2006年12月17日。
とあるところで開かれた、とあるスタッフさんの結婚式での与太話が全ての発端だったそうです。
それから4年。
「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」の最終回から数えると、6年。
その縁で知り合った声優さん達+激務のOLさんによるガールズバンド「Cri☆siS」、最後から2つ目のライブに行ってきました。
■Cri☆siS Winter Live 2010 ~メリークライシス!~
日時:2010年12月18日(土)開場17:30/開演18:30
場所:吉祥寺 STAR PINE'S CAFE
出演:Cri☆siS
演目:
01. ダイアモンド・クレバス
02. アナザーヘブン
03. 煌めく瞬間に捕らわれて
04. untruth
05. Agape
06. Little Grace
07. メロディー
08. 1st Priority
09. BIN・KANルージュ
10. Truth
--. 愛しいかけら
--. 桜キッス
--. 鼓動
(本記事は私の主観と記憶によるものであり、実際の演者の意図・言動とは異なる場合があることをご了承ください)
「ぴっち」のシスターシェシェ・シスターミミ・蘭花・イズール、そして謎のOLさん。
「声優バンドなのに『けいおん!』のオーディション依頼が来なくて憤怒した」とは当人たちの弁ですが、とにもかくにも4年間やってきた。
そして本日発表された悲しいニュース。次回のライブで活動休止だそうです。
正直に言って、休止を聞いてかなりきつかった。
私の中で「ぴっち」は特別すぎる位置にある。
冗談抜きで命を救われたと感じてるし、今の自分の行動原理の大きな部分に影響を受けてる。
歌の力は本当に凄い。
放送当時、月の残業が約300時間・家に帰るのも月に数回といった感じで働いていたのですが、ほとんど「ぴっち」で乗り切ったようなものです。
たまたま深夜にやってたランキング番組で、たまたま「ぴっち」の歌(確か「七つの海の物語」だった)がほんの僅かに流れた時、異常に勇気づけられたのを今でも覚えてます。
おそらく曲を聞いた連想で、体が「ぴっち」を放送していた土曜朝と誤認してリフレッシュされた、といったところだと思いますが、それを呼び起こすほどに体にしみ込んでいたことに自分でも意外だった。
思えば、働くとはどういうことなのか、ちゃんと認識するようになったのも「ぴっち」があったからこそだった。
その「ぴっち」が最終回を迎えた後、非公式自主ライブが行われた際には本当に泣くほど嬉しかった。
そこから実に6年。番組の放送期間を遥かにこえる間、ずっと夢を見続けられたことには、感謝の言葉もない。
どんなものもいつかは終わる。でもそこで正真正銘の終わりではない。
そう教えてくれたのも「ぴっち」だった。あの人たちが頑張っているのなら、自分も頑張れると思った。
だから今回の休止も全ての終わりじゃないと思いたい。
さてライブの内容。
開演前、場内では延々70年代80年代の曲が流れ続けてた。
何かと思えば、メンバーの中学生当時の思い出の曲をかけてたらしい。
Cri☆siSさんは、何かが決定的にずれておられる。
今回は上記のとおりオリジナル曲が5曲。演目の半数を占めるようになりました。
元々一か八かの危なっかしい感じで始めたのに、いつの間にか堂々とワンマンライブを開けるようになってる。
それだけに今ここでの休止は本当に残念。
私はこじまめ派なので、例によって席はステージ向かって左に座ってた。
何かもう、ずっとその位置に座ってる気がする。
そしてずっとこじまめを眺めてる気がする。
ライブの感想を書こうと思ったのですが、何せ脳が混乱していることもあって、上手くまとまらなかった。
仕方がないので、今回はこじまめのことだけ書いてみる。
ファンファンファイン。まめまめこじまめ。
とりあえず、いつもの如く、こじまめさんは挙動の怪しい小動物でした。
あの生き物の、絶妙の外し具合は一体何なんでしょうか。
ケージに入れて餌を与えてる分にはいいけれど、外に出したら大惨事みたいな。
キーボードをひいてる最中のこじまめさんは、尋常ならざる可愛らしさだと言うのに。
常に楽しそうで、手や足の動きが愛らしてくて癒し効果が高すぎます。しかし外に出すと大惨事。困った子だ。
こじまめさんの「次世代型どじっ娘☆アイドル」の呼称は、当人的には黒歴史だそうです。
