穴にハマったアリスたち

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工藤真由さんを振り返る12:「君のそばで」

2017年04月11日 | 工藤真由さん
【君のそばで】

お芝居「WILDHALF~奇跡の確率~」の主題歌。くどまゆさんはミレイ役。

2013年以降はお芝居が大回転。「私には歌しかない」とおっしゃられていた頃を思うと、新しい世界でゴリゴリ頑張っていかれてるのはファンとしても嬉しかった。
まぁ正直なところ、「歌手:工藤真由」のファンとしては若干寂しい気持ちもあるにはありましたが、それを埋めてくれるような本曲。「プリキュア」ソングとは全然違って新鮮です。なお作曲は林ももこさん。「プリキュア」ソングじゃないけれど、「プリキュア」の絆を感じる…。

原作は知らなかったので正確な感想は言えないけれど、初見でも設定・背景をすんなり理解できたし、物語としても面白かったです。往年のファンの方が絶賛していたのも印象的でした。
「プリキュア」さんでも、いつかこういうのが実現しないかなぁ。大先輩の「セーラームーン」ではがっつりやってますし、もし実現した時には、あれやこれやが原作と違う!とか狭量な間違い探しをせず、楽しんで見たい。

お芝居のお歌といえば、同年の「ひとひら」でも唄われていました。
当時の感想でも書きましたけど、クライマックスの劇中劇の演出がとても良かった。

演出と言えば「ゆめゆめこのじ」も良かった。
お芝居って、同じセット・同じ小道具が、場面によって全く違う意味を持つのが醍醐味のひとつだと思うんですよ。その変化が、物語とぴったり合わさっていた。
分断されて進んでいたお話が、一斉に扉をあけ放たれて繋がって、皆で連帯するカタルシス。そしてその後。夢が終わり、皆が去った後、開放感のあった広い空間が、一転して非常に物悲しく…。
(感想記事は書けずじまい。上記の「ひとひら」の記事で少し書いた)

初めてくどまゆさんの演劇を見た「大正浪漫探偵譚」も印象に残ってる。くどまゆさんの大正浪漫コスプレ!
あと「呪 解伝」。確か、妻と一緒に見に行った唯一のくどまゆイベント。

「君のそばで」に話を戻すと、ライブでもそこそこの頻度で唄われていたように思う。
何せこの手の曲は、絶対量が不足してますしね…。
本屋さんイベント(これも感想書き損ね)でも唄われてた。「黙々と本を選んでいる人の横で歌う」とかいう、罰ゲームのようなイベントですよ。あれ、きつかったんじゃなかろうか…。

ライブで唄われた歌といえば、あとは「キュアピクシー」。確か音源はない…と思う。あるいは「プレイバックPart2」。嗚呼、「HIDEYOSHI」も観に行ったのに、感想書きそこなってた…!

こうして振り返ると、演劇でも思い出がいっぱいあるなぁ…。

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