【今年の鳥】
美翔さん大活躍!およそ7年ぶりとなる地上波出演です。
撮影の手順とか作法とか、色々忘れ去って久しいですが、それでも頑張ってくれました。
以前は戦闘中に見せなかった笑顔も、現在では溢れんばかりに。
ブラウン管に戻ってこれた喜びが、これでもかと伝わってきます。
おめでとう美翔さん。スパイラルリングの販促も、コミューンの紹介シーンも悉くカットされたけど、出演したことに意味があるんです。
後は瞬間視聴率が下がってないことだけを祈ろう。
■映画 プリキュアオールスターズ NewStage みらいのともだち(4周目)
この映画はとても好き。
特に冒頭からOPまでの流れは、プリキュアファンなら一度は思った事があるんじゃないかというところを、ぐさりとえぐってくる。
プリキュアさんは格好いい。本当に格好いい。夢中で応援してるその内に、だけど気が付いてしまう。
10年のこの年月が流れたのに、自分はまだ応援してるだけなのか。
散々感動したと言いつつ、翌日の朝になれば、どんよりしたネガティブ気分で登校したり出社してるだけの自分は、一体何なんだ。
坂上さん:
「どうしよう。私、プリキュアの敵になっちゃった」
憧れていたはずの存在と、ふと気が付いたら敵になってしまってる。
このシーンの直前、フュージョンに襲いかかられた「友だちがいっぱいいる素敵な子」が、当たり前のようにプリキュアに変身して応戦してるのも、絶望に拍車をかけます。
あの子たちはプリキュアだ。私は、違う。
どうしようもない絶望の中、それでも坂上さんは前に進む。
「共有体験」をキーにするスイートチームに並走され、「メルヘン」であるスマイルチームに守られて。
「詳しい事情は知らなくてもお手伝いならできる」ハートキャッチに助けられ、「迷うことこそ人生。間違ってもやり直せる」「次の世代につなげていく」フレッシュに対フュージョンを託されて。
最後に伝説の戦士たるMH・SS・GoGoやってきてくれた時には、心底救われた気持ちになります。
夢原さんが来てくれた。だからもう大丈夫。私は、間違ってない。
百万言費やすよりも、力強く立ち向かう黒白先輩の姿に説得力がある。
まぁぶっちゃけ美翔さんはどうでもよい感じですが、そこら辺は数合わせなので気にしない。
ほらあんなにダメな子でもプリキュア面できるんですよ。誰だってプリキュアになれる…!
前作「DX3」での後、この方向に舵を取れたのは凄いことだと思う。
前にも書きましたが、「DX3」は「これぞオールスターズ」という体裁であると同時に、「この方法ではオールスターズを描くのに限界がある」ことも示してるんですよね。
結局、1年間のシリーズ本編での友情を越えられないのなら、シリーズ間交流といったところで限界が出てしまう。
(そしてだからこそ「最後のお祭り」として盛大にやったことに意味があり、「NS」につなげたことが凄いのだと思う)
何にせよ、最初に書いたとおり「NS」はとても好き。
これが第1作目のオールスターズだったら肩透かしだったと思いますが、9年目のあのタイミングなのが神がかってた。
「メルヘンに憧れ助けられた子供が、やがてメルヘンを体現する側に回り、次の世代のメルヘンとなる」なスマイルさんのテーマとも綺麗に一致します。
初代プリキュアを見ていた女児様が、プリキュア適齢期に成長できるくらいのこの長い年月、果たして自分はプリキュアになれるくらいの成長をできたのか。
色々と考えること、感じることの多い名作だと思います。
公開当時の感想:
●感想1周目
●感想2周目
●感想3周目
当時できなかったので、こっそりTJさんのエコー本を紹介したい。どうしてプリキュアとライダーが争わないといけないの!?
【我らのエコーさん】
面倒くさい能書きはさておいて。
何はともあれ坂上さんが異常に可愛いのもこの映画の魅力。
プリキュア娘が忘れてしまった、キラキラした何かがこの子にはある…!