曰く「色々と追い詰められて苦し紛れだった」。
自称:清純派も似たり寄ったりだと思いますが…。
1曲目が終わった後、早々に自己紹介コーナー。
先頭の石塚さんが何故かモノマネをしたせいで、流れで後続もやることに。
こじまめ、玉砕。だってこじまめですもの。
今回のステージ衣装は、前半は黒。5曲目以降の後半は白の衣装でした。
場つなぎのため、着替えは半々に分かれての実行。
石塚さん・Rumiさんが着替えている間、こじまめ・土屋さん・下屋さんが場つなぎトーク。
土屋さんからのお題は、「メンバーにこれだけは言っておきたいことは何?」。
こじまめさんの回答は、ここにはちょっと載せられません。清純派はどこに…。
同コーナーでの下屋さんからの質問は「デートするとしたら誰が良い?但しアニメキャラの中で」。
こじまめさんの回答は「シティハンターの冴羽獠。サプライズが起きそうだから」。
その理由と人選自体は納得できるものの、状況対応能力に一番難がありそうなこじまめさんが言うと、非常に危険な香りが…。
「逆につきあいたくないのは食パンマン」。強弁。
あんなにお金大好きなのに(清純派…)、彼はダメらしい。
前回のライブでは、石塚さんがお誕生日だったため、AKBの衣装での熱唱の機会が与えられました。強制的に。
返答として、今回は下屋さんに氣志團コスプレでの「One Night Carnival」の機会が与えられました。強制的に。
しかし普通に唄えている下屋さんが凄い。
同様に、こじまめさんが「ToHeart2」のコスプレをされてた。強制的に。(石塚さんはToHeart2出演者)
愛くるしいのに嫌がりようが半端ない。
こじまめさんに科せられたのは、その格好で渡された台詞を読むこと。
とりあえず、小暮英麻さんがディスられてた。
そしてすぐに「いきなり大火傷させるな」との声が客席から。
私の左斜め後ろ5メートル程度のところに英麻様が。(英麻様もToHeart2出演者)
「歳末不用品放出企画」と題して行われたプレゼントコーナーでは、「出演者の私物プレゼント」の名のもとに正真正銘の不用品が処分されてました。
妹の部屋に転がっていたフィギュアとか。もはや出演者の私物ですらない。
そんな中、こじまめさんが提供したのは、昨年のお誕生日企画で贈られた愛の兜。こじまめが、物凄く悪い顔してた。珍しい。そしてもう清純派ではない。
とりともめもない感想になってますが、休止の告知がショックすぎて、ちょっとまともに脳が動かない。
お唄は相変わらず素晴らしかった。
「休止」が念頭にあったせいか、一つ一ついつも以上に歌詞が胸に響く。
今回のラスト曲「truth」は、Cri☆siSとして初めて演じた曲。
懐かしいな…。でもあっという間だった。
アンコールではオールスタンディング。
ラストの「鼓動」は、前々から言われていたように、オリジナルタオルを振りたくってのお唄でした。
でも振りたくりすぎて手からすっぽ抜けた挙句、拾おうとした際に飲み物を零してしまった。大変に申し訳ない。
あとメンバーの方もやっぱり内心浮足立ってたのかどうなのか、ステージ上でもやたら水を零されてました。
このぐだぐだ一歩手前のどたばた感も好きだったのですが、後1回しか見られないのか…。
つくづく残念です。でも本来なら「ぴっち」の終わった2004年に消えていたはずのこと。
それが一夜限りの悪夢として復活した2005年のライブから、うっかり二度寝して2006年のライブ、更にはそこから発展してCri☆siS。
とても素敵な夢を見れた。せめて感謝の気持ちだけは忘れないようにして、来年のライブに行きたいと思う。
【お土産】
新作のTシャツと特製ストラップ。そして次回の最後のライブチケット。
家に帰った後、数年ぶりに声を出して泣いた。
「ぴっち」の放送開始からは8年か…。
その間、色々なことがあった。
次回のライブは2011年3月26日(土)「Cri☆siS Final Live~また会う日まで~」。
この素晴らしい8年の一区切り、絶対に見に行こうと思う。
あえてリクエストをするなら、最後に「ぴっち」の曲をもう一度聴いてみたいな。
【追記】
改めて「Little Grace」を聞くとやたらに良い歌すぎる。
失恋ソングですが、歌詞中の「君」を「ぴっち」に置き換えると異様に涙腺に。
他の曲もそんな感じで、何か次のライブは普通に最初から最後まで泣いていそうだ。
