たまたま見かけた「アニメ映画ヒットの法則」に、歴代プリキュア映画の興行成績が載ってたので引用してみる。
同種のデータは既にネット上にありそうだけど、出典「東映営業部」で、一覧になってるのはそれなりに便利かなと。
[引用]
[引用終]
(「NewStage」の興行収入のみ231頁から引用。それ以外は145頁「2012年2月29日現在/東映映画営業部調べ」より)
一目瞭然ですね。
あからさまに目を引く美翔さんの偉業!
「あれ、この年だけ半年放送だったのかな?」と言われても、返す言葉がありません。
東映アニメ様のオフィスには、こういう表があちこちに貼ってあったりするんですよ、きっと。
そして美翔さんが何か発言するたびに、ちらちらと目線をやられるんですよ。
毎日辛いですね。明日も頑張って出勤しよう。
下を見てても仕方がないので上位陣。
「オールスターズ」陣営が圧倒的な強さです。
単作映画としては「ハートキャッチ」さんが入場者数・興行収入共にトップ。
ただ単純な数字の大小だけで評価するのも面白くありません。
いえ、別に花咲さんにいちゃもんつける気は全くないのですけれど。
この手の数字は、見方を変えれば、違うものが見えてくるのはよくあること。
ダメな子・美翔さんだって、違う側面から見れば良い数字だってあるはずなんです。
そこで、美翔さんが明日ちゃんと出社できるように、少し弄って遊んでみました。
[1] 興行収入/スクリーン数
1映画館あたりの売上です。
これが高いということは、それだけ効率よく売上を出したということ。
場合によっては、スクリーン数が多ければもっと売上も見込めた可能性が見出せます。
単位は円。小数点以下は切り捨て。高い方から順に並べてみた。
「オールスターズ」シリーズが強いのは変わらずですが、そこに食い込んでる「MH」が異彩を放ちます。
この結果から期待して、第2作目では歴代最多スクリーンで公開されたのも納得。
そして貫禄の美翔さん。
おかしいな。スクリーン数が最も少ないのだから、この評価方法は有利なはずなのに…。
[2] 興行収入/総入場者数
いわゆる客単価。
映画のようなコンテンツで「客単価」にどれほどの意味があるのか分かりませんが、とりあえず出してみる。
(1回の上映で100人×1,000円=10万円売り上げるのも、10人×10,000円=10万円も、原価同じだから変わらない。強いて言えば、映画館的には人が増えた方がいいのだから、売上が同じならば入場数が多い(結果的に単価は低い)方が良い、のかな)
単位は円。小数点以下は四捨五入。「NS」は入場者数が載っていなかったので除外。
単価が変わりうる要素としては「豪華特典付き前売り券」や「大人/子供の別」。あとは「前売り券」でしょうか。
そのため予想としては最近の映画(特典が増えた)や「オールスターズ」(高年齢もターゲット)が上位に来るかと思ったのですが…。
実際は完全に逆でした。結構びっくり。特典付き前売りとかは、集計方法が違うのかな?
