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(第48話)ひろがるスカイ!プリキュア「守れヒーロー!みんなの街!」感想

2024年01月18日 | ひろがるスカイ!プリキュア
■(第48話)ひろがるスカイ!プリキュア「守れヒーロー!みんなの街!」感想

残り2話。
皆で力を合わせて戦って、カイゼリンさんも抑え込んで浄化し、ようやく会話ができるように。
ソラさんも嬉しそう。


(「ひろがるスカイ!プリキュア」第48話より)

とはいえ、画面のこちら側にいる視聴者的には大きな謎が二つ残ってる。

(1) ソラの言葉の真意が分からない

ソラさんは「やっとお話ができる」とおっしゃっている。何をお話して、それで何がどう解決するおつもりなんだろう?

カイゼリン視点では、エルレインが裏切って父親を殺したのは事実です。
お互いに持っている情報は全て出していますから、会話をしても疑いは晴れません。
ご丁寧なことに一番星さんは成仏なさっているので、エルレインに問いただすこともできない。

せめて悩みを吐き出せば楽になる…といった類のことでもないでしょう。
そもそもソラさん達は部外者です。エルちゃんはまだしも。

しかもこれまでの展開が、会話を重要視しているようには見えません。
むしろ会話の無意味さを描いているように思える。

例えば今回にしても、

・深く会話を交わしたわけでもないカバトンらが、自発的に助けに来てくれた
・バタフライは語らずに困難を引き受け、ウィングも言葉を交わさずにそれを察して自分の役目に注力した
・カイゼリンの心を折ったのは、スカイの言葉ではなく、バリア修復という現実
・会話しようとした隙を突かれて、カイゼリンが倒れた

等々、会話よりも行動などを重視している。
それにも関わらず、ソラさんは会話に拘っている。ここの説明がつかない。

次回語られる「最強の力」は、「F」やこれまでの描写を見るに「繋ぐ」(一人一人は弱くても、様々な個性を持つものがお互いに影響しあって自発的に立ち上がり、後に続くこと)かなと思うのですが、これも「会話」とは縁遠い。どう着地するんだろう?

(2) ツバサの役割が分からない

ソラ以上の主人公として位置づけられていた(20周年アニバーサリーブックでの対談インタビュー等より)彼ですが、行動と描写が不可解です。
今回だけを見ても、

・青の護衛隊に付与したキラキラエナジーは、ミノトン曰く鍛えれば得られるもの
・バリアが壊れたのでカバトンらは助けに来れた(バリアのせいで援軍が遅れた)

と、わざわざ言及させています。
どちらもテーマに関わる大きなポイントなので、重箱の隅をつつくような話ではないと思う。

前者は、ハグプリでいうところの全人類プリキュア化に通じます。
キラキラエナジー(≒プリキュア化)は、人から与えられるものではなく、自身の心意気でなるもの。

後者の「バリア」は比喩的には対話の拒絶ですから、ソラさんが拘る「会話しましょう」に反している。
実際、カイゼリンが対話すべきはスカイランド国王や国民であってソラたちではなく(マジェスティはまだしも)、バリアで断絶させるのは矛盾している。

元々怪しかったこれらに、しっかり言及して案の定ネガティブに扱っている。
この種の「わざわざネガティブに否定する」ことが、これまでにも何度もありました。

・飛べない竜族を道具を使って空を飛ばした後、(ツバサくんが果たせなかった)自力飛行をさせる
・エルちゃんのナイトを自称しているのに、扱いが雑(クルニクルン登場時の「そんなこと」発言や、成長した姿に納得しなかった等々)

どれもこれも避けようと思えば簡単にできます。
「バリアが壊れたから」ではなく、「様子を見てたらヤバそうだったから」などで何の問題もない。

更には今回の夢への語り。

ツバサくんが空を飛びたいと思ったのは、転落した自分を助けるために父鳥が決死で飛んだことです。
「飛ぶこと」そのものではなく、「子を助ける姿」に憧れたんだ…が私の理解。

この文脈なら「エルちゃんを守るナイト」「民衆を守る賢者」は、表面的な実現手段が違うだけで根底は一貫しています。
ソラさんが語った「ヒーローは泣いている子供を見捨てない」とも合致し、本作のモチーフ「ヒーロー」とも整合します。
子供番組である「プリキュア」的にも、「子供を守る」という動機は伏せる理由がない。

しかしどういうわけか、「飛びたかったのは父の姿に憧れたから」「その想いは今も一貫している」といった説明は、本編中でしていません。
それどころか、「一貫している」ことより「夢が変わる」ことを強調して説明している。

もちろん「夢は変わっていいんだよ」もテーマとしてはありえるのですが、だったらもっと全然違う夢を設定した方が分かりやすい(ハグプリの薬師寺さんの、役者→医者のような)。
それに「変わる」を重視するなら、ナイトを捨ててないと半端に見える。その機会(結婚式回)も、動機(10代に成長するエルちゃんの世話を男子がするのは不穏)もあったのに、エルちゃんの傍を離れるでもない。

率直に言ってお手上げなんですが、それでも無理に解釈すると、今の私の理解ではこういうのしか出てこない。

仮説『ツバサは未熟な半端者として描かれている。但し、未熟ではあっても悪いことではなく、子供の成長を温かく見守ろうというメッセージ』

例えば幼稚園児が棒を振り回しながら「僕はヒーローだ!ママを守るんだ!」とはしゃいでいたとして。
「お前はヒーローの肩書に酔ってるだけ。馬鹿なガキだ」と責めはしないはずです。
いずれ「ヒーロー」が何か、求められている「助け」が何なのかを学ぶだろうと、微笑ましく見守ると思います。

ツバサくんにはこの役割が与えられている…のかもしれない。そういえばソラさんの弟も似た感じです。

この解釈なら、ツバサくんの行動が一々否定されることや、ナイトや賢者といった形式ばった肩書の説明もつきます。彼は舞い上がってゴッコ遊びに興じている。
あげはさんの「少年」呼びとも整合してしまう。

ついでに言うなら、男子プリキュアの意味も見いだせてくる。
「男子プリキュアの歴史は浅いので、女子プリキュアと違いまだまだ未熟者であることを表現した」とか「(ある意味コケにされる役割なので)男子に割り当てた方が無難」とか。

※「F」のシュプリームにも通じる。
「プリキュア」を名乗ってはいるものの、シュプリームは本質を理解せず、表面を真似ているだけ。
ウィングも同様で、今回の話で「世界を守る」に言及し、ようやくプリキュアになった。とか。
あるいは「キュアを冠してはいるが、シュプリームと同様にプリキュアではない」ともとれる。さすがにこれを大真面目に主張する気はないし、自分でも賛同はしませんが。