この後の坂上さんの生活を想像すると、何かもう、ぞくぞくします。
例えば、彼女も年頃の娘さんですから、その内、クラスに好きな男子とかできたりしますよね。
で、その男子が友だちと一緒に「お前、どのプリキュアが好き?」とか雑談したりするわけですよ(男の子は皆プリキュアが大好きですから)。
「誰と言ってもな~」「じゃあいっせいのせで指差そうぜ」とか、雑誌に載ってるプリキュア特集とか見ながら盛り上がったりして。
それを端っこの方から横目で必死に見る坂上さん。
誰、誰を指差したの…!ていうか、あそこに私、映ってるのかな…?(多分映ってない)
その後、たまたま下校が一緒になったりして。
勇気出して「あ、あ~、そういえば○○くんってプリキュア好きなんだっけ~」とか話しかけたりして。
必死に興味を引こうとするあまり、「実は私、プリキュアと知り合いなんだ~」とか言っちゃうんですよ。
もちろん食いつく男子。引くに引けなくなって、「じゃあ今度の日曜日に紹介するね~」とかついつい言ってしまって。
帰宅した後、半べそかきながら何とかエコーに変身できないかと奇行を繰り返し、でも当然ダメで。
どうにもならないので星空さんに電話して(唯一連絡先を教えてくれてた)、助けを求めて。
不幸にして星空さんの予定があわず、「じゃあ他の皆に聞いてみるね。誰かあゆみちゃんを助けてあげられる人いない~?」とか善意で恥を拡散されてしまうんですよ。
誰もがスルーする中、お人よしな桃園さんあたりが手を挙げてくれるんです。
そして心底うんざりした顔のmktnらと一緒に、やってくる日曜日。
喜ぶ男子。そしてこんな時に限って桃園さんの悪女スキルが発動し、男子はピーチさんに完全夢中。
最初は喜んでた坂上さんも、デレデレな男子に嫉妬が燃え上がり。
「私だって金髪ツインテールなのに…!」と凄まじい目でピーチさんをにらみ始め、そんな坂上さんを「こんなことに付き合ってあげたのに何あの態度」と、mktnらが冷ややかに見始める…。
もう考えるだけで涎が止まらないですね。丸一日くらいは余裕で妄想できる。
【フレッシュさん】
どうしてパッションさんは、アカルンを使って坂上さんを送り届けてあげなかったのか。
私的には「最短距離の正しい道を人から示されるよりも、自分で迷いながらも歩くことが幸せ」がフレッシュのテーマだから、で納得してる。
ただふと思ったのですが、そうするとパッションさんの能力はテーマと矛盾してるんですよね。
もしかすると瞬間移動はアカルンの能力と言うより、所持者の特徴を強化して具現化した結果なのかもしれない。
要は、瞬間移動はイースとしての能力の発露。
そういえば、ピルン・ブルン・キルンもそれぞれ所持者の延長線上の能力です。
そう考えると瞬間移動を駆使した「おもちゃの国」での戦いが、パッションというよりイース様っぽいのも腑に落ちる。
よく「瞬間移動使え」と言われちゃうパッションさんですが、内心では色々と葛藤もあるのかもしれない。
【フレッシュさん その2】
相田さん:
「みんな!もう1問クイズだよ」
「応援に駆け付けてくれたプリキュアの内」
「道を間違って遅れたと言っていたのは」
「キュアマリンともう一人は誰かな?」
桃園さんがろくでもない扱いされてる…。
何せ背景で流れている「マリンと会話しているシーン」は、尺の都合でカットされちゃってます。
本放送でやってないシーンをクイズで流すとは…。相田さんの編集力すごい。
なお相田さんは「遅れたと言っていたのは」とおっしゃってますが、劇中で桃園さんは「間に合った~」と言っておられます。
桃園さんのこの扱い、痺れます。どうかこのままの桃園さんでいて欲しい。
美翔さん大活躍!およそ7年ぶりとなる地上波出演です。
撮影の手順とか作法とか、色々忘れ去って久しいですが、それでも頑張ってくれました。
以前は戦闘中に見せなかった笑顔も、現在では溢れんばかりに。
