【追記】
[この記事は2006年に、本放送当時の実況掲示板等の雰囲気を元に作成したものです。特に子供時代に「ぴっち」を視聴した方には不快な表現もあるかと思います。申し訳ありません。よろしければカテゴリ「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」から最新の記事をご参照ください]
機会がなくて伸ばし伸ばしにしていたOPの紹介。
【参考:「Before the Moment」(テレビ版通常OP)】
・マーメイドメロディーぴちぴちピッチピュア 第19話「癒しの歌」
海の中にはマーメイドの王国のほかにも多数の国が存在。
まぁ、実質、人魚さんたちの属国みたいなものですが…。
そんな中の一つ、大王イカの国にBBSの魔の手が迫る。
彼女たちの目当ては、大王イカの王にして医師として名高い染五郎さん。
なんか王族の威厳の欠片も感じない名前のお方ですが、これでも医学業界では有名人らしい。
さらに言うなら、第一期にて、占い師のタキさん宛てに恋文したためてたのもこの方。
前回はシルエットのみの登場でしたが、第二期になってゲスト出演。
まさか再登場するとは夢にも思わなかったでしょうが、よく頑張った。
とはいえ、医者としては有名でも戦闘能力はからきし。
BBSも最近はヘタレ扱いですが、歌も唄えない雑魚相手に後れをとるはずもなく、あっさりと捕縛。
そこにミケルさんのみつかい・人面鳥が舞い降りる。
人面鳥:
「お前の持っているパウダーを渡してもらおうか」
ミケルさんはとっても病弱。その欠点をパウダーで補えるらしい。
染五郎さんは勇敢にも拒否しますが、断れば無辜の民を襲撃すると脅され屈服。
やむなくパウダーを渡そうと…
したところに、異変を探知したマメプリ登場。
パウダーをBBSの手から奪い返しますが、うっかりそれの蓋を開放してしまいました。
パウダー、拡散。
…煙が晴れたそこにいたのは、老化したマメプリ一同。
(その頃、地上にて)
タキさん:
「(染五郎の持つパウダーは)弱まった生命力を活性する反面、
使い方次第では、恐ろしく細胞成長を早めてしまうんだ」
そういう大事なことは先に言え。
しかし、時既に遅し。
ほとんど戦闘不能になったマメプリさんたち、這う這うの体で退散。
つうか、お年寄り描写にこんなことを言うのは失礼なのかもしれませんが、さすがに老人顔で貝ブラはきつすぎる。
視聴者からクレームがつかないためにも、ここはとっとと若返らないと!
タキさんの話によると、大王イカの吐く墨を浴びれば元に戻るそうな。
染五郎さんに強い光を当てれば、本能で反射的に吐いてくれるらしい。
なんか、「若返るためには染五郎さんが必要」「染五郎さん救出のためには若返る必要」のデッドロック。
どうしようもない予感のとおり、染五郎さんを囮にしてBBS襲来。
こうなりゃ自棄です。
るちあさん:
「ピンクパールボイス!」
老いた体に鞭打って変身能力起動。
無理やり「KIZUNA」を歌ってBBS撃退。
つうか、貝ブラもきついがアイドル風コスチュームはもっときつい。
もちろん、「老人形態で歌う」バンクシーンなんてありませんから、一連のカットは書き下ろしです。
こんなことで貴重な労働力を割いてしまうとは…。
そんな余力があるなら、もっと他の部分に力を入れろと。
戦闘終了後。
染五郎さんはマメプリさんが持参したライトを使い、自らに光を当てます。
瞬く間に吐き出される黒墨。
(その頃、地上にて)
にこらさん:
「染五郎さんから墨を貰う方法だけど…」
「墨を吐いちゃったら染五郎さんは…」
タキさん:
「…あの人はそれを心から望んでいるよ。たとえ、わが身を滅ぼすことになっても…」
そういう大事なことも先に言え。
偉大なるマーメイドプリンセスを救うため、染五郎さんは死を承知で墨を提供したのでした。
ほどなくして息絶える彼。
マメプリさんたち、絶句。
しかし、染五郎さんを見つめていたるちあさん、不意に呟きます。
るちあさん:
「……歌わなくちゃ」
何故!?