自分で書いておいてなんですが、この一連の解釈は個人的には不快なので外れてて欲しい。
もうちょっと言葉を選べば、「的外れの背伸びをする少年」と「間違いを知りつつも優しく見守るお姉さん」という王道といえば王道のフォーマットになりそうには思うものの、あんまり深入りはしたくない。

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39 コメント

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Unknown (ruby_gillis)
2024-01-20 13:52:51
こちらこそありがとうございました。
疑問もあるからこそ、次回と次次回も楽しみに待ってます。
返信する
Unknown (ツバササン)
2024-01-20 13:25:46
ですね
向き不向きもありますし完璧とは中々いかないものですけど色々考えるのはやっぱり楽しむ為でありたいです
色々考えることもできたので、楽しかったです(全然楽しくなかったらすみません)
長々と付き合ってくださり有難うございました
返信する
Unknown (ruby_gillis)
2024-01-20 13:08:57
私も色々と書きはしましたけど、すっきり楽しめるのが第一なので、次回と最終回を楽しみに待ってはいます。
全部綺麗に説明できるかもしれません。
返信する
Unknown (Unknown)
2024-01-20 12:31:09
力押しに拘った、も確かに面白いですね
力押しで倒そうとするミノトンと、攫えればそれでいいスキアヘッドの対比があったのでカイゼリンはどっち側なのか…ということもありますが、あのカイゼリンは明らかに「縛られて」ますし
「出来の悪い生徒」にも繋がりますかね?
スキアヘッドの真意がまだ明かされてないと思うのでどうなりますかね
弱きを脅かす力(力だけが残る、力が全て)と弱きを守る力の対比なのかなとは思いますが

トンネル不可と「描写しない」ことでテーマにするのも中々難しそうではありますし「トンネル可」を描写できない(ツバサがバリアを作れてないことになるから)のであれば両立できず中途半端だし、やっぱり描写するにしろしないにしろ誰かしらは犠牲になる感じがしますが 「こっちが良かった」はやっぱり色々ありますよね

プリキュア呼びの理屈等に関してもそうですが、「わかりにくい」と思います 
思い出すのは23話の復活などもですね 自分は好きなんですが、説明描写が薄くてカタルシスが薄いと感じてる人が多い印象を受けました
こっちは「説明しないことでノイズが出る(本当に一瞬のカット挟むだけでも説明できることはある)」ですかね

「わからない(わかろうとしない)はテーマの放棄」とすら考えてるかもしれません
これはひろプリ見ててよく感じますが、視聴者に求めすぎかと思う反面それでも気にしない人は気にしないので良いのかな…と複雑

状況によりますが、個人的には「勢いで乗れるし、作中で説明(あるいは、メタ的なツッコミ)されてもそれはそれで面白い」くらいのバランスが大体理想かなとは感じますね
最終的には作者のリアリティラインに乗っかるしかないですけど
返信する
Unknown (ruby_gillis)
2024-01-20 11:16:37
もし制作陣が「この方が分かりやすい」と判断したのなら、私としては「判断ミス」だと感じます。
説明されなかったら浮かばないノイズが大きく、他の手段もあるからです。

たとえば、わざわざ「トンネル不可」を描写されなかった場合、

「カイゼリンもやろうと思えばトンネル奇襲はできたが、力こそ全てを示すために正面からの力押しに拘った。現にバリアがない時も、いきなり城に現れていない」

などテーマに即した厚みも持たせられました。

(バリアは明らかに壁として描写されている。無効化とは「壁があるから入れない」だけで、中の空間には中和能力はない、なども自己補完できます)
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Unknown (Unknown)
2024-01-20 11:05:15
「アンダーグエナジーの侵入を防ぐバリア」であると作中で断言してる(それがバリアの存在意義そのものである)ので、曖昧にしづらいと思われたのかもしれませんね。
プリキュアが戦ってる側の上空のバリアが割れるので、「方向とか関係なくヒビが割れてればワープ可能」を説明してることになります 
仰られるようにこれを実際気にするかどうかは人によるし一々ツッコむのも寒いなとも思いますし、ひっくり返すように感じられたら申し訳ないのですが、今作は自動修復の仕組みも一応言及したりしたので「今作の脚本の方は少し気にされてる」ということかもしれません 
リアリティラインどう置くかの問題ですね
自動名乗り等も昔から「作中で突っ込まれるけど細えことはいいと軽くスルーされる」程度のツッコミはありますし

過去インタビュー(作品外要素ですみません)で「何故変身したらプリキュアネームで呼ぶのか?」等仰られてたので
これは茶々というより、脚本家として作劇のルールを考える上で出てきた疑問とは思いますが
ハッキリ作中説明があるタイプのものでは無いですが、実際に過去作と本名とキュア名についての扱いが少し違うとは感じます(プリキュア状態でも本名で呼ぶことが結構多い)

そうですね スカイが言ってたのとは少し違う状況ですけど「未熟だけどそれで良い」「だから支え合う」と解釈したいです
返信する
Unknown (ruby_gillis)
2024-01-20 10:25:26
あと念の為ですが、記事にも書いたように私も「ツバサは未熟説」は不快なので、大々的に推したいわけではありません。

「成長途中の有望株」「優秀な新卒社会人」
(ベテランから見れば未熟な世間知らずだが、それで良い。稚拙だからこその熱意から学ぶものもある)

のように言葉を選べば印象は変わるかとも思いますが、まだ最終回を迎えていないので、辿った思考を素直に書いています。
返信する
Unknown (ruby_gillis)
2024-01-20 10:18:15
意図を汲んでくださりありがとうございます。

私としては「バリアがトンネルを防げるかは、そもそも気にされない」の意識でいます。
「ヨヨさんの家にトンネルを繋いで奇襲しないのはなぜ?」と同様のツッコミにすぎず、仮にそんな寒いことをされたなら

「特殊なパワーで守っている(描写は省略されている)」
「精密さがないので無理なんだろう」

等を「つまんない指摘だな」と思いつつ返すと思います。
事実として「トンネル奇襲はしていない」のだから、「できない理由があるのだろう」を前提に考えます。

実際のところ、カバトンが説明しなかったら気にするとは思えないです。
仮に「おかしいぞ!バリアはどうした!」と批判する人がいたとしても、「いや、そのシーンは壊れてますよ」で終わりですよね。
「じゃあバリアが邪魔していたんだな!無能として演出されている!」と続いても、