ブラウン管に戻ってこれた喜びが、これでもかと伝わってきます。
おめでとう美翔さん。スパイラルリングの販促も、コミューンの紹介シーンも悉くカットされたけど、出演したことに意味があるんです。
後は瞬間視聴率が下がってないことだけを祈ろう。
■映画 プリキュアオールスターズ NewStage みらいのともだち(4周目)
この映画はとても好き。
特に冒頭からOPまでの流れは、プリキュアファンなら一度は思った事があるんじゃないかというところを、ぐさりとえぐってくる。
プリキュアさんは格好いい。本当に格好いい。夢中で応援してるその内に、だけど気が付いてしまう。
10年のこの年月が流れたのに、自分はまだ応援してるだけなのか。
散々感動したと言いつつ、翌日の朝になれば、どんよりしたネガティブ気分で登校したり出社してるだけの自分は、一体何なんだ。
坂上さん:
「どうしよう。私、プリキュアの敵になっちゃった」
憧れていたはずの存在と、ふと気が付いたら敵になってしまってる。
このシーンの直前、フュージョンに襲いかかられた「友だちがいっぱいいる素敵な子」が、当たり前のようにプリキュアに変身して応戦してるのも、絶望に拍車をかけます。
あの子たちはプリキュアだ。私は、違う。
どうしようもない絶望の中、それでも坂上さんは前に進む。
「共有体験」をキーにするスイートチームに並走され、「メルヘン」であるスマイルチームに守られて。
「詳しい事情は知らなくてもお手伝いならできる」ハートキャッチに助けられ、「迷うことこそ人生。間違ってもやり直せる」「次の世代につなげていく」フレッシュに対フュージョンを託されて。
最後に伝説の戦士たるMH・SS・GoGoやってきてくれた時には、心底救われた気持ちになります。
夢原さんが来てくれた。だからもう大丈夫。私は、間違ってない。
百万言費やすよりも、力強く立ち向かう黒白先輩の姿に説得力がある。
まぁぶっちゃけ美翔さんはどうでもよい感じですが、そこら辺は数合わせなので気にしない。
ほらあんなにダメな子でもプリキュア面できるんですよ。誰だってプリキュアになれる…!
前作「DX3」での後、この方向に舵を取れたのは凄いことだと思う。
前にも書きましたが、「DX3」は「これぞオールスターズ」という体裁であると同時に、「この方法ではオールスターズを描くのに限界がある」ことも示してるんですよね。
結局、1年間のシリーズ本編での友情を越えられないのなら、シリーズ間交流といったところで限界が出てしまう。
(そしてだからこそ「最後のお祭り」として盛大にやったことに意味があり、「NS」につなげたことが凄いのだと思う)
何にせよ、最初に書いたとおり「NS」はとても好き。
これが第1作目のオールスターズだったら肩透かしだったと思いますが、9年目のあのタイミングなのが神がかってた。
「メルヘンに憧れ助けられた子供が、やがてメルヘンを体現する側に回り、次の世代のメルヘンとなる」なスマイルさんのテーマとも綺麗に一致します。
初代プリキュアを見ていた女児様が、プリキュア適齢期に成長できるくらいのこの長い年月、果たして自分はプリキュアになれるくらいの成長をできたのか。
色々と考えること、感じることの多い名作だと思います。
公開当時の感想:
●感想1周目
●感想2周目
●感想3周目
(左画像) プリキュア ボーカルベストBOX (右画像) Yes!プリキュア5 Blu-rayBOX Vol.1 (完全初回生産限定) |
当時できなかったので、こっそりTJさんのエコー本を紹介したい。どうしてプリキュアとライダーが争わないといけないの!?
【我らのエコーさん】
面倒くさい能書きはさておいて。
何はともあれ坂上さんが異常に可愛いのもこの映画の魅力。
プリキュア娘が忘れてしまった、キラキラした何かがこの子にはある…!
