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(第4話)トロピカル~ジュ!プリキュア「はじけるキュアパパイア!これが私の物語!」感想

2021年03月21日 | トロピカル~ジュ!プリキュア
■トロピカル~ジュ!プリキュア第4話「はじけるキュアパパイア!これが私の物語!」


(「トロピカル~ジュ!プリキュア」第4話より)

夏海さんはいまだに部活を決めあぐねていました。「今一番やりたいこと」を考えるあまり、時間をどんどん失っていく…。
そこにローラから一言。じゃあプリキュア部はどうかしら?
頓狂な提案で気を引き、「そんなバカな」と否定させて巧みに話題を誘導し、いつの間にか人魚伝説を調べることになりました。部活はどこいった。ローラの誘導術、すごい。

調べものをしに図書館にいったところ、人魚が好きっぽい先輩と遭遇。ローラに報告。返ってきた反応は「で、プリキュア向きか」。首尾一貫してる。当初の名目「人魚伝説の調査」はきっかけ作りに過ぎない。

件の一之瀬先輩は、創作題材に人魚を選ぶほどの筋金入り。だけど「非実在だから」と否定されたらしく、少々こじらせていました。適切な人魚成分が供給されないと、ヒトはこうして病んでしまう。これでは到底プリキュアは務まらない…。

折しも近隣で人魚展が開かれており、先輩もふらふらとそこへ。そしてやたらに生臭いオブジェの前にたむろしてる夏海さんらを見つけた。

なお夏海さんがここに来たのは、水族館の館長さんから「相変わらず人魚が好きみたいだから行ってきたら」とチケットを貰ったから。「夏海さんは人魚好き」だと、なぜ館長さんは思ったんだろう。ローラ絡みで何かやらかしてないか、夏海さん。

妙に生臭いオブジェの前で、先輩は童話「人魚姫」を語る。しかしながらその結末にオブジェが激怒。なんだそのニンゲン本位な話は!
かくして人魚さんの実在が証明された。

だっぱだっぱと泳ぎながら、とりあえずプリキュアに勧誘してみたものの不発。せっかくだから尾ひれを触らせてあげようとしたものの、これも拒否。ダメだこのニンゲン。
そうこうする内に敵が襲来。サマー&コーラルさんが迎撃に出るもピンチ。
立ち尽くす一之瀬先輩にローラは檄を飛ばす。救えるのはあんただけだ。人魚姫が願ったその足は、何のためにある!

とても良い演説です。ローラには足がないだけに、妙な説得力がある。あ、うん、あなたサカナだから助けに行けないよね。

足りない勇気はメイクで埋めて、何か色々とはっちゃけながら3人目のパパイアさんが加入なされた。柑橘系で目潰しするとか、ヒトとしてあるまじき戦い方で。
せっかく一歩を踏み出したので、せっかくなので尾ひれをもう一度。感想は「すごくリアル」。ぬめぬめしてたんだと思う。

【暗躍するサカナたち】

いつもの後回しの幹部は、調理中の怪我が原因で今日はお休み。しかも本人からの申請ではなく、職場管理からの休み。随分と優しい職場です。「後回し」が徹底されると、ホワイトになる皮肉。
これが負の方向に働くと「本人が嫌がってるからやらなくていい」になり、いつまでも殻に閉じこもる一之瀬さんが出来上がるのかしら。

一方ローラは「プリキュア探し」を後回しにせず、夏海さんの部活に割り込んで優先させ、「無理だ」と言う一之瀬さんを戦線に引っ張りだしてる。ただこれらは夏海さんや一之瀬さんと利害は対立していない。うまく誘導・融合している。

ローラは従来の謎生物のように「お世話される」要素がない(地上を歩けないけれど)。ハリーやココナツのように小動物にもならないので、「プリキュアを引っ張っていく存在」感が強い気がする。ハリーを「ハグプリチームのリーダー」とはあまり認識しないけど、「ローラとその仲間達」感はかなりあるというか。

今年は組織VS組織の構造が強いのかもしれない。今のところ、ローラを抜擢した女王様の判断は正しそうです。さすがは次期女王候補。口だけでなく本当に実力あるのは凄く好感。

【重なる3つの花】

例年の映画宣伝OPは、徹底したトロプリパート。
花寺さんの配慮がありがたいです。ヒープリなのかGoGoなのかトロプリなのか何だか分からん事態は避けられた。

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