穴にハマったアリスたち

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マーメイドメロディーぴちぴちピッチピュア 第16話「夏休みだヨ!全員集合」

2006年08月08日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
【追記】
[この記事は2006年に、本放送当時の実況掲示板等の雰囲気を元に作成したものです。特に子供時代に「ぴっち」を視聴した方には不快な表現もあるかと思います。申し訳ありません。よろしければカテゴリ「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」から最新の記事をご参照ください]

初めにお断りします。
今回の16話は、第二期の中で最も作画が崩壊している回です。
特に、人気の女キャラの崩壊ぶりが酷いので、目立ってしょうがない。

さらにお断りします。
この16話は、シリーズ構成上、何の意味も必然もない話です。
それどころか、今回使ったネタのせいで、後の大事なストーリー展開に矛盾を来たしてしまってる、「ない方がマシ」な回。

でもそれでもあえて断言します。
「『ピュア』の中で最も面白い話を選べ」と言われたとき、多くの人が挙げる話の一つ、それがこの回。
「ぴっち」を長々見てきた人にだけ通用する、まさに一回こっきりの飛び道具回。

・マーメイドメロディーぴちぴちピッチピュア 第16話「夏休みだヨ!全員集合」

普段はるちあさん一人によるタイトルコールも、今回は皆で一斉に。

 『全員集合!』

もはや子供番組としての自覚も誇りもないサブタイトルに唖然とするべきなのか。
当然連想される展開に心躍らせるべきなのか。


るちあさんが入り浸ってる海の家の近くに、大型リゾート施設ができてしまいました。
おかげで売り上げ激減。このままでは閉店の危機です。
でも、海斗くんとの思い出の残る海の家を、るちあさんは何としても残したくて…。

るちあさん:
 「大丈夫よ!もうすぐ強力な助っ人が来てくれるの」

そんな声に応えて現れたのは、みんな大好きなあの三人。

 

黄色&藍色&紫:
 「は~い♪、るちあ、波音、リナ、お元気?」

年長組、前回に続いて再登場。
確かにこれは強力だ!
でも、肝心のことは本人たちには伝わっておらず…

ココさん:
 「せっかくのんびりしに来たのに…」

 

大不評。

ですが、かれんさんはこの申し出を承諾。
前回、南極に救援に来てくれたことに恩義を感じているようです。さすが紫。
これを受けて、彼女の姉・ノエルさんも協力を約束。

そんな二人の反応を見たココさん。

ココさん:
 「うげぇ」

 

心底、嫌そう。

…一応この時点では、まだココさんは清純派路線という説も細々と生き残ってはいたのです。
前回登場時には何やらボケた発言をしていましたが、アレは波音さんの会話にあわせただけとも取れましたし…。
ですが、そんな一部のファンの願いに、無残な回答が示されることに。

波音さん:
 「このあたりって結構いい男が多いから、もしかしたら一夏の淡い恋の経験、なんてこともあるかもよ?」
ココさん:
 「それを早く言って!」

 

黄色、色めきだち。嗚呼、黄色…。


かくしてせっかくのバカンスを、海の家のお手伝いで潰す羽目になった年長組。

ココさん:
 「私たちの美貌を持ってすれば、簡単なことよ!」

 

余裕モードで客を捕まえに浜にお出かけ。
けれど、待てどくらせど客は来ず。
気になって様子を見に行きますが…。

 

かれんさん:
 「ぃや~ん♪」

かれんさんが壊れてる。

 

極海姉妹の二人は暢気に男とビーチバレー。
周囲に大量に観客が集まってるあたり、二人の注目度は相当高いらしい。
でも、店の売り上げには全く貢献せず。もはやこの姉妹、当初の目的を完全に忘れてる。

一方の黄色。

 

ココさん、ハーレムを満喫中。
美貌に自信があると宣ってただけはあります。
有限実行なだけに性質が悪い。しかも、やっぱり売り上げには貢献してない。

ポテンシャルは高いのに、やる気を全く見せてくれない年長組ですが、るちあさんの切羽詰った事情を知ると、ようやく重い腰を上げてくれました。
彼女たちの提案したアイデアは、「オリジナル料理を作って、それを目玉にする」。
先ほどまでの様子を見るに、ナンパしまくって連れ込みまくったほうが早そうですが、こういうときだけ正攻法。

 

黄色&藍色&紫:
 「夏季限定・南海風料理!」
 「暑い夏にぴったり!スタミナ抜群のアンコウのコンフィ!」
 「美容と健康のために、ミント風味の北極風冷たいポタージュ!」

各々の腕を振るった料理をご提供。
七つの海のお姫様方が自らお料理。なんて素晴らしい。もはや一介の海の家のレベルを超えています。
そこへやって来た最初のお客さんは…海斗くんと、みかるさん。

 

るちあさん:
 「二人は運がいいよ♪ オリジナルメニューを始めたばかりだったんだ」
みかるさん:
 「ねぇねぇ海斗、早く向こうのリゾートクラブに行こうよ!」

みかるさんの空気の読めなさ具合は神がかってる。

愛しの海斗くんとわずかな時間でも再会できて、るちあさんのやる気もさらに向上。
が、彼以降、お客さんはさっぱり来ず。
この浜のビーチクイーンコンテスト前年度優勝者+決勝進出者3名の手作り料理&給仕が楽しめるドリーム店だというのに…。

 

かれんさん:
 「こうなったら、こっちから出向いて勝負してやるわ!」

我慢の限界に達したかれんさんは、先ほどビーチバレーをしていた集団と交渉。

 

かれんさん:
 「私たちがビーチバレーで勝ったら、あそこにいる六人で海の家に食べに来てくれるって」
姐さん:
 「でも負けたら?」
ノエル姉さん:
 「私たち六人が彼らと一日デートするってことに」

