昨日は久しぶりに電車で街へ出て、映画を
観てきました。
「アルキメデスの大戦」です。
フィクションだそうですが、面白い筋立て
で、よくできていると思いました。
主演の菅田将暉さんを始め、柄本佑さん、
田中泯さんらキャストも好演していたと思
います。
そして、戦闘シーン。
戦争ものとしては、ごく短いシーンでした
が......
CGに加え、音響効果もよく効いていました。
音響に関しては、テレビでは同じ迫力は出
せません。
あの、強烈に体に響く感じは、劇場ならで
は。
まるで自分も同じ空間にいるかのような恐
怖が襲いかかってくるのです。
その最中に、こんなことを思い出しました。
何年か前、私が授業を担当していた留学生
の中に、こんな考えを持つ学生がいたので
す。
「人類は進歩のために戦争することも必要
である。」
その学生がどれほど戦争について知ってい
たかはわかりません。
でも、少なくとも、自ら出兵したことはな
かったはずです。
戦場で戦うということがどんなことなの
か、もし実際に経験したとしたら、同じ考
えを持ち続けられるものでしょうか。
その答えを、実際の戦場で出すようなこと
になってしまったとしたら……
劇場の音響は、その恐怖、無意味さを、体
を通して教えてくれる。
そういう力を持っているのではと感じたの
でした。
映画の話が長くなりましたが、今日もこの
前の続きの写真をアップしたいと思います。
撮影場所は、久しぶりに自宅玄関です。
<今日の写真のデータ>
撮影日付・時刻:2019年8月16日1時
40分
撮影場所:自宅玄関
撮影時の天候:雨
撮影機種:オリンパス STYLUS SH-1
撮影モード:手持ち夜景