「壊れたから入れたとも、トンネルで直接来たとも確定していない」
あるいは
「誤解されかねないから説明は避けた。無能だと表現したいなら説明するはず。よって違う」

となります。
返信する
Unknown (ツバササン)
2024-01-20 09:34:22
「ツバサがそんなの作れるのにスカイランド人は無能なの?」とかですかね
自分もそういう茶々を入れる寒い話はあまり好かないので明言してくださり有難うございます

魅力的に描くために整合性を無視は今回のカバミノの力にも通じます
あくまで「制作側が何を描きたいのか」を軸に脚本執筆中、なぜそれがベストとしたのかを考えてみます

カバの一言だけなら一瞬の尺なので「説明する」は殆どコストでなく、当然「説明しない」自体に問答無用でメリットがある訳でもない(「ピンチだから」等も含め同等に並列し提示された選択肢のうちの一つ)
選びたくないから説明しないではなく「それも含めて選択」です

ここのセリフで変化するのは「カバ達の印象」と「バリアへの評価(記事で言われるツバサの賛否に直結)」ですかね(他にもあったらすみません)
この2点を「視聴者にどう評価させたいか」 
制作者が台詞一つによってコントロールする、ということで大丈夫でしょうか

無能というのは記事で言われているところの”ツバサの行動が否定される(ように見える描写)”という意味です 「否定されてるのか?」はここでの本題なので外せません 
変身の整合性ではなく「役割意義」寄りの話です(例えばプリキュアが敵を浄化できなければ、のような)

通さないものを作ってたのに理由なく通していたら「根本的に作るものを間違えていた無能。未熟どころか本当に『何も能がなかった』」になるので、個人的には1番避けたい誤解ですが、どうでしょうか
何も触れなくてもどうだったのかわからずモヤモヤが残る その為の補足・強調です
ツバサを描く過程として「街を守るバリア」は外さない前提にはなってしまいますが

「カバ達がキラキラエナジーに完全に覚醒し、キラキラトンネルを作れるようになった」も選択肢ですが、説明が長くなるのとカバ達をそこまですごくしたい(というより間接的にヨヨさんを貶したい)かと考えるとやはり微妙 そういう意味では「カバ達も未熟」ではあります


矛盾しそうな「ブレ」と「繋がり(一貫性)」を同時に描いてるので、そこが気持ち悪く見えるのでしょうかね
その二つを(テーマとして、混ぜて)描写することを選んだのは何故か、となると「それをやりたかったから」以外にあまり浮かびませんが…
返信する
Unknown (ruby_gillis)
2024-01-20 08:01:10
私が言いたいのは、

「原理はどうなっているのか」
「ストーリーがおかしい」
ではなく、

「その描写を選んだのは何故か」です。

極論をいえば、制作者が必要と判断しているなら、矛盾を一々気にはしません。
「変身バンク中に攻撃されないのは何故か?敵が無能だと誤解されるぞ」などがそうです。

探している答えは、
「見栄えが良くて盛り上がるからだ」
「これを見て盛り上がるタイプの人に向けた番組だからだ」
「プリキュアは自己実現の面が強いので、姿が変わるシーンは極めて重要だ」
などであって、

「高速で一瞬で変身しているからだ」
「実際にバンク無しで変身することもあるよね」
ではありません。

(「いやいや、明らかに敵の目の前で呑気に変身アイテムを掲げたり、変身中に敵が反応する描写もあるよね」と、クソつまらない議論をしたいのではありません)

(「見栄えがよいから」は分かった上で、空想科学読本のように「それはそれとして原理は何か」を考えることもありますが、今しているのは違います)

再三繰り返していますので、ここを誤解したコメントには以後は触れません。
返信する
Unknown (ruby_gillis)
2024-01-20 07:01:34
「普通に考えたらどうでもいいけど何故なのか気になる」部分が違うだけ、とは私は思わないです。
挙げていただいた例は、基本的には「説明の省略」の例ですよね。
私が指摘したのは「(余計な)説明をした」ことです。

「バリアが割られたから無能」とは私は書いていません。
「しなくても成り立つ描写を、あえてしたのは何故か」がポイントなんです。

「ブレることを積極的に肯定する」のでしたら、記事にも書いたように、全く違う夢にした方が分かりやすかったと思っています。
返信する
Unknown (Unknown)
2024-01-20 04:40:05
個人的には、「どうやっても誰かの誤解を招く表現にはなってしまう」かなと思います 別に誤解しない人もそれなりに多いとも思います
「なんでカバトンが入ってこれてるの?バリア無能?反論は思いつくけどなんでこんな展開に?」
「何でこのタイミングまで来なかったの?ピンチまで待ってたとかふざけてる(本気ではない)の?」「潜伏してたの?ソラシド市に住んでたはずなのにどのタイミングで?」と疑問に思うこともあるかと思います どうでもいい(そこは本筋では無い)から説明の尺は極力取りたくないだろうとも思います

ツバサが無能だという(性格ではなく技術的な)評価の話なら「バリアが割れる時点で無能」ですし、「ひび割れ程度かつ修復できたから有能」でもあります カバトンが割れた以外の理由で来れるかもという余地があった場合「ワープ対策はしてない(可能性のある)無能」にもなります
特にヨヨさんのトンネル辺りは「考えるまでもなくわかること」ですし、バリアが復活したら云々は「どうでも良いから描写してないこと」です

「普通に考えたらどうでもいいけど何故なのか気になる」部分が違うだけってことになりませんかね?“わざわざ誤解を招いている”というより 
ifの展開は無限に思いつきますが、それをキチンと話としてまとめた上で今以上にボロや批判が一切出ないかと言われると微妙な気がします
全てを100%キチンと説明しないと、特に考えてない人以外から「何故?」は必ず出てきてしまいますし(勝手に読者が受け取る言外テーマなら尚更不可能に近い)
自分なりに考察した末おかしくないか?と感じてしまうのはあるかもしれませんが、考察する上でノイズは出るべきものなんじゃないでしょうか? そこを否定してるわけで無ければこちらの勘違いですし、「そんなこと皆分かった上で、(どんな描写でも)そういうのを考えること自体を楽しんでるんだよ」なら申し訳ありません