とあるところで開かれた、とあるスタッフさんの結婚式での与太話が全ての発端だったそうです。
それから4年。
「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」の最終回から数えると、6年。
その縁で知り合った声優さん達+激務のOLさんによるガールズバンド「Cri☆siS」、最後から2つ目のライブに行ってきました。
■Cri☆siS Winter Live 2010 ~メリークライシス!~
日時:2010年12月18日(土)開場17:30/開演18:30
場所:吉祥寺 STAR PINE'S CAFE
出演:Cri☆siS
演目:
01. ダイアモンド・クレバス
02. アナザーヘブン
03. 煌めく瞬間に捕らわれて
04. untruth
05. Agape
06. Little Grace
07. メロディー
08. 1st Priority
09. BIN・KANルージュ
10. Truth
--. 愛しいかけら
--. 桜キッス
--. 鼓動
(本記事は私の主観と記憶によるものであり、実際の演者の意図・言動とは異なる場合があることをご了承ください)
「ぴっち」のシスターシェシェ・シスターミミ・蘭花・イズール、そして謎のOLさん。
「声優バンドなのに『けいおん!』のオーディション依頼が来なくて憤怒した」とは当人たちの弁ですが、とにもかくにも4年間やってきた。
そして本日発表された悲しいニュース。次回のライブで活動休止だそうです。
正直に言って、休止を聞いてかなりきつかった。
私の中で「ぴっち」は特別すぎる位置にある。
冗談抜きで命を救われたと感じてるし、今の自分の行動原理の大きな部分に影響を受けてる。
歌の力は本当に凄い。
放送当時、月の残業が約300時間・家に帰るのも月に数回といった感じで働いていたのですが、ほとんど「ぴっち」で乗り切ったようなものです。
たまたま深夜にやってたランキング番組で、たまたま「ぴっち」の歌(確か「七つの海の物語」だった)がほんの僅かに流れた時、異常に勇気づけられたのを今でも覚えてます。
おそらく曲を聞いた連想で、体が「ぴっち」を放送していた土曜朝と誤認してリフレッシュされた、といったところだと思いますが、それを呼び起こすほどに体にしみ込んでいたことに自分でも意外だった。
思えば、働くとはどういうことなのか、ちゃんと認識するようになったのも「ぴっち」があったからこそだった。
その「ぴっち」が最終回を迎えた後、非公式自主ライブが行われた際には本当に泣くほど嬉しかった。
そこから実に6年。番組の放送期間を遥かにこえる間、ずっと夢を見続けられたことには、感謝の言葉もない。
どんなものもいつかは終わる。でもそこで正真正銘の終わりではない。
そう教えてくれたのも「ぴっち」だった。あの人たちが頑張っているのなら、自分も頑張れると思った。
だから今回の休止も全ての終わりじゃないと思いたい。
さてライブの内容。
開演前、場内では延々70年代80年代の曲が流れ続けてた。
何かと思えば、メンバーの中学生当時の思い出の曲をかけてたらしい。
Cri☆siSさんは、何かが決定的にずれておられる。
今回は上記のとおりオリジナル曲が5曲。演目の半数を占めるようになりました。
元々一か八かの危なっかしい感じで始めたのに、いつの間にか堂々とワンマンライブを開けるようになってる。
それだけに今ここでの休止は本当に残念。
私はこじまめ派なので、例によって席はステージ向かって左に座ってた。
何かもう、ずっとその位置に座ってる気がする。
そしてずっとこじまめを眺めてる気がする。
ライブの感想を書こうと思ったのですが、何せ脳が混乱していることもあって、上手くまとまらなかった。
仕方がないので、今回はこじまめのことだけ書いてみる。
ファンファンファイン。まめまめこじまめ。
とりあえず、いつもの如く、こじまめさんは挙動の怪しい小動物でした。
あの生き物の、絶妙の外し具合は一体何なんでしょうか。
ケージに入れて餌を与えてる分にはいいけれど、外に出したら大惨事みたいな。
キーボードをひいてる最中のこじまめさんは、尋常ならざる可愛らしさだと言うのに。
常に楽しそうで、手や足の動きが愛らしてくて癒し効果が高すぎます。しかし外に出すと大惨事。困った子だ。
こじまめさんの「次世代型どじっ娘☆アイドル」の呼称は、当人的には黒歴史だそうです。