旧作の方が有利な傾向があるところを見ると、単純に考えるなら昔の方が大人の割合が高かったということでしょうか。
「ファミリー向け映画」として認知される以前は、プリキュア人気自体はあっても「テレビで見るもの」という扱いで、映画館には来てもらえなかったのかもしれません。
もしもそうならば、夢原さん以降のミラクルライトは極めて大事ですね。
「映画館で見ること」に意味があるのだから、お子様が参加する理由が生まれます。
まぁ当の夢原さんが、最も客単価が高いので、若干説得力には欠けますが。
「鏡の国」は大人人気はかなり高い印象なので、そのせいかな。
「オールスターズ」が低いのは、まだ子供料金で入れる高学年児童が大挙して見に来てる、とかでしょうか。
誤差の範囲と言えばそんな感じもしますが、思ってたより面白い結果になった気がする。
[追記]
指摘を貰ったので追記。
あまり触れませんでしたが、前売り券の影響がかなり大きいのかもしれません。
夢原さん時代を境に「準備をして」映画を見にいく習慣が、ご家族および大人視聴者に浸透したのなら、前売り券の増加と単価の低下はありえそうです。
実際、「秋(春)になったら映画がある」と今は何の疑問も持たずに教育されてますし。
プリキュア映画を突発的なイベントではなく、恒例の行事に昇格させたのだとしたら、夢原さんの偉大さが更に強調されますね。
[3] 総入場者数/スクリーン数
1劇場あたりの入場者数。
観客視点では混雑度、劇場視点では集客度と思えば、まぁそんなに間違ってないはず。
混雑度が高いのは良いか悪いか微妙ですが、プリキュアさんに限っていえばミラクルライト演出がありますので、混んでるのは大歓迎のはず。
(混雑具合を出すのなら、上映期間も考慮する必要がありますが、ここでは潔く無視します)
単位は人。小数点以下は四捨五入。「NS」は入場者数が未記載だったため除外。
傾向としては[1]とほぼ同じ。
単価に大きな差がないのだから、当然と言えば当然か。
混雑度として見ると、「オールスターズ」がいかに強かったかよく分かります。
大観衆で一斉に応援してたんだな…。
いかにもお祭りといった感じで、非常に良い。
一方、相変わらずに相変わらずな美翔さん。
なんでしょうか、この数字。2325ですか。トップの「DX2」の1/3近いですよ。
単純に考えれば、客入りが1/3の環境で、しょんぼりと公演されていたことに。痛ましい…。
全体的なところでいえば、美墨先輩(特に「MH」)と夢原さん(特に「5」)が特異点になっている様子が見えるかと思います。
単純な数字の大小だけでは見えない部分が、少し見えたような気がしないでもない。
で、それはそれとして、美翔さんですよ。
あまりといえばあまりの惨状です。
美翔さんだってプリキュアなんですから、絶対に良い面だってあるはずなのに。
他シリーズと比べて、たった二人という少ない人数で頑張ったのに、これではあまりに報われません。
そこで美翔さんに光を当てるべく、蛇足で調べてみた。
プリキュア人数が少ないのだから、そこに絡んだ評価なら希望があるはず。
統計なんてものは、見せ方次第でどうとでも評価できるということを思い知らせてみる。
[4] 興行収入/プリキュア人数
プリキュア一人当たりの売上です。
これなら少数精鋭の「SS」が有利なはず…!
なんたる有様でしょうか。
予想通り、大人数の「オールスターズ」が下位に沈みました。
シリーズ最多の「GoGo」も同様です。
そこまでは良いです。
でも、どうしてその次が美翔さんなんでしょうか。おかしくないですか、それ。
[5] プリキュア人数/総入場者数
入場者が少ないと言うなら、それを分母に持ってこよう。
今度こそ、美翔さんに有利なはずです。
出てくる数字は「お客さん一人当たりのプリキュア」。
要はプリキュアさんを独占できる割合具合ですね。これは高い方が嬉しいに決まってる。
先ほどの計算をひっくり返した結果になりました。
少人数の割には、独占具合が高めで嬉しい感じですね。
もっとも、値そのものがあまりにも低すぎて、実感としては全くお得感がありません。
そうか、映画館に行くと、0.000007美翔が貰える感じなのか。
髪の毛1本分くらいですかね…。
