穴にハマったアリスたち

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ハートキャッチさんの裏側で その10

2010年06月24日 | プリキュアカレンダー・おしえてプリキュア
先日の「プリキュアボイス」にて。

※プリキュアボイス
 プリキュアカレンダーについてくる特典。
 日替わりでプリキュアさんの一言ボイスを受け取れます。
 現在は現役引退した桃園さんが、ひたすらどうでも良い一言を毎日配信中。

桃園さん:
 「6月22日!」
 「今日はお父さんの作ったかつらのモデルになるの」
 「可愛いかつらなら、いいけどナ」

おぉ…。やればできるじゃないですか…。

桃園さんといえば、「頑張ってるんだけど全力で空回り」でお馴染み。
諸々の営業を任されても、「何もそんな大ぶりで…」と嘆息したくなるような事例ばかり。
そんなだから「平均値は高いはずなのにロースペック」と言われるんだ。
「プリキュアボイス」でも例に漏れず、ネタ出しに困っておられるようでしたが…。
折り返しの6月、今回はなかなか良い「ひとこと」でした。

まず「フレッシュ」さんの特徴の一つでもある家族ネタ。良いですね。
父の日とは一日違いですが、多分「あ、お父さん」と思いだし、そこからの連想なんでしょう。
桃園さんはそういうところ、出来る子。

かつらネタといえば、ラビリンスの襲撃を笑顔で受け流した街の人々の姿も思い起こされます。
あの回は、「フレッシュ」さんの象徴的な回の一つかもしれない。
プリキュアさんが出るまでもなく、自力で不幸を克服した。
「ハートキャッチ」さんとはまた違う、「独力による解決」。爽やかで良い回だった。
当時のショートショート風のエピソード群の完成度は高すぎる。

自ら体を張ること前提なのも、体育会系の桃園さんらしくて好印象。
「可愛いかつらなら」と前置きがあるのは、高頻度で「可愛くもなんともない」ものが多いからなんでしょう。
年頃の娘に、なんてことを…。
それにプリキュアであることが既にバレている以上、「キュアピーチモードでテストしてみて」とか言われそうな予感もします。
ドキドキしますね。新商品の餌食になるがいい。

しかもこのネタは後々まで引っ張れます。
残念ながら続く23日の担当タルトさんはスルーなされましたが、今までにない視点なだけに後日談にも期待が寄せられます。
桃園さん、これは良い仕事をなされた。桃園派として、このクリーンヒットは素直に喜びたい。

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