この後の坂上さんの生活を想像すると、何かもう、ぞくぞくします。
例えば、彼女も年頃の娘さんですから、その内、クラスに好きな男子とかできたりしますよね。
で、その男子が友だちと一緒に「お前、どのプリキュアが好き?」とか雑談したりするわけですよ(男の子は皆プリキュアが大好きですから)。
「誰と言ってもな~」「じゃあいっせいのせで指差そうぜ」とか、雑誌に載ってるプリキュア特集とか見ながら盛り上がったりして。
それを端っこの方から横目で必死に見る坂上さん。
誰、誰を指差したの…!ていうか、あそこに私、映ってるのかな…?(多分映ってない)
その後、たまたま下校が一緒になったりして。
勇気出して「あ、あ~、そういえば○○くんってプリキュア好きなんだっけ~」とか話しかけたりして。
必死に興味を引こうとするあまり、「実は私、プリキュアと知り合いなんだ~」とか言っちゃうんですよ。
もちろん食いつく男子。引くに引けなくなって、「じゃあ今度の日曜日に紹介するね~」とかついつい言ってしまって。
帰宅した後、半べそかきながら何とかエコーに変身できないかと奇行を繰り返し、でも当然ダメで。
どうにもならないので星空さんに電話して(唯一連絡先を教えてくれてた)、助けを求めて。
不幸にして星空さんの予定があわず、「じゃあ他の皆に聞いてみるね。誰かあゆみちゃんを助けてあげられる人いない~?」とか善意で恥を拡散されてしまうんですよ。
誰もがスルーする中、お人よしな桃園さんあたりが手を挙げてくれるんです。
そして心底うんざりした顔のmktnらと一緒に、やってくる日曜日。
喜ぶ男子。そしてこんな時に限って桃園さんの悪女スキルが発動し、男子はピーチさんに完全夢中。
最初は喜んでた坂上さんも、デレデレな男子に嫉妬が燃え上がり。
「私だって金髪ツインテールなのに…!」と凄まじい目でピーチさんをにらみ始め、そんな坂上さんを「こんなことに付き合ってあげたのに何あの態度」と、mktnらが冷ややかに見始める…。
もう考えるだけで涎が止まらないですね。丸一日くらいは余裕で妄想できる。
【フレッシュさん】
どうしてパッションさんは、アカルンを使って坂上さんを送り届けてあげなかったのか。
私的には「最短距離の正しい道を人から示されるよりも、自分で迷いながらも歩くことが幸せ」がフレッシュのテーマだから、で納得してる。
ただふと思ったのですが、そうするとパッションさんの能力はテーマと矛盾してるんですよね。
もしかすると瞬間移動はアカルンの能力と言うより、所持者の特徴を強化して具現化した結果なのかもしれない。
要は、瞬間移動はイースとしての能力の発露。
そういえば、ピルン・ブルン・キルンもそれぞれ所持者の延長線上の能力です。
そう考えると瞬間移動を駆使した「おもちゃの国」での戦いが、パッションというよりイース様っぽいのも腑に落ちる。
よく「瞬間移動使え」と言われちゃうパッションさんですが、内心では色々と葛藤もあるのかもしれない。
【フレッシュさん その2】
相田さん:
「みんな!もう1問クイズだよ」
「応援に駆け付けてくれたプリキュアの内」
「道を間違って遅れたと言っていたのは」
「キュアマリンともう一人は誰かな?」
桃園さんがろくでもない扱いされてる…。
何せ背景で流れている「マリンと会話しているシーン」は、尺の都合でカットされちゃってます。
本放送でやってないシーンをクイズで流すとは…。相田さんの編集力すごい。
なお相田さんは「遅れたと言っていたのは」とおっしゃってますが、劇中で桃園さんは「間に合った~」と言っておられます。
桃園さんのこの扱い、痺れます。どうかこのままの桃園さんでいて欲しい。