■マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua「episode6:めざめる時」(なかよし2022年4月号)
なかよし 2022年4月号 [2022年3月3日発売]【電子書籍】[ なかよし編集部 ]
るきあさんが遂に変身なされました。決め台詞は「アクア・シャワーピッチ」。そして母譲りの「アンコールはいかが?」。
すこぶる格好いいです。そして大変に怖い。基本は母ベースの衣装なれど全体的にシンプルに。それもあって母るちあの三段変身だとか、高校生版るちあの変身姿のような雰囲気も漂います。何より目が怖い。これ絶対「ぴちぴち」してない。物凄く冷徹な声で「アンコールはいかが?」と宣告されてる気がする。怖い。
変身したるきあさんを見て、深海の王・ローランは大喜び。気持ちは分かる。自分のフィアンセがコレだったら、そりゃあ喜ぶしかない。
何か敵っぽく描かれてますけど、現時点では「悪い奴」かははっきりしないんですよね。客観的にいうなら、自分の想い人のために、自分を崇拝する娘さんたちを死地に送り込み、自分は薔薇風呂を堪能していたガイト様より紳士な気がしてならない。初っ端から自分で動くのは偉い。
その辺を汲み取って、るきあさんはもうちょっと優しく接して上げて欲しい。いやローランの趣味的にはこの対応が適切かもしれないけど。
とりあえずローランは(至近距離からお歌を浴びせられたのに)致命傷はおわなかったらしく、ニコニコと帰っていきました。遅れてやってきた母一同は、るきあさんの初変身を知って大喜び。るきあさん的には「わたしはマーメイドな上に魔法少女だったのか…」と衝撃展開ですが、母たちからすれば標準装備扱い。温度差が辛い。
そのショックもあってか、変身に必要な真珠を即行で紛失。級友に盗られました。争奪戦で苦労したダークラヴァーズたちが知ったら涙しそう。真珠の重要性とかろくに説明してないから、るきあさんの真珠の扱いが雑すぎる。
翌日。犯人の白浜くんを問い詰めたら、プールサイドに呼び出された。水だと!こいつ、脅す気か…!
そこに黒砂くんもやってきた。何か誤解してるっぽい。いっそプールに飛び込んで尾びれを見せつけてやろうか。
ストレスが限界を超えたのか、るきあさんの思考がだいぶ破滅的になってる気がする。
逡巡してる内に黒砂くんがプールに飛び込みました。そして白浜くんが蹴り倒されるのを背景に、黒砂くんがいきなり告白してきました。
めでたいことではありますが、るきあさんのメンタルが心配です。もうこれ常人が抱えられる情報量じゃないだろう…。
【生物種の宿命】
ローランが「同種だ」と明言しました。
同種だから人間態のるきあと人魚態のるきあを同一人物と特定できたのかしら。人魚の皆さんは、人間態を正しく識別できてるものな。
ここでいう「同種」はどこまでを指すんだろう?
るきあさんにはパンタラッサの血も混じっている(とは断言されていないですが、海斗くんが生物的にも父であるならば)ので、「ローランはパンタラッサ」の可能性も一応は残ります。パンタラッサはマーメイド大好き一族ですから、ローランがるきあに懸想するのも分かる。
そうではなくマーマンとして同種ならば「マーメイド」って何なんだろう?
ヒトでいうアマゾネスみたいな特殊な一族なのかしら。
そんなややこしい話ではなく、「同種だ」発言の直前の台詞は「ホーラ、やっぱりお魚だった」ですから、下半身がサカナなら何でも「同種」扱いなのかもしれない。雑だ。
それにしてもこの「ホーラ、やっぱりお魚だった」は良いですね。名言。今後るきあさんが何か悩んだりご高説を宣ったりしても、とりあえず水をぶっかけて尾びれをぴちぴちさせ「ホーラやっぱり」とおちょくってみたい。というか今月号の後半からして若干その方向ですね。るきあさんはマーメイドの誇り的な物を持っておらず、主観は「私はヒト」ですから前作とのギャップが絶妙に面白いです。(参考:以前に書いた記事)
【なないろメモリー】
新イメージソングコンテストの最優秀賞が「なないろメモリー」に決まりました。応援していたので、とても嬉しいです。(公式サイト)
詳細な受賞理由はまだ公表されていませんが、個人的には「海」「アイドル」「前作の続編」といった要素を、「ぴちぴちピッチ」の文法で表現していて、「ぴっち」のイメージソング(「人魚」や「恋物語」のイメージソングではなく)として胸に響くのがとても好きです。「なないろ」というワードから「海」や「マーメイド」を連想させるのは「ぴっち」特有の特殊スキルだと思う。
今月号でも「真珠の記憶」が蘇るシーンがあり、言及はされていないものの、るきあさんが歌ったのは「なないろメモリー」だったんじゃないかと思ってる。