ツバサの夢はブレることを良ししてるため、「ブレたと思われる」ことも誤魔化さず良しとしているかもしれませんね 完全無欠人間として描こうとはしてないでしょうし
また、これは違う話ですが、作者も1人の人間であるので話が出来上がった後に振り返る時間は読者の方が優位ではあり(それが正しいかどうかはともかく)「こうすれば良かった」が出やすくはありますね
返信する
Unknown (ruby_gillis)
2024-01-20 00:40:18
繰り返しになりますが、私も「そういうことだ」で良くて、無意味な深読みは不要だと思っています。
だから「なぜわざわざこんな描写を選ぶのか?」と書きました。
カバトンの台詞が「ピンチだったから来た」ならば、今やってるような不毛な深読みは思いつきもしなかったと思います。「バリアのせいで遅れたんだ!ツバサの行為は裏目に出た!」なんてことも考えもしなかったでしょうし、言う人がいたら「カバトンらは様子見する動機があるから、バリアのせいかはわからない」等、反論していたと思います。
返信する
Unknown (ruby_gillis)
2024-01-20 00:40:10
「夢が変わるのはおかしい」といいたいのではなく、「夢は変わっても良いと伝えたいなら、なぜわざわざ誤解を招く描写にするのか?」です。
「ブレた」と見られにくい対策は幾つもあるのに、そこが不思議なんです。

カバトンにトンネルに言及させることに拘るなら「ソラシド市からトンネルで大至急駆けつけた」等で済みます。
いやでもこうだから…は幾らでも生み出せますけど、「わざわざ誤解を招く描写にするのは何故?」「そこはそんなに拘る理由があるの?」の話をしています。

ヨヨさんのトンネルは原理が違う等々も同様で、そういう設定ならそれで構わないのですが、クライマックスの戦闘中に「うむ、トンネルと呼んでるけど違うものだしな」「アンダーグのトンネルも、バリアが復活しても何故か壊れないんだろう」と一々考えるのもノイズに感じます。

バッタの活躍もどうとでもなります。アンダーグエナジーをコントロールするなり、人を誘導するなり。
制作陣は舞台を作れるんですから、合わないなら変えれば良いです。
返信する
Unknown (ツバササン)
2024-01-20 00:11:09
「夢は変わっても良い」でも良いと言われてましたし、それをテーマとして明確にやってた回もある(「思いもよらないところから繋がる可能性もある」も含む)のであまり問題はない気がします 将来なんてよくわからなくて不安な時期の心境を描いてるので尚更コロコロ変わるべきとすら
人としてブレていて美しくない、みたいに思われる方もいるのかもしれませんが

21話で考えてたのってエルちゃんから離れるとかってより「エルちゃんが成長したらナイトの役目御免なのでは?」という不安からで、ずっと一緒はあくまで「エルちゃんがずっと一緒にいたいと思っている(他の皆もそうだけど)」なんですよね 最後に別れは待ってると思いますけど

3人の会話についてはツバサ側から2人に戦力ではなくトンネルを要求するのにカバトンからトンネルについての言及があった方が自然かなと

ヨヨさんのトンネルがアンダーグエナジーによるものではないということすら自然に理解されず「なんでヨヨさんはトンネル作れるの?」になるレベルを前提にするなら、「なんでカバトンはトンネル作れるの?(→あぁ、天井が割れただけでもok扱いってことなのね)」も欲しいし、元々アンダーグエナジーを通さないって話との摩擦があるのでそっちの説明のが大事な気がします
(力に自信がないので)直接戦闘に加わらず後ろで避難誘導してるバッタを入れたいならトンネルも欲しいって感じですかね
ソラシド市に話が繋がるのかはわかりませんが、戦争の話してるので最悪に備えてスカイランド人の生き残りの可能性を上げてるって話ではありますよね
カイゼリンがソラシド市に攻めてくるかはわかりませんが、現時点での目的は「プリンセスとスカイランド」と皮肉にも対話でわかっているので

反論が簡単に思い浮かぶなら、「そういうことか」で良い気が個人的にはしますけど (気になったら永遠に深読みして自分の世界を広げ続けるというのも面白いのはわかります 「正しいとは何なのか考え続けなければならない」とヒーローさんも言ってることですし…夢も含めて考えることを促す話の作り方なのかなぁとは何となく 見る人が見れば放棄と捉えられるんでしょうね)
残り2話で色々ひっくり返る可能性もあるのでそこも見届けて色々と思いを馳せたいですかね
返信する
Unknown (ruby_gillis)
2024-01-19 19:32:45
ナイトを離れるのは私も自然だと思うんですが、これも記事に書いたように「夢がコロコロと変わった」と批判されかねないのに、それを防ぐ算段を放棄しているように見えるのが疑問でした。
結婚式回はよい機会だったはずなのに、ラストは「ずっと一緒」で元に戻っているのも釈然としません

カバトンのセリフも、

カバ「バリアが破られてピンチだから助けに来てやった」
ツバ「そうだ!トンネルを作ってください!」
ミノ「もうやってる」

に変えたとしても特には支障がないです。
どうでもいい設定話でいえば、

「ヨヨさんのトンネルはどうやって作った?バリアが壊れたからなら、ランボーグの群れの侵入路の横にあるの?」
「バリアが復活したらトンネルは寸断されるの?」
等、しょうもないノイズがゴチャゴチャあります。
それぞれに説明はつけられるにしても「どうでもいい」のだから、わざわざ触れるのが不思議です

そもそもでいえば、トンネルで避難させず籠城にしていれば済みますし。
(これについては最終話あたりで、避難者とソラシド市との交流を予定しているのかもしれません)

「ソラシド市にはバリアはないから、カイゼリンがソラシド市にトンネルを張ったらピンチ」
「一部の人しか逃げられないトンネルを、なぜフォーカスしたのか」
「バリアが直ったら逃げなくても良い。逃げるならバリアを放棄しても良い」
等々、これもそれぞれに反論は思いつきますが、「なんでわざわざ、こんな展開に」と感じてしまいます
返信する
Unknown (ツバササン)
2024-01-19 16:52:44
21話で「エルちゃんが成長したらどうするの?」でナイトについて疑問を持ってるんですよね そして実際エルちゃんは成長(?)しましたし
なので構成として意図的にエルちゃんに依存しない道にしたのはあってるんだと思います 
「王様がツバサを離そうとしてそうした」って解釈が個人的になんか嫌だっただけですね、すみません

自分も移動方法自体はどうでも良いですね(トンネルの方が当然早く移動できるよね、程度)
「トンネルで来た」→「じゃあそれを使って!」→「もうやってる」なので 移動方法から説明した方がむしろ労力が減るのかなとは感じました
あと、「どうして来たのか」についてミノトンは「恩返し」ですけど、カバトンは代わりに「どうやって」を喋ったという印象もありますね 台詞バランス考慮と、個人的にカバトンはあんまり(ミノトンほど)恩返しとか直接言わなそうだと思ったので

あとは現実の戦争事情も意識してるのかなとかうっすら思いましたけど、この辺はちょっと自分には色んな意味で難しいですが…
返信する
Unknown (ruby_gillis)
2024-01-19 14:41:43
賢者の肩書きはかえって誤解を招きかねず、わかりやすさにはあまり寄与しないように思います。
拘るならナイトと統合して「教育係」など候補もあります。
また、分かりにくいからと更に説明が必要な設定を後付していくのは、構成として歪で、だったら最初を見直すのが自然だと思います。

カバ達が移動にワープトンネルを使うのが自然とは、個人的には思いません。というか気にしないです。
彼らの移動方法は、わざわざクライマックスで説明するほど重要でしょうか?
それは余計な誤解を生みかねないリスクをおしてまで、必要な情報ですか?