「ハートキャッチ」さんと比較すると、(0.000007美翔 - 0.000005花咲)分のお得。
さっぱり価値が分からん。
[6] プリキュア人数/スクリーン数
[5]は方向性は間違ってなかった。
値が小さくなりすぎて感覚がついていかないのなら、分母に使う数字を下げればよい。
ということで、スクリーン数で割ってみます。
美翔さんはスクリーン数が最も少なかったのだから、圧倒的に有利なはず。
意味としては、映画館あたりのプリキュア数。
舞台挨拶とかに来てくれる頻度と考えれば、概ねイメージはあってるかな。
もちろん高い方が良いに決まってる。
どうしてこうなるの…。
美墨先輩の2作目が最下位なのは分かる。スクリーン数が最も多いんだから。
だけどでも、どうしてスクリーン数が最も少ない美翔さんがこんな位置に。
美翔さん:
「…………。。」
もう諦めよう、美翔さん。どうにもならない現実というのも、あるんです。
明日も頭抱えてお腹痛めて出勤だ。
同種のデータは既にネット上にありそうだけど、出典「東映営業部」で、一覧になってるのはそれなりに便利かなと。
[引用]
スクリーン数 | 総入場者数 | 興行収入(億円) | |
ふたりはプリキュア MaxHeart | 133 | 774000 | 8.5 |
ふたりはプリキュア MaxHeart2 | 185 | 530000 | 5.8 |
映画ふたりはプリキュアSplash☆Star | 117 | 272000 | 3 |
映画Yes!プリキュア5 | 139 | 722000 | 8.05 |
映画Yes!プリキュア5GoGo! | 152 | 720000 | 7.93 |
映画プリキュアオールスターズDX | 159 | 937000 | 10.1 |
映画フレッシュプリキュア! | 163 | 737000 | 7.9 |
映画プリキュアオールスターズDX2 | 168 | 1073000 | 11.5 |
映画ハートキャッチプリキュア! | 163 | 859000 | 9.31 |
映画プリキュアオールスターズDX3 | 166 | 940000 | 10.2 |
映画スイートプリキュア♪ | 168 | 820000 | 8.9 |
映画プリキュアオールスターズNewStage | 172 | - | 10.2 |
(「NewStage」の興行収入のみ231頁から引用。それ以外は145頁「2012年2月29日現在/東映映画営業部調べ」より)
一目瞭然ですね。
あからさまに目を引く美翔さんの偉業!
「あれ、この年だけ半年放送だったのかな?」と言われても、返す言葉がありません。
東映アニメ様のオフィスには、こういう表があちこちに貼ってあったりするんですよ、きっと。
そして美翔さんが何か発言するたびに、ちらちらと目線をやられるんですよ。
毎日辛いですね。明日も頑張って出勤しよう。
下を見てても仕方がないので上位陣。
「オールスターズ」陣営が圧倒的な強さです。
単作映画としては「ハートキャッチ」さんが入場者数・興行収入共にトップ。
ただ単純な数字の大小だけで評価するのも面白くありません。
いえ、別に花咲さんにいちゃもんつける気は全くないのですけれど。
この手の数字は、見方を変えれば、違うものが見えてくるのはよくあること。
ダメな子・美翔さんだって、違う側面から見れば良い数字だってあるはずなんです。
そこで、美翔さんが明日ちゃんと出社できるように、少し弄って遊んでみました。
[1] 興行収入/スクリーン数
1映画館あたりの売上です。
これが高いということは、それだけ効率よく売上を出したということ。
場合によっては、スクリーン数が多ければもっと売上も見込めた可能性が見出せます。
スクリーン数 | 総入場者数 | 興行収入 | 興行収入/スクリーン数 | |
映画プリキュアオールスターズDX2 | 168 | 1073000 | 11.5 | 6,845,238 |
ふたりはプリキュア MaxHeart | 133 | 774000 | 8.5 | 6,390,977 |
映画プリキュアオールスターズDX | 159 | 937000 | 10.1 | 6,352,201 |
映画プリキュアオールスターズDX3 | 166 | 940000 | 10.2 | 6,144,578 |