止めを刺す気か、と唖然とする中、再度変身能力発動。
しかもご丁寧に二段変身つき。
るちあさん:
『愛を憎むもっのっよー! 海を汚すもっのっよー!』
零距離射程で歌うなんて酷い…。
もはや物言わぬ染五郎さんの体に、容赦なくぴちぴちボイスが降りかかる。
死者の冒涜もいいところ、こんな残虐シーン、許していいはずがない。
が。
染五郎さん:
「マーメイドプリンセス様の歌声が、心の中に聞こえてきました」
染五郎さん、蘇生。
マメプリはついに、生死の法則すら覆した。
神をも恐れぬ彼女たちを止められるものはもう居ない。
何だか無性に暗澹たる気持ちになって次回へ。
なお、今回は年長組はお休み。
一応、まだ夏休みで地上に滞在中ではあるのですが…。
るちあさんたち:
「かれんは確か、『厳選ベスト50もんじゃ焼き』ってガイドブック片手にもんじゃ食い倒れにでかけてるし」
「ノエルは、図書館で有名推理小説を読み漁ってるし」
「ココはきっと、どこかで男はべらせて楽しんでるんじゃない?」
何故、ココさんだけ推測。でもどうせそんなところだろうとは私も思う。
[この記事は2006年に、本放送当時の実況掲示板等の雰囲気を元に作成したものです。特に子供時代に「ぴっち」を視聴した方には不快な表現もあるかと思います。申し訳ありません。よろしければカテゴリ「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」から最新の記事をご参照ください]
機会がなくて伸ばし伸ばしにしていたOPの紹介。
【参考:「Before the Moment」(テレビ版通常OP)】
【Before the Moment】 星羅役で出演の喜多村英梨さんの歌うOP。 第一期OP担当の神部さんとの入れ替わりだったため、オールドファンから当初は叩かれまくられ。 でも、星羅人気や画伯ぶりに好感度上昇。今ではすっかり人気者に。 歌詞が異様に深読み可能で、ほぼ全詩に突っ込みどころが。 『最後の願いがどんなに大きくても私は負けない…!』 第二期は端的に言ってしまうと、敵サイドの「愛する人を救いたい」と「愛する人と一緒にいたい」という「最後の願い」から始まった戦い。 切実な願いですが、それを知った上でマメプリさんたちは、戦うことを決意。 意外と後半はじわじわ欝が効いてきたりする。 あとはなにより、このフレーズ。 『大丈夫、間違ってない』 明らかに大丈夫じゃないし間違ってる。<「ぴっち」 この台詞は、ニヤニヤ笑いで開き直ってるのか、泣きながら呟いてるのか、自嘲気味に言ってるのか、逆ギレしてるのか。 色々妄想が広がるし、噛めば噛むほど味がでる名文句です。大丈夫!間違ってない! |
・マーメイドメロディーぴちぴちピッチピュア 第19話「癒しの歌」
海の中にはマーメイドの王国のほかにも多数の国が存在。
まぁ、実質、人魚さんたちの属国みたいなものですが…。
そんな中の一つ、大王イカの国にBBSの魔の手が迫る。
彼女たちの目当ては、大王イカの王にして医師として名高い染五郎さん。
なんか王族の威厳の欠片も感じない名前のお方ですが、これでも医学業界では有名人らしい。
さらに言うなら、第一期にて、占い師のタキさん宛てに恋文したためてたのもこの方。
前回はシルエットのみの登場でしたが、第二期になってゲスト出演。
まさか再登場するとは夢にも思わなかったでしょうが、よく頑張った。
とはいえ、医者としては有名でも戦闘能力はからきし。
BBSも最近はヘタレ扱いですが、歌も唄えない雑魚相手に後れをとるはずもなく、あっさりと捕縛。
そこにミケルさんのみつかい・人面鳥が舞い降りる。
人面鳥:
「お前の持っているパウダーを渡してもらおうか」
ミケルさんはとっても病弱。その欠点をパウダーで補えるらしい。
染五郎さんは勇敢にも拒否しますが、断れば無辜の民を襲撃すると脅され屈服。
やむなくパウダーを渡そうと…
したところに、異変を探知したマメプリ登場。
パウダーをBBSの手から奪い返しますが、うっかりそれの蓋を開放してしまいました。
パウダー、拡散。
…煙が晴れたそこにいたのは、老化したマメプリ一同。
(その頃、地上にて)
タキさん:
「(染五郎の持つパウダーは)弱まった生命力を活性する反面、
使い方次第では、恐ろしく細胞成長を早めてしまうんだ」
そういう大事なことは先に言え。
しかし、時既に遅し。
ほとんど戦闘不能になったマメプリさんたち、這う這うの体で退散。
つうか、お年寄り描写にこんなことを言うのは失礼なのかもしれませんが、さすがに老人顔で貝ブラはきつすぎる。
視聴者からクレームがつかないためにも、ここはとっとと若返らないと!