「壊れたからひろがる」は確かに魅力的な解釈だと思いますが、その路線だと「バリアを解除する」でないと辻褄をあわせづらいかもしれません。
「閉ざすのではなく開こう。困難もあるが、それ以上に良いこともある」であれば、ツバサくんの夢の広がりやカイゼリンへの語りにもなりそうです(来週の展開次第ですね)
返信する
Unknown (ツバササン)
2024-01-19 10:59:03
・スカイランドは現代科学が無いので「科学者」はおらず「賢者」という表現(警察じゃなく護衛隊であるような)
・「保育士」「護衛隊」「絵本作家」のような肩書き自体はあった方がわかりやすいのでは?
・少し肩書きは違うけど、ヨヨさんから受け継いでいるという表現にしたいのでは
とは思いますね

理由は何でもいい(言わなくていい)のにあえて理由を絞ったのはなぜか?理由があるのかな?って事ですよね
「なんで入ってこれたか→少しでもヒビが入ればトンネル移動可能」の説明かなとは思いますが 今までは入れない(入れてはいけない)ので 
移動にワープトンネル使うのはごく自然(わざわざ歩いてくる方がおかしい)のでここを崩すならアンダーグの設定を根本からひっくり返さなきゃダメな気がします

自然な説明より隠されたテーマを優先して考えるなら、「(ある意味、夢が絶たれて)知識が無駄になった?→思わぬ所から夢が広がるし、実は知識も(再活用できるから)無駄になってない」
「(バリアが壊れてしまって)無駄になった?→戦力(仲間)が広がったし、バリアもそれ自体は無駄になってない」
→壊れることで広がって、壊れたと思ったものも無駄ではないというテーマ?
「砕けた夢とよみがえる力」とも通ずる気がします 
対話路線も「砕けて前に進む」なんでしょうかね

力そのものたるアンダーグエナジーも何度でも蘇るし、そもそも蘇るというより消えないって感じはありますが
ランボーグへの「浄化」とプリキュアへの「絶望」も力が消える以前に使いたくなくなると言う点で似たような感じでしょうか (スカイの積み重ねは無くなってないので力が消えたわけではなく隠れただけ)

まぁ隠されたテーマ妄想にいくとそれこそ何でもアリになるので納得いくのを選ぶしかないですかね?
賢者とエルちゃん成長は少し時期ずれてるけどまぁ確かにあの状態で子守役ってのは微妙ですよね笑 エルさんも「私が守ってあげるからね」と言ってますから尚更ナイト要素は薄められてますし、お互いを守ることを良しとしてるのでナイトで最後まで突っ走るのもどうかと思うし
そうなると「ナイトがプリンセスに守られるなんて」からして意識してそうに感じます
王様の思考云々以前にツバサのキャラ性を制作側が考えた時そうなった、ってのはありそうですね
返信する
Unknown (ruby_gillis)
2024-01-18 23:47:18
賢者になったのもヨヨさんの推薦ですから、そこは大差ないかと思います。

また「エルちゃんから離すため」は、どちらかといえば順序が逆で、急に出てきた賢者が不自然なので、理由を探すと「二人を離すためか?」が思い浮かんだ、の流れです。
10代女子の姿に成長する赤ちゃんの世話を男子にさせるのは無用の誤解を招きますから、番組的には妥当な処置に思えます。そこからの派生で、国王の心情もありえるかもなぁ程度の話です。

カバトンの件も真相はぶっちゃけ何だっていいんです。

バリアのせいで来れなかったのか、穴が空くまでは来る気がなかったのでバリアは悪くないのか、前々から潜んでいたのか等々は、大半の人にはどうでもいいと思います。深読みしたい人が、あれこれ楽しめばいい。

だから「ピンチだから助けに来た(それまで何をしていて、バリアの影響の有無はどうなのかは想像に任せます)」で良いはずなのに、あえて「バリアのせいで遅れた」と言及するのは何故なのか?そこを気にしています
返信する
Unknown (ツバサアン)
2024-01-18 23:20:21
ヨヨさんのお墨付き、だけじゃなくツバサ自身の功績であるのは重要な気がします
というか、どちらかというとエルから離すための手段が賢者認定というのがかなり周りくどいように感じます 普通に考えたらツバサの頑張りが認められたって描写でしかないので 賢者認定後も当然に子守任されてるのもおかしい(ここは結局人の感じ方なのかもしれませんね)

描写のバリエーションは色々考えられると思いますけど、そもそも「割れた後にワープ」だけが描写したいことと矛盾し不都合に見えるという最初の話も結局何故なのかよく分かりません 
「割れた穴からなら入れる」がアリなら尚更に

「アンダーグのワープできる力を持ってる」「バリアは(割れなければ)それを通さない」の2つあれば作中の描写になるのは自然(ワープを使わない理由がない)なので
バリア破れたけど色んな助けがあって修復できた、を描くなら自然な流れにしか思えません

バリアが割れなければ問題ない、割れるにしてもその前に待機してるカバ達がダークトンネル開けて避難させる準備できてる 
この状況でツバサに落ち度があるということですよね

バリアはアンダーグエナジーを通さないので、仮にその前から中で待機しててもソラシド市にトンネルは開けませんし アンダーグエナジー(のトンネル)が「誰も期待してない完全に予想外の助け」であることの強調にはなりますかね

長くなってしまって、色々とすみません もし同じこと言ってたら申し訳ないです
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Unknown (ruby_gillis)
2024-01-18 22:11:43
繰り返しになってしまいますが、「制作陣は自由に状況を設定できる」ので、描写したいことに合わせて理由はつけられます。