映画プリキュアオールスターズNewStage | 172 | - | 10.2 | 5,930,232 |
映画Yes!プリキュア5 | 139 | 722000 | 8.05 | 5,791,366 |
映画ハートキャッチプリキュア! | 163 | 859000 | 9.31 | 5,711,656 |
映画スイートプリキュア♪ | 168 | 820000 | 8.9 | 5,297,619 |
映画Yes!プリキュア5GoGo! | 152 | 720000 | 7.93 | 5,217,105 |
映画フレッシュプリキュア! | 163 | 737000 | 7.9 | 4,846,625 |
ふたりはプリキュア MaxHeart2 | 185 | 530000 | 5.8 | 3,135,135 |
映画ふたりはプリキュアSplash☆Star | 117 | 272000 | 3 | 2,564,102 |
単位は円。小数点以下は切り捨て。高い方から順に並べてみた。
「オールスターズ」シリーズが強いのは変わらずですが、そこに食い込んでる「MH」が異彩を放ちます。
この結果から期待して、第2作目では歴代最多スクリーンで公開されたのも納得。
そして貫禄の美翔さん。
おかしいな。スクリーン数が最も少ないのだから、この評価方法は有利なはずなのに…。
[2] 興行収入/総入場者数
いわゆる客単価。
映画のようなコンテンツで「客単価」にどれほどの意味があるのか分かりませんが、とりあえず出してみる。
(1回の上映で100人×1,000円=10万円売り上げるのも、10人×10,000円=10万円も、原価同じだから変わらない。強いて言えば、映画館的には人が増えた方がいいのだから、売上が同じならば入場数が多い(結果的に単価は低い)方が良い、のかな)
スクリーン数 | 総入場者数 | 興行収入 | 興行収入/総入場者数 | |
映画Yes!プリキュア5 | 139 | 722000 | 8.05 | 1,115 |
映画ふたりはプリキュアSplash☆Star | 117 | 272000 | 3 | 1,103 |
映画Yes!プリキュア5GoGo! | 152 | 720000 | 7.93 | 1,101 |
ふたりはプリキュア MaxHeart | 133 | 774000 | 8.5 | 1,098 |
ふたりはプリキュア MaxHeart2 | 185 | 530000 | 5.8 | 1,094 |
映画スイートプリキュア♪ | 168 | 820000 | 8.9 | 1,085 |
映画プリキュアオールスターズDX3 | 166 | 940000 | 10.2 | 1,085 |
映画ハートキャッチプリキュア! | 163 | 859000 | 9.31 | 1,084 |
映画プリキュアオールスターズDX | 159 | 937000 | 10.1 | 1,078 |
映画フレッシュプリキュア! | 163 | 737000 | 7.9 | 1,072 |
映画プリキュアオールスターズDX2 | 168 | 1073000 | 11.5 | 1,072 |
単位は円。小数点以下は四捨五入。「NS」は入場者数が載っていなかったので除外。
単価が変わりうる要素としては「豪華特典付き前売り券」や「大人/子供の別」。あとは「前売り券」でしょうか。
そのため予想としては最近の映画(特典が増えた)や「オールスターズ」(高年齢もターゲット)が上位に来るかと思ったのですが…。
実際は完全に逆でした。結構びっくり。特典付き前売りとかは、集計方法が違うのかな?
旧作の方が有利な傾向があるところを見ると、単純に考えるなら昔の方が大人の割合が高かったということでしょうか。
「ファミリー向け映画」として認知される以前は、プリキュア人気自体はあっても「テレビで見るもの」という扱いで、映画館には来てもらえなかったのかもしれません。
もしもそうならば、夢原さん以降のミラクルライトは極めて大事ですね。
「映画館で見ること」に意味があるのだから、お子様が参加する理由が生まれます。
まぁ当の夢原さんが、最も客単価が高いので、若干説得力には欠けますが。