これだけ絶賛していて何ですが、他のぴっちソングと同様、これからは「なないろメモリー」も「物理攻撃力」「戦闘力」の文脈でも語られるようになるんでしょうね…。
なかよし 2022年4月号 [2022年3月3日発売]【電子書籍】[ なかよし編集部 ]
るきあさんが遂に変身なされました。決め台詞は「アクア・シャワーピッチ」。そして母譲りの「アンコールはいかが?」。
すこぶる格好いいです。そして大変に怖い。基本は母ベースの衣装なれど全体的にシンプルに。それもあって母るちあの三段変身だとか、高校生版るちあの変身姿のような雰囲気も漂います。何より目が怖い。これ絶対「ぴちぴち」してない。物凄く冷徹な声で「アンコールはいかが?」と宣告されてる気がする。怖い。
変身したるきあさんを見て、深海の王・ローランは大喜び。気持ちは分かる。自分のフィアンセがコレだったら、そりゃあ喜ぶしかない。
何か敵っぽく描かれてますけど、現時点では「悪い奴」かははっきりしないんですよね。客観的にいうなら、自分の想い人のために、自分を崇拝する娘さんたちを死地に送り込み、自分は薔薇風呂を堪能していたガイト様より紳士な気がしてならない。初っ端から自分で動くのは偉い。
その辺を汲み取って、るきあさんはもうちょっと優しく接して上げて欲しい。いやローランの趣味的にはこの対応が適切かもしれないけど。
とりあえずローランは(至近距離からお歌を浴びせられたのに)致命傷はおわなかったらしく、ニコニコと帰っていきました。遅れてやってきた母一同は、るきあさんの初変身を知って大喜び。るきあさん的には「わたしはマーメイドな上に魔法少女だったのか…」と衝撃展開ですが、母たちからすれば標準装備扱い。温度差が辛い。
そのショックもあってか、変身に必要な真珠を即行で紛失。級友に盗られました。争奪戦で苦労したダークラヴァーズたちが知ったら涙しそう。真珠の重要性とかろくに説明してないから、るきあさんの真珠の扱いが雑すぎる。
翌日。犯人の白浜くんを問い詰めたら、プールサイドに呼び出された。水だと!こいつ、脅す気か…!
そこに黒砂くんもやってきた。何か誤解してるっぽい。いっそプールに飛び込んで尾びれを見せつけてやろうか。
ストレスが限界を超えたのか、るきあさんの思考がだいぶ破滅的になってる気がする。
逡巡してる内に黒砂くんがプールに飛び込みました。そして白浜くんが蹴り倒されるのを背景に、黒砂くんがいきなり告白してきました。
めでたいことではありますが、るきあさんのメンタルが心配です。もうこれ常人が抱えられる情報量じゃないだろう…。
【生物種の宿命】
ローランが「同種だ」と明言しました。
同種だから人間態のるきあと人魚態のるきあを同一人物と特定できたのかしら。人魚の皆さんは、人間態を正しく識別できてるものな。
ここでいう「同種」はどこまでを指すんだろう?
るきあさんにはパンタラッサの血も混じっている(とは断言されていないですが、海斗くんが生物的にも父であるならば)ので、「ローランはパンタラッサ」の可能性も一応は残ります。パンタラッサはマーメイド大好き一族ですから、ローランがるきあに懸想するのも分かる。
そうではなくマーマンとして同種ならば「マーメイド」って何なんだろう?
ヒトでいうアマゾネスみたいな特殊な一族なのかしら。
そんなややこしい話ではなく、「同種だ」発言の直前の台詞は「ホーラ、やっぱりお魚だった」ですから、下半身がサカナなら何でも「同種」扱いなのかもしれない。雑だ。
それにしてもこの「ホーラ、やっぱりお魚だった」は良いですね。名言。今後るきあさんが何か悩んだりご高説を宣ったりしても、とりあえず水をぶっかけて尾びれをぴちぴちさせ「ホーラやっぱり」とおちょくってみたい。というか今月号の後半からして若干その方向ですね。るきあさんはマーメイドの誇り的な物を持っておらず、主観は「私はヒト」ですから前作とのギャップが絶妙に面白いです。(参考:以前に書いた記事)
【なないろメモリー】
新イメージソングコンテストの最優秀賞が「なないろメモリー」に決まりました。応援していたので、とても嬉しいです。(公式サイト)
詳細な受賞理由はまだ公表されていませんが、個人的には「海」「アイドル」「前作の続編」といった要素を、「ぴちぴちピッチ」の文法で表現していて、「ぴっち」のイメージソング(「人魚」や「恋物語」のイメージソングではなく)として胸に響くのがとても好きです。「なないろ」というワードから「海」や「マーメイド」を連想させるのは「ぴっち」特有の特殊スキルだと思う。
今月号でも「真珠の記憶」が蘇るシーンがあり、言及はされていないものの、るきあさんが歌ったのは「なないろメモリー」だったんじゃないかと思ってる。
これだけ絶賛していて何ですが、他のぴっちソングと同様、これからは「なないろメモリー」も「物理攻撃力」「戦闘力」の文脈でも語られるようになるんでしょうね…。