・カバトン等は様子を察してスカイランドの近くにワープはしていたが、バツが悪くて町中には入らなかった(のでバリアの有無は関係ない)
・バリアはただの壁なので、張られる前に中に入ったアンダーグは除去できない
・ランボーグは空いた穴から入ってきてるんだから、同じく空いた穴から入ってきてもカバトンらは間に合う
・実態はバリアのせいで入りたくても入れなかったのだが、たいして重要ではないので、あえては言及しない

等々。
「バリアがあればトンネルで入ってこれない」ことは、今まさにカイゼリンが仕掛けてこなかったんですから自明でしょう。
「傷」についても、「怪我したから深まった(割れてピンチだから入ってきた)」で事足ります

賢者の件も「賢者だから閲覧できた」も「ヨヨさんのお墨付きだから閲覧できた」でも、展開に差はありません。制作陣は都合よく設定を用意できます。

ナイトが導くのは奇妙とは感じませんが、気になるなら「国を守ってくれ」でも良いです。
王様自身も子守から賢者に変化しているのも、余計なノイズになってしまっています。
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Unknown (ツバサアン)
2024-01-18 21:23:48
「割れたから歩いてきた」だと「割れたから(ワープで)来れた」と同じことじゃないですか? 割れる前にアンダーグエナジー持ちが歩いて入れてしまうならダメダメですよね どこで待機してた?とかは尺の都合ですかね

割れたから入れたっていうのは「バリアが割れないとワープで侵入もできない」ってのをついでに改めて説明する意味も 潜伏に関しても、それができてしまうのは少し怖い
うーん…深読みしすぎるなら、傷を負うことがきっかけで空と闇が和解することの暗喩?とかありますかね 

ナイトが国を導くのもおかしな話ですし
確かに賢者って無駄に仰々しいとは思いますけど、一応認められスカイランド城の文書を積極的に借りられたというのが先に繋がってる話もありますし
14話でナイトではなく「プリンセスの子守り役として」と、王様自身が言っちゃってるのが… それ以降に思惑の変化があったかはわからないですね
王様達の「親としての感情」に関しては中々難しいところですね 視聴者的には今更な感じもありますが
色々解釈できるのは面白いですね
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Unknown (ruby_gillis)
2024-01-18 20:30:51
「バリアが破られるまで郊外から様子を見ていた」「割れたから歩いてやってきた」で解決します。
トンネルを使ったということはソラシド市に待機していたと思われますが、戦況を見ていたならスカイランドに来て様子を窺っている方が自然です。

もちろん隠れた事情を色々と想像はできますが、制作陣は設定を自由にできるんですから、都合のよい状況を作れば良いんです。
「バリアを張る前から、スカイランドに潜伏していた」などなど。

王様の件は、「賢者」の称号を使わなければ済みます。「これからもプリンセスのナイトとして、王国を導いてくれ」で問題ないです。
ツバサくんは賢者だから凄いのではなく、凄いから賢者のはずですよね。今回の話も賢者の肩書がなくても成立します。

※一応触れますと「手元から放した幼い娘の世話を、血縁者でもない男子がしている」のは、成人視聴者の大半を占めると思われる「女児の親」からは引っかかるポイントです
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Unknown (ツバサアン)
2024-01-18 20:07:21
単純に、「破れたから来れた(破れなければ来れない)」じゃないと47話からスキアヘッドのワープ侵入を許してしまってバリアの意味無くなっちゃわないですか?
スキアヘッドが入れなくてカバミノが入れる理由として「割れるタイミング」しかない気がします
カイゼリンがあんな動けなさそうな姿になったのはそれこそ設定で都合つけた気はしますが
それともカバトンの言い方が悪かったと言うことですかね?わざわざピンチになるより前から来い、というツッコミへの回避も兼ねてるでしょうかね
バリアは破壊されたけどそれで終わりでなくツバサ(や皆)の力で再修復できましたし

割れないと入れない構造が足を引っ張った、という印象はわからなくないですけど、王様に関しては正直強引に誤解してるのかなと思ってしまいました すみません
どうしたら誤解しないような展開になったんでしょうかね
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Unknown (ruby_gillis)
2024-01-18 19:26:28
ツバサアンさん

最初に誤解のないように念を押しますと、ツバサくん憎しでのキャラクター批判ではなく、描写への疑問です。
私はひろプリではソラを推していますが、同様に「言動がおかしい」等、書いてきています。(今回の記事でツバサくんに文量を割いたのは、ソラは次回で動きがあると思われるからです)

その上で本題に入りますと、ポイントは「肯定的な解釈も可能か?」ではなく、「なぜわざわざこんな描写にしたのか?」です。

カバトンの例ですと「バリアが破れてピンチだったから来た」で良いですよね。
ご指摘の通り、破られなければ来なくても良いんですから、何もおかしくありません。
台詞量も、後の展開も変わりませんから、避ける理由もなさそうです。

それなのに、なぜあえて「バリアが壊れたから来れた」にしたのか?が疑問なんです。

護衛隊や王様も同様で、大筋を変えずに誤解を避ける描写は容易くできます。
「設定がこうだから」ではなく、制作サイドは設定を作れる立場なんだから、「なぜそのような設定にしたのか?」なんです。

最初にも書いたようにキャラクター憎しでの批判ではありません。
もし「ピンチだから助けに来た」ではなく「バリアが壊れたから来れた」である必要性を見つけ出せれば、ツバサくんのキャラが更に深まるはずです。
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Unknown (Unknown)
2024-01-18 18:25:37
なるほどです、浅慮ですみませんでした
とにかく説明してくれることが少ないので、色々と推測の域を出ないですね
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Unknown (ruby_gillis)
2024-01-18 18:19:12
「暴れる」とは「暴力」に限定されませんし、望んではなくとも必要ならば戦って抵抗することもまた「(危機に際して泣き寝入りではなく)暴れたい」ですから、テーマに自然体で合致しています。

「普通」や「憧れ」も同様で、描きたいことにあわせて設定すれば良いだけです。「テーマは反するがこれが自然体だから」では、ただの失敗になってしまいます。
テーマに即した行動が自然体のキャラクターを設定するか、描きたいキャラの自然体に沿ったテーマを掲げればすみます。