タキさんの話によると、大王イカの吐く墨を浴びれば元に戻るそうな。
染五郎さんに強い光を当てれば、本能で反射的に吐いてくれるらしい。
なんか、「若返るためには染五郎さんが必要」「染五郎さん救出のためには若返る必要」のデッドロック。
どうしようもない予感のとおり、染五郎さんを囮にしてBBS襲来。
こうなりゃ自棄です。
るちあさん:
「ピンクパールボイス!」
老いた体に鞭打って変身能力起動。
無理やり「KIZUNA」を歌ってBBS撃退。
つうか、貝ブラもきついがアイドル風コスチュームはもっときつい。
もちろん、「老人形態で歌う」バンクシーンなんてありませんから、一連のカットは書き下ろしです。
こんなことで貴重な労働力を割いてしまうとは…。
そんな余力があるなら、もっと他の部分に力を入れろと。
戦闘終了後。
染五郎さんはマメプリさんが持参したライトを使い、自らに光を当てます。
瞬く間に吐き出される黒墨。
(その頃、地上にて)
にこらさん:
「染五郎さんから墨を貰う方法だけど…」
「墨を吐いちゃったら染五郎さんは…」
タキさん:
「…あの人はそれを心から望んでいるよ。たとえ、わが身を滅ぼすことになっても…」
そういう大事なことも先に言え。
偉大なるマーメイドプリンセスを救うため、染五郎さんは死を承知で墨を提供したのでした。
ほどなくして息絶える彼。
マメプリさんたち、絶句。
しかし、染五郎さんを見つめていたるちあさん、不意に呟きます。
るちあさん:
「……歌わなくちゃ」
何故!?
止めを刺す気か、と唖然とする中、再度変身能力発動。
しかもご丁寧に二段変身つき。
るちあさん:
『愛を憎むもっのっよー! 海を汚すもっのっよー!』
零距離射程で歌うなんて酷い…。
もはや物言わぬ染五郎さんの体に、容赦なくぴちぴちボイスが降りかかる。
死者の冒涜もいいところ、こんな残虐シーン、許していいはずがない。
が。
染五郎さん:
「マーメイドプリンセス様の歌声が、心の中に聞こえてきました」
染五郎さん、蘇生。
マメプリはついに、生死の法則すら覆した。
神をも恐れぬ彼女たちを止められるものはもう居ない。
何だか無性に暗澹たる気持ちになって次回へ。
(左画像) マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ ピュア DVD-BOX Vol.1 (右画像) 喜多村英梨『Before the Moment』 |
なお、今回は年長組はお休み。
一応、まだ夏休みで地上に滞在中ではあるのですが…。
るちあさんたち:
「かれんは確か、『厳選ベスト50もんじゃ焼き』ってガイドブック片手にもんじゃ食い倒れにでかけてるし」
「ノエルは、図書館で有名推理小説を読み漁ってるし」
「ココはきっと、どこかで男はべらせて楽しんでるんじゃない?」
何故、ココさんだけ推測。でもどうせそんなところだろうとは私も思う。