解け水にこごみの葉を流しながら
遊んで帰りました。





道路沿いとはいえ、こごみの大群落が広がり、




エンゴサクやエンレイソウなどの花も見られました。





雪国の森はやはり植生が豊ですね。
久々に気持ちのいい森に巡り合えました!

終わり

春の森 -1-

2015-05-03 | お散歩



空気も爽やかで気持ちのいい晴天続きの毎日ですね。
こちらは雪国だけあってカタクリが気軽に見られると聞き、
近くの森に出かけてみました。




森の入り口です。
雪解け水がざあざあと勢いよく流れています。
橋のそばの大きな木に紫色の花が絡みついていました。
あっ!これはもしかしてアケビの花!?

実は初めて見るのです。
秋になったら実ができているのでしょうか?
それも見てみたい^^

入ってすぐに珍しいスミレが目に入りました。



冠のようなものがついてる~




可愛いです!
後で調べたら、「ナガハシスミレ」というそうです。
主に日本海側に多く自生しているそうです。




おっ!おなじみのテンナンショウの仲間!
ヒロハテンナンショウ、とても立派できれいな株でした。




こちらは先ほどのとは違います。
葉が大きいから、スミレサイシン?




エンレイソウもあちこちに。




白のイチゲも沢山咲いています。
上り始めてすぐなのに、もう目が離せなくなりました^^




ああ~これはエンゴサクですね。ちょっと紫っぽい。
真青なエゾエンゴサクとはちょっと違うのかな?




ここは、ブナ林になっています。
きれいな葉を出す木々が美しくて。




命が光っています。




ブナの赤ちゃんですね。葉に光が当たり、金色に輝いていました。


再び株元に目をやると、



チゴユリが咲いています。




こんなに群生して。すごいですね~




すっかりこの森に夢中になってしまいました^^

つづく

オオタカネバラ開花

2015-05-01 | 原種・原種交配バラ



今年初開花のバラはオオタカネバラでした。
しかも、去年の春に発芽した、まだ1年しかたっていない株です。








昨日の夕方にふんわりと開き始め、




一輪目は、底がわずかに白い感じです。




葯が大きい~


横にあるピンクのつぼみも午後には開きました。
一輪目よりも大きくて形も整っています。




しかも金色の花粉が花びらにこぼれています。




うしろ側にまわって額の様子を見てみます。


高貴な雰囲気はロサ・ペンデュリナに似ています^^

香りは、わずかに甘い香りが漂いました。
オールドローズのような強い香りではなく、
甘く優しい香りです。




人間なんて相手にしていなわと語っているようです。