だから「失敗でないとしたら、自分の解釈が間違ってるんだろう」との理解でこの記事を書いています。

「幼い頃“空を飛ぶ”ようなスーパーマン(ないし、いつかの父)に憧れ勉強した」についても、その説明がされていないことが疑問の発端です
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Unknown (ツバサアン)
2024-01-18 18:18:46
なんというか、ツバサのやってることってそんな否定されてますかね?
護衛隊が技術に頼らないと戦えないのは事実だし、「プリキュア(やアンダーグ出身者)のような域に至らなくとも技術で補うのを可能にした」って話なんではないかと
バリアに関しても、割れるまでカバミノ来れなかったと言いますが、そもそも割れないのであれば何も問題が無いわけでバリア自体がマイナスになってるとは思えません
王様が、エルちゃんから遠ざけるための打算で賢者にしたというのもよくわかりません 王様と交流しやすいという意味でむしろより近づいているのでは?
それ以前は戦いが終わったらツバサがエルちゃんのそばにいる理由は無いですし まあ国を救ったヒーローを邪険にするとも思えませんし会いたいなら会わせる気もしますが そこまで王様が性格悪い描写もないですよね
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Unknown (Unknown)
2024-01-18 16:06:45
“「男子だからこう」と感じる〜”は、「男子がプリキュアになるのはおかしい」ってことですか? おかしいと感じる人も居るのは仕方ないですが(どんなに説得しても偏見を持つ人は多分居る)

作中で出してる範囲としては、「女の子なのに暴れたいの?」→「別に暴れたくない、敵はとっとと帰ってほしい」が自然体と描かれている
製作者は暴れさせたいけど、作中の女の子は暴れたいと思ってない でも子供から見たらカッコいい(なぜなら自然体だから)
なので自然体であることがテーマ以上(というか、テーマ以前)に何よりも重要と考えているのかなと 「普通」と言い換えた方が分かりやすいですかね
大人はテーマを対比させるとか色々考えるけど、アニメの根源は憧れであると思うので

作中の子は元々はプリキュアなんて知らないし、なんか知らないけど成り行きでなってるだけ、その上でただ生きているだけ それが何より大事なことです
ファンタジー要素もあるとはいえ「幼い頃“空を飛ぶ”ようなスーパーマン(ないし、いつかの父)に憧れ勉強した」「色々旅してその頃とは違うけど憧れてたのは変わらない。勉強は無駄になってない、今は現実の夢(“街を守る”)に向かって頑張ってる」そんな普通の男の子の思考上の憧れラインであることが前提条件
ひろのメンバーは、リアリティのクオリティも年齢と共に上がっていってるので尚更そう感じられる

「どこにでも居そうな」は子供向けアニメの主人公の才でもある のび太が普通の男の子だからこそ、ドラえもんが自分の近くにもいる気がするような
「普通の」ってのはある種偏見でもあるけど、子供にとっての憧れを描く上で大事なポイントであるのは間違いない
ちょっと真面目すぎる気もしますけどね

あくまで製作者はこう考えてるんじゃないかな、という所感です。
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Unknown (ruby_gillis)
2024-01-18 14:23:24
「男子だからこう」と感じる人がいると分かっているのに、何も描かないのはただの放棄だと思っています。
女子で考えると分かりやすくて、「女の子なのに戦うの!?」と露骨に繰り返さなくても、「女の子だって暴れたい」を表現できていますよね

自然体についても、「何が自然体なのか」を公式側は自由に設定できますから、「なぜ自然体をそれにしたのか」「表現したいのがこれなら、もっと誤解を招かないやり方があるのに」となります。テーマに沿った自然体のキャラクターにすれば良いんですから。
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Unknown (Unknown)
2024-01-18 14:22:55
ひろプリ内で対話は「人が操り、人が受け取るものだから危険でもある」印象はある

特に序盤ソラはよく強い言葉を使ってしまってたし、ツバサとあげはの関係や23話の手紙辺りも結果的に上手くいったが全く安全が保障された橋ではない 絵本も最初エルちゃんに伝わってたかどうかはわからなかったし…赤ちゃんを中心に据えてたこと考えてもやっぱり会話が不必要ってのは、どうなんだろう
主が言われていたアンダーグとの和平の話もそうですね
まあ、なので行動で補強してあげないと、という話になるのでしょうかね 言葉は電気で行動は電線みたいな
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Unknown (Unknown)
2024-01-18 14:11:06
「男プリキュアだからこう」ってなると、「男の子だからこう」「女の子だからこう」って言ってる人らと同類になっちゃうんで
後、男プリキュアを描いてほしいと言った人と描いている人は厳密には別であるのでそこも少しややこしい

じゃあ何を描けばいいのかってなる時に「ツバサという人間(鳥)はこう」で極力“自然体”を描こうとする他ないと思うんですけど、最近はそれを「こう描かなきゃおかしい・正義ではない」と制限されてるような感じがあってしんどそう で色々と誤魔化し逃げることになる(それも含めてツバサの自然体として基礎付けられてはいるが)

あげはさんの少年呼びなんかも本人達の関係を無視して「正義」から叩かれるし
人との関係なんて、一般論とかじゃなく自分達なりの正しさを積み重ねていくしかないのに
例えば「あだ名はいじめに繋がるから禁止」みたいな、わからんでもないけど狭苦しい理論に押しつぶされそうな感じ

ひろプリは「多様性は当たり前だから描かない」と構成の人が言ってたけど、あえて描いていると仮定するなら「多様性とは論ではなくそれぞれの自然体の事」だと思うんですよね
テーマには勿論ある程度沿うけど、作品(キャラ)作りの根本は自然体であるって感じ なので「自然に世界を描こうとしたら自然にこうなった」もあるかなと

とはいえ色々と誤魔化しつつそれをやってるので、ある意味中途半端に見えたりとか 自然体を言い訳にしてるように見えてしまう、とか
人を見てどう捉えるかは捉える人次第というか

恐らく「(理想では誰も傷つけたくないから)話がしたいと思った」ソラがこれから出す答えもあくまでソラの答えであり絶対の正解ではないだろうけど、ソラなりの成長を感じるものであれば良いのかな
そういえば対話はツバサが持ち出した方法だったが、8話「相手の事情を知らないで攻撃してしまい、その後話し合ってから和解」を意識したりしてるんだろうか 結構構図が似てるような気もする

普通に考えたら言葉も行動もどっちも大事、って話ではある どちらも「別ベクトルの力」でもあるし片方に頼るのは勿体無い
ひろプリはあんま言葉に頼れてない感じもあるけど
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Unknown (ruby_gillis)
2024-01-18 12:14:38
色々と推測は可能なんですが、

・それをやりたいなら、もっと簡単な表現がある
・伏せるだけならまだしも、ミスリードを図るのは不自然

などが引っかかっています。
描写と解釈が一致しないならば、素直に受け止めると、

・こちらの理解が間違っていて、逆をやりたがっている
・制作陣の手抜きやミス

のどちらかで、後者はないと信じるなら前者を疑うしかなく、今回の記事に至っています
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Unknown (Unknown)
2024-01-18 11:29:46
「わかりにくくすること」自体が目的の一つなのかな
敵の情報を隠して終盤に混乱させるのも意図的にやっていますし(ある意味ワザと批判されに行ってることになる?)

