「マツコの知らない世界」VS「開運！なんでも鑑定団」

今日は節分、ということで……

わが家では、今晩、「恵方巻き」を食べよう、という
ことになっています。

でも、当地（岐阜県東濃地方某地）ではこんな風習、
昔はなかったんですけどね。

コンビニかスーパーが作り出した新しい風習といえる
かも？

こういう風習って、なくなる方が圧倒的に多いでしょ
うから、ある意味面白い現象ですね。


＊ ＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊


「マツコの知らない世界」（TBS）っていう番組、観ます
か？

実は私、ごく最近までほとんど観たことがなかったん
です。

なぜかというと、裏番組の「開運！なんでも鑑定団」の
ファンで、いつもそちらを観ていたからなのですが……

たまたま「マツコ…」が、休みの日に再放送されている
のをちらっと観て、面白い！と思ってしまったんです。

なぜかなあ。

私にとっての「鑑定団」と「マツコ…」の魅力度を比較
してみると……

登場するアイテムはやや「鑑定団」が優勢でしょうか。
（骨董が好きなほうなので。）

でも、それを凌ぐ魅力を「マツコ…」の中に感じている
自分を、つい最近認識してしまったのです。

それは、毎回出演するゲストたち。

彼・彼女らゲストは、自分がとことん好きで、惚れこんで
いるものを引っ提げて登場し、その魅力を嬉々として
アピールし……

ときにはおよび腰になっているマツコに対し、強引にプ
レゼンを繰り広げ、露骨に嫌な顔をされても全くめげる
様子を見せず……

異常なハイテンションで突っ走るのです。

昨夜は、１か月に200種類以上のスイーツを食べる
「スイーツジャーナリスト」平岩理緒さんが登場し、彼女
お勧めの埼玉スイーツの店のショーケースをスタジオ
に再現。

次から次へと出てくるケーキに「美味しい！」を連発す
るマツコのエネルギーにも驚かされましたが……

その様子を、いかにも満足そうに見ている平岩さん。

本当にほんとうに、スイーツが好きなのだということが、
いやというほどわかりました。

そして、そういう心底好きなもののために没頭している
人を見るのは、とても楽しいんだ、そう感じたのです。

それは、もしかしたら、宇宙的な意味での「愛」のヴァ
イブレーションと響き合うからかもしれません。

一方、「鑑定団」は……

鑑定を依頼した出演者の中にはもちろん、骨董のコレク
ターもいますが……

「マツコ…」のように、自分のコレクションについての
プレゼンができるわけじゃないので、それほどテンション
の高まりが感じられません。

それに、鑑定を依頼した「お宝」に特に興味がないとい
う人もかなりいるのです。

そういうケースだと、その依頼人が興味を示すのはもっ
ぱら「鑑定額」ということになるわけで、その様子を観る
のは、個人的には全くつまらないと感じます。

もちろん、その依頼人には他に興味を持っていることが
あるはずで、こういうケースを批判しようということでは
決してないのですが。

いずれにしても、たまたまこの二つの番組が同じ曜日の
同じ時間帯に放映されているのは、面白いことですね。

どちらも、それぞれに魅力がありますけど……

あなたは、どっちがお好き？