■(第2話)キミとアイドルプリキュア♪「私、バズっちゃってる!?」感想
咲良さんがバズられました。決め技の詠唱モーションを盗撮され、無断アップロードされたようです。
殴ったり浄化したりするところではなく、歌うところのみをアップしたあたり、プリルンの「歌」への熱い想いは本物らしい。
しかしながら怒られました。今年の女王妖精はしっかりしていらっしゃる。
よくよく考えてみれば、最後の切り札たる国防兵器の動画をほいほいアップロードしたら、敵に研究されてしまう。実際、研究された。
ついでに戦いの背景も語られました。
チョッキリ団によってキラキランドが壊滅した。
復興のためにリボンを集めよう。
素早い情報共有が本当に助かる。
更には敵にも怒られました。今年の敵幹部はしっかりしていらっしゃる。
熱心に研究してやってきたのに、アイドルさんは浮ついた様子で戦闘中に記念撮影。バズは斯様に人を狂わせる。
ただ𠮟った対象がアイドルさんではなく、プリルンだったのは興味深い。
承認欲求に狂う様を責めたのではなく、そんなのを選んだ戦略ミスを責めた。
チョッキリ団的には、戦ってる相手はキラキランドの残党なわけで、アイドルさんは現地調達した兵器だものな。
そしてそれを聞いたアイドルさん。プリルンを後悔させないためにも立ち上がり、「キミ」をキラキラにするために奮起なされた。
この辺のちょっと奇妙な流れは、キミプリさんの根底なのかなと思う。
2話だけの段階だと本作における「アイドル」は、事務所に所属している職業としてのアイドルではなく、「赤ちゃんは我が家のアイドル」のような意味でのアイドルに見えます。第1話でも親御さんが「うちの子は可愛い」と絶賛していました。
今回の「承認欲求そのものを直接には責めない」のも、その表れのように感じます。
コア視聴者は3歳~5歳ごろの幼児です。幼児が承認欲求全開で何が悪い。ママ!パパ!ほめて!わたし、カワイイ!わたし、すごい!!
そして親がそれをべた褒めして推しまくることに理由なんぞいらん。
もちろんネットリテラシーや周囲への迷惑等々のブレーキは必要ですが、承認欲求そのものが問題なのではない。
立ち上がった動機が、第一には自分を信じてくれたプリルンを裏切らないためなのも、その線に沿ってるように思う。
「親を悲しませないために頑張る」は、ともすれば危険な呪縛にもなりかねませんが、「褒めてくれたパパママがガッカリするから、ごはん中にふざけるのはやめよう」程度の話で捉えれば違和感はなさそう。
【今年の2人目・3人目】
2人目は来週登場なさるようです。
3人目は今のところ行動力旺盛なファンのひとり。
アイドルとファンの関係は、プリキュア的には鬼門のように思ってます。一方的な上下関係がある。
その対策で「お互いに推し(相手も何かを頑張っている)」で来るのかと思ったのですが、今回のご友人はあまりそのような感じにはならず。
ただ3人目は、現時点では推す立場なのが今後は並び立つので、その辺を反映してるのかもしれない。プリキュアを応援しているお子様