夢に関しては、「正しい在り方」として直接的に述べると他方の否定になってしまう可能性があり 過程を見せてテーマは考えさせるようにしたとも取れる
それとあげはやソラの主張と印象が被るのを避けたかったとか
あえて男として古く見るなら「言葉(周囲とのコミュニケーション)より行動(仕事)」もある 最初ソラ達に夢を語りたがらなかったのも関係あり
 まぁ、最終回辺りにポッと一言でまとめる可能性もなくはないですが

エナジーはメタ(制作都合)的に見れば、カバミノと違い護衛隊は最初から味方なのだから急に浄化できるようになる理由付けが必要
作中設定的に見ればキラキラエナジーは浄化したアンダーグエナジーから発生するとも説明されており、2人はアンダーグエナジーを纏った時直接浄化されているから使えるように(キラキラエナジーを纏えるように)なった
テーマ的にはアンダーグエナジーでの治癒やバリアも含め「力自体の善悪や(強さ、借り物かどうか、等の)貴賤ではなく、何に使うかの意識が大事」か 力が全てではないなら何を信じれば良いのか
テーマソングで言ってることにも繋がりそう
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Unknown (ruby_gillis)
2024-01-18 10:25:41
「誤解をシンプルに解決できる手段があるのに、していない」というのがポイントで、

キラキラエナジー
→追い詰められた青の護衛隊が発揮する、ヨヨさんが開発して渡す等


→それまで育てたこととの一貫性を掲げたいなら「子供を守るのが原点」等を述べる等

大筋を変えることなく、簡単に分かりやすくできます。
それをしないからには何らかの意図があるはずだ、との前提で書きました。
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Unknown (Unknown)
2024-01-18 10:04:59
キラキラを借りてるだけの護衛隊がミノトンに劣るというのも無いので、借り物だろうと自力だろうとそこは重要ではないかもしれない 
プリキュアがキラキラエナジーを生み出せる訳でなく浄化時やスカイジュエルから発生するものであることからしても、何か別物に思える スカイトーンから出てるとかですらない
hugと繋げて考えるならわざわざhugと同じことをする意味もあまり無いように思えるし、プリキュアではなくヒーロー目指してるのでプリキュア自体意味がないとするのは極端すぎるか
21話でのヨヨの台詞からして「それまで育てたもの」を重視してるので「全然違う夢を追う」はテーマとしてあり得ない 21話では知識の話だったが想いであっても同じこと
割とキャラ目線(というか、一市民目線)に拘って描いてしまっているので、最後の最後まで想像の域は出ない部分は多いかも ツバサが自覚していない少年なのであれば我々も知る術がない、というような感じで
ツバサが主人公らしいという一部メディアでの発言以前に、ひろプリ主人公がソラであることは間違いない
「ツバサを主人公のつもりで描いている」のであれば、公式はそれ以上に触れ回っている「ソラが主人公だ」という嘘を撤回してほしい所
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Unknown (ruby_gillis)
2024-01-18 07:43:56
例えばカイゼリンとエルレインは、対話のせいでカイザーに罠にかけられ大惨事の危機を迎えています。
カイザーには再三の説得は全く響かず、変えたのはカイゼリンが身を挺したことです。

ハグプリのラストでプリキュアになれない人が明示されたら異質かと思います。キラキラエナジーの描写はこれと同じですから、些細なことには見えません。

ツバサが主人公らしいことは公式が明示していますから、描写には意図があると思いたいです。
「夢が広がる」の言葉からは一貫性を想像はできるものの、起点や何が軸に広がったのかが語られていないので、「やりたいことが増えたので手広くやりました」「1人で満足してたけど外に出て人に認められたくなった」のようなニュアンスにも取れてしまいます。現に「夢がコロコロ変わるやつ」として批判的にも見られています。
肝心要の説明を避けていることが、疑問の発端です。

「未熟からの成長」とも相性が悪いです。子を守るために飛んだ父親は、賢者の息子より未熟かといえば、そうではないはずです。いわば「専業主婦は未熟、社長や大臣は立派」にも繋がりますから、子供番組たるプリキュアとしては譲れない部分のはず。

「否定」とは「劇中人物が否定的に見ている」の意味ではなく、描写として否定されているかです。
ただ国王からの評価については、適当な肩書を与えておだてておこうといった思惑は感じます(愛娘のナイトから引き剥がしたい、といった人間的な打算も含めて)

一連の疑問は、「制作陣は何も考なかった」「ただの描写ミス」もありえそうなのが、またきついです
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Unknown (アラモード)
2024-01-18 01:33:32
バリアに関しては「(対等な)力がないと対話すらできない」って言ってる気がする プリキュアの力もそう
対話はカバトンとの決着直前や、カイゼリンとエルレインが戦いをやめるきっかけを作ったものではあるので無駄とは限らない。言葉を交わさず通じ合える関係になる前に言葉は必要に思える
ソラは「何が大事なのか=どう生きていくのか」を話したがっているがそこはよくわからない この状況でスキアヘッドが大半を握っているであろうというのがなんとも
護衛隊やカバミノはプリキュア化ではなくキラキラエナジーが使えるだけなので、「プリキュア=浄化できる存在」以外の意義を持たせたがっているように思う
鍛えたら光ったを意図的にスルーしてるので、助太刀させる為以上の深掘りはなさそうな気もするが。浄化されたことがキッカケという程度の認識か、単に「力は使いよう」という話か
ツバサは主人公っぽいというか、エルやあげはとの関係性で考えた時主人公はツバサ側(ソラましろは両者均等)という印象
「夢が広がる」という表現をしてるので、全く無関係のものに変わると言うよりツリー状の繋がりの意識を持っていそう
ヒーローは完成しない(成長し続けるもの)というのもやってるし、ソラは未熟を肯定もしてるので合ってそうだけど、明確に王に認められてるって所からしてもツバサの行動が特別否定されがちにも思えないような
ソラも含め皆未熟であるという感じ。あげはさんの「少年」呼びもその一環かと思ったけれど、ましろさんはよくわからない 精神的支柱という意味ではあげはさん以上として描かれているのかも
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