曰く「色々と追い詰められて苦し紛れだった」。
自称:清純派も似たり寄ったりだと思いますが…。
1曲目が終わった後、早々に自己紹介コーナー。
先頭の石塚さんが何故かモノマネをしたせいで、流れで後続もやることに。
こじまめ、玉砕。だってこじまめですもの。
今回のステージ衣装は、前半は黒。5曲目以降の後半は白の衣装でした。
場つなぎのため、着替えは半々に分かれての実行。
石塚さん・Rumiさんが着替えている間、こじまめ・土屋さん・下屋さんが場つなぎトーク。
土屋さんからのお題は、「メンバーにこれだけは言っておきたいことは何?」。
こじまめさんの回答は、ここにはちょっと載せられません。清純派はどこに…。
同コーナーでの下屋さんからの質問は「デートするとしたら誰が良い?但しアニメキャラの中で」。
こじまめさんの回答は「シティハンターの冴羽獠。サプライズが起きそうだから」。
その理由と人選自体は納得できるものの、状況対応能力に一番難がありそうなこじまめさんが言うと、非常に危険な香りが…。
「逆につきあいたくないのは食パンマン」。強弁。
あんなにお金大好きなのに(清純派…)、彼はダメらしい。
前回のライブでは、石塚さんがお誕生日だったため、AKBの衣装での熱唱の機会が与えられました。強制的に。
返答として、今回は下屋さんに氣志團コスプレでの「One Night Carnival」の機会が与えられました。強制的に。
しかし普通に唄えている下屋さんが凄い。
同様に、こじまめさんが「ToHeart2」のコスプレをされてた。強制的に。(石塚さんはToHeart2出演者)
愛くるしいのに嫌がりようが半端ない。
こじまめさんに科せられたのは、その格好で渡された台詞を読むこと。
とりあえず、小暮英麻さんがディスられてた。
そしてすぐに「いきなり大火傷させるな」との声が客席から。
私の左斜め後ろ5メートル程度のところに英麻様が。(英麻様もToHeart2出演者)
「歳末不用品放出企画」と題して行われたプレゼントコーナーでは、「出演者の私物プレゼント」の名のもとに正真正銘の不用品が処分されてました。
妹の部屋に転がっていたフィギュアとか。もはや出演者の私物ですらない。
そんな中、こじまめさんが提供したのは、昨年のお誕生日企画で贈られた愛の兜。こじまめが、物凄く悪い顔してた。珍しい。そしてもう清純派ではない。
とりともめもない感想になってますが、休止の告知がショックすぎて、ちょっとまともに脳が動かない。
お唄は相変わらず素晴らしかった。
「休止」が念頭にあったせいか、一つ一ついつも以上に歌詞が胸に響く。
今回のラスト曲「truth」は、Cri☆siSとして初めて演じた曲。
懐かしいな…。でもあっという間だった。
アンコールではオールスタンディング。
ラストの「鼓動」は、前々から言われていたように、オリジナルタオルを振りたくってのお唄でした。
でも振りたくりすぎて手からすっぽ抜けた挙句、拾おうとした際に飲み物を零してしまった。大変に申し訳ない。
あとメンバーの方もやっぱり内心浮足立ってたのかどうなのか、ステージ上でもやたら水を零されてました。
このぐだぐだ一歩手前のどたばた感も好きだったのですが、後1回しか見られないのか…。
つくづく残念です。でも本来なら「ぴっち」の終わった2004年に消えていたはずのこと。
それが一夜限りの悪夢として復活した2005年のライブから、うっかり二度寝して2006年のライブ、更にはそこから発展してCri☆siS。
とても素敵な夢を見れた。せめて感謝の気持ちだけは忘れないようにして、来年のライブに行きたいと思う。
【お土産】
新作のTシャツと特製ストラップ。そして次回の最後のライブチケット。
家に帰った後、数年ぶりに声を出して泣いた。
「ぴっち」の放送開始からは8年か…。
その間、色々なことがあった。
次回のライブは2011年3月26日(土)「Cri☆siS Final Live~また会う日まで~」。
この素晴らしい8年の一区切り、絶対に見に行こうと思う。
あえてリクエストをするなら、最後に「ぴっち」の曲をもう一度聴いてみたいな。
【追記】
改めて「Little Grace」を聞くとやたらに良い歌すぎる。
失恋ソングですが、歌詞中の「君」を「ぴっち」に置き換えると異様に涙腺に。
他の曲もそんな感じで、何か次のライブは普通に最初から最後まで泣いていそうだ。