なにその超お得な賭け。
男の側からしたら、勝ったら人魚さんとデートで、負けたら人魚さんの手料理が食えるってことですか。
かれんさんの交渉能力の低さは何なんだ。

 

試合は、るちあさんが足を引っ張りまくったせいで、圧倒的に不利。
当然、男性側のテンションは最高潮。
思わず、「ここから逆転されたら、この場にいる観客全員に料理を奢ってやる」発言。

この言葉に、人魚さんたち、大発奮。

 

本気を出せば、所詮人間ごとき、マーメイドの敵にあらず。
基本の身体能力が違うわ。
めでたく勝利を収めたところで、Aパート終了。

 

アイキャッチはレアカードのノエルさん。レアすぎて、何かのミスかとすら思える。

Bパート開始と同時に、謎の人物が海の家に来店。

 

って、BBSじゃないか!
深海魚のくせに陸に上がってる!しかも、本邦初公開の人間バージョン!
特にミミさんのこの可愛らしさは何だ。

るちあさん:
 「あ」
シェシェ:
 「なによ、早く案内しなさいよ」

 

BBSは人魚さんたちの地上での姿を知らず。
あくまで素でお客さんとしての来店です。
目の前に宿敵がいるとも知らず、適当に料理を注文。

さて、BBSの正体はアンコウの妖怪。
…「アンコウ」という単語を、最近、どこかで聞いたような気がしますね。

 

かれんさん:
 「暑い夏にぴったり!スタミナ抜群のアンコウのコンフィ!」


って、まさか!?

 

やっぱり!その料理を食べちゃダメーーー!!

シェシェ&ミミ:
 「ん?なにこれ!?」
 「こっちの料理も、なんだか共食いしてるようで気持ち悪いわ!?」

 

視聴者の願いは通じず、BBSは同胞の死骸を喰わされる羽目に。
なんて酷い…。
おぞましさで前が見えません。

何を喰わされたのかは分からないものの、「食べてはいけない何か」を口にしたことには気づいたBBS。
立腹して料理を残したまま、退店・海へと帰っていきました。
BBSからすれば当然の反応ですが、料理担当の年長組ブチ切れ。

 

年長組:
 「待ちなさい!」「許さないから!」

海の中まで追撃かけやがった。
共食い料理を喰わせた挙句、それに反発されたら逆ギレし、徒党を組んで袋叩き。
これが子供番組のヒロインたちのやることか。

年長組:
 「ぴちぴちボイスでライブスタート!」

世にも珍しい、年長組3人による「KODOU」が炸裂。

 【参考:「KODOU」(年長組ver)】
 (なお、途中で音が不自然に切れてるのは、本来その部分にあった別の場所の様子の挿入シーンが削られてるからです。
  なんかアップした人が編集したらしい。
  また、歌ってる時間が短い理由は言うまでもなく…。黄色や藍色にはフルコーラス分のバンクなんてないんだよ、悪いか!)

年長組:
 『…そして生まれる、熱いパーフェクト・ハーモニー!』

嗚呼、癒しってこういうのを言うんだな的残虐行為の結果、BBSの二人は敗北。

 

ココさん:
 「食べ物の恨みは怖いのよ」
ノエルさん:
 「さあ、帰りましょう、私たちの料理を心待ちにしている人たちのために」

年長組が、問題の本質を全く理解してない台詞を吐いたそのとき。突如、海が真っ二つ。

 

レディバット:
 「…騒々しいから来てみたけど、マーメイドプリンセスが三人もいるなんて、僕は運がいいな」

空からの侵略者・「みつかい」の一人、レディバットさん再登場。

レディバットさん:
 「君たちのハートは、もう僕のものだよ」
ココさん:
 「へ?」

 

 何 故 、 頬 を 染 め ま す か コ コ さ ん 。 

 

なんにせよ、ビジュアル的に物凄く映える構図の中、なし崩しに連戦に突入。
が、不意を突かれた年長組、イニシアチブ勝負に敗北。
この歌合戦、基本的に先に歌ったほうが勝ちます。

レディバットさん:
 『暗黒の世界、扉が今、開かれるよ…!』

 

洗脳ソングの前に、年長組、意識朦朧。
最初で最後となった「年長組 VS みつかい」のこの一戦。
ココとレディバにフラグが立った!と風説が流布するわ、どこかの同人作家様が1週間で新刊を書き上げてくださるわと、ろくでもない方向に話題に。

レディバットさん:
 『怯えなくていいよ、そして永遠になる…!』

 

年長組、絶体絶命。
そこにようやく、るちあさんたちも到着。
即座に変身能力起動して、新曲「MOTHER SYMPHONY」。

 

…戦い終わって。
海の家に戻ったるちあさんは、一人だけ後片付けの仕事をやらされることに。
酷いいじめに泣きそうですが、行った先には海斗くんも。

 

どうやら二人きりになるよう、気を使ってくれた模様。
みんないい人たちばかり。
久々に一緒に過ごす海斗くんの姿に、るちあさんはうっとり。


 

そしてその様子は全員から覗かれまくり。
まさに鈴なり状態。
最後までよく分からない展開のまま、「夏休み編」第1話、終了。


マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ ピュア DVD-BOX Vol.1(左画像)
マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ ピュア DVD-BOX Vol.1

(右画像)
中田あすみ(七海るちあ)/寺門仁美(宝生波音)/浅野まゆみ(洞院リナ)/MOTHER SYMPHONY
中田あすみ(七海るちあ)/寺門仁美(宝生波音)/浅野まゆみ(洞院リナ)/MOTHER SYMPHON

とりあえず結論。
「『ぴっち』は年長組が出てくると、とても楽しい」
第三期はぜひ、年長組メインで頼みます。

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