「鏡の国」は大人人気はかなり高い印象なので、そのせいかな。
「オールスターズ」が低いのは、まだ子供料金で入れる高学年児童が大挙して見に来てる、とかでしょうか。
誤差の範囲と言えばそんな感じもしますが、思ってたより面白い結果になった気がする。
[追記]
指摘を貰ったので追記。
あまり触れませんでしたが、前売り券の影響がかなり大きいのかもしれません。
夢原さん時代を境に「準備をして」映画を見にいく習慣が、ご家族および大人視聴者に浸透したのなら、前売り券の増加と単価の低下はありえそうです。
実際、「秋(春)になったら映画がある」と今は何の疑問も持たずに教育されてますし。
プリキュア映画を突発的なイベントではなく、恒例の行事に昇格させたのだとしたら、夢原さんの偉大さが更に強調されますね。
[3] 総入場者数/スクリーン数
1劇場あたりの入場者数。
観客視点では混雑度、劇場視点では集客度と思えば、まぁそんなに間違ってないはず。
混雑度が高いのは良いか悪いか微妙ですが、プリキュアさんに限っていえばミラクルライト演出がありますので、混んでるのは大歓迎のはず。
(混雑具合を出すのなら、上映期間も考慮する必要がありますが、ここでは潔く無視します)
スクリーン数 | 総入場者数 | 興行収入 | 総入場者数/スクリーン数 | |
映画プリキュアオールスターズDX2 | 168 | 1073000 | 11.5 | 6,387 |
映画プリキュアオールスターズDX | 159 | 937000 | 10.1 | 5,893 |
ふたりはプリキュア MaxHeart | 133 | 774000 | 8.5 | 5,820 |
映画プリキュアオールスターズDX3 | 166 | 940000 | 10.2 | 5,663 |
映画ハートキャッチプリキュア! | 163 | 859000 | 9.31 | 5,270 |
映画Yes!プリキュア5 | 139 | 722000 | 8.05 | 5,194 |
映画スイートプリキュア♪ | 168 | 820000 | 8.9 | 4,881 |
映画Yes!プリキュア5GoGo! | 152 | 720000 | 7.93 | 4,737 |
映画フレッシュプリキュア! | 163 | 737000 | 7.9 | 4,521 |
ふたりはプリキュア MaxHeart2 | 185 | 530000 | 5.8 | 2,865 |
映画ふたりはプリキュアSplash☆Star | 117 | 272000 | 3 | 2,325 |
単位は人。小数点以下は四捨五入。「NS」は入場者数が未記載だったため除外。
傾向としては[1]とほぼ同じ。
単価に大きな差がないのだから、当然と言えば当然か。
混雑度として見ると、「オールスターズ」がいかに強かったかよく分かります。
大観衆で一斉に応援してたんだな…。
いかにもお祭りといった感じで、非常に良い。
一方、相変わらずに相変わらずな美翔さん。
なんでしょうか、この数字。2325ですか。トップの「DX2」の1/3近いですよ。
単純に考えれば、客入りが1/3の環境で、しょんぼりと公演されていたことに。痛ましい…。
全体的なところでいえば、美墨先輩(特に「MH」)と夢原さん(特に「5」)が特異点になっている様子が見えるかと思います。
単純な数字の大小だけでは見えない部分が、少し見えたような気がしないでもない。
(左画像) アニメ映画ヒットの法則 記事中で内容には触れませんでしたが、「アニメ」を「商品」の側面で見たなかなか面白い本でした。 |
で、それはそれとして、美翔さんですよ。
あまりといえばあまりの惨状です。
美翔さんだってプリキュアなんですから、絶対に良い面だってあるはずなのに。
他シリーズと比べて、たった二人という少ない人数で頑張ったのに、これではあまりに報われません。
そこで美翔さんに光を当てるべく、蛇足で調べてみた。
プリキュア人数が少ないのだから、そこに絡んだ評価なら希望があるはず。
統計なんてものは、見せ方次第でどうとでも評価できるということを思い知らせてみる。
[4] 興行収入/プリキュア人数
プリキュア一人当たりの売上です。
これなら少数精鋭の「SS」が有利なはず…!
興行収入 | プリキュア | 興行収入/プリキュア | |
ふたりはプリキュア MaxHeart | 8.5 | 3 | 2.83 |
映画ハートキャッチプリキュア! | 9.31 | 4 | 2.32 |
映画スイートプリキュア♪ | 8.9 | 4 | 2.22 |
映画フレッシュプリキュア! | 7.9 | 4 | 1.98 |
ふたりはプリキュア MaxHeart2 | 5.8 | 3 | 1.93 |
映画Yes!プリキュア5 | 8.05 | 5 | 1.61 |
映画ふたりはプリキュアSplash☆Star | 3 | 2 | 1.50 |
映画Yes!プリキュア5GoGo! | 7.93 | 6 | 1.32 |
映画プリキュアオールスターズDX | 10.1 | 14 | 0.72 |
映画プリキュアオールスターズDX2 | 11.5 | 17 | 0.68 |
映画プリキュアオールスターズDX3 | 10.2 | 21 | 0.49 |
映画プリキュアオールスターズNewStage | 10.2 | 29 | 0.35 |
なんたる有様でしょうか。
予想通り、大人数の「オールスターズ」が下位に沈みました。
シリーズ最多の「GoGo」も同様です。
そこまでは良いです。
でも、どうしてその次が美翔さんなんでしょうか。おかしくないですか、それ。
[5] プリキュア人数/総入場者数
入場者が少ないと言うなら、それを分母に持ってこよう。
今度こそ、美翔さんに有利なはずです。
出てくる数字は「お客さん一人当たりのプリキュア」。
要はプリキュアさんを独占できる割合具合ですね。これは高い方が嬉しいに決まってる。
プリキュア | 総入場者数 | プリキュア/総入場者数 | |
映画プリキュアオールスターズDX3 | 21 | 940000 | 0.000022 |
映画プリキュアオールスターズDX2 | 17 | 1073000 | 0.000016 |
映画プリキュアオールスターズDX | 14 | 937000 | 0.000015 |
映画Yes!プリキュア5GoGo! | 6 | 720000 | 0.000008 |
映画ふたりはプリキュアSplash☆Star | 2 | 272000 | 0.000007 |
映画Yes!プリキュア5 | 5 | 722000 | 0.000007 |
ふたりはプリキュア MaxHeart2 | 3 | 530000 | 0.000006 |
映画フレッシュプリキュア! | 4 | 737000 | 0.000005 |
映画スイートプリキュア♪ | 4 | 820000 | 0.000005 |
映画ハートキャッチプリキュア! | 4 | 859000 | 0.000005 |
ふたりはプリキュア MaxHeart | 3 | 774000 | 0.000004 |
先ほどの計算をひっくり返した結果になりました。
少人数の割には、独占具合が高めで嬉しい感じですね。
もっとも、値そのものがあまりにも低すぎて、実感としては全くお得感がありません。
そうか、映画館に行くと、0.000007美翔が貰える感じなのか。
髪の毛1本分くらいですかね…。
「ハートキャッチ」さんと比較すると、(0.000007美翔 - 0.000005花咲)分のお得。
さっぱり価値が分からん。
[6] プリキュア人数/スクリーン数
[5]は方向性は間違ってなかった。
値が小さくなりすぎて感覚がついていかないのなら、分母に使う数字を下げればよい。
ということで、スクリーン数で割ってみます。
美翔さんはスクリーン数が最も少なかったのだから、圧倒的に有利なはず。
意味としては、映画館あたりのプリキュア数。
舞台挨拶とかに来てくれる頻度と考えれば、概ねイメージはあってるかな。
もちろん高い方が良いに決まってる。
プリキュア | スクリーン数 | プリキュア/スクリーン数 | |
映画プリキュアオールスターズNewStage | 29 | 172 | 0.169 |
映画プリキュアオールスターズDX3 | 21 | 166 | 0.127 |
映画プリキュアオールスターズDX2 | 17 | 168 | 0.101 |
映画プリキュアオールスターズDX | 14 | 159 | 0.088 |
映画Yes!プリキュア5GoGo! | 6 | 152 | 0.039 |
映画Yes!プリキュア5 | 5 | 139 | 0.036 |
映画フレッシュプリキュア! | 4 | 163 | 0.025 |
映画ハートキャッチプリキュア! | 4 | 163 | 0.025 |
映画スイートプリキュア♪ | 4 | 168 | 0.024 |
ふたりはプリキュア MaxHeart | 3 | 133 | 0.023 |
映画ふたりはプリキュアSplash☆Star | 2 | 117 | 0.017 |
ふたりはプリキュア MaxHeart2 | 3 | 185 | 0.016 |
どうしてこうなるの…。
美墨先輩の2作目が最下位なのは分かる。スクリーン数が最も多いんだから。
だけどでも、どうしてスクリーン数が最も少ない美翔さんがこんな位置に。
美翔さん:
「…………。。」
もう諦めよう、美翔さん。どうにもならない現実というのも、あるんです。
明日も頭抱えてお腹痛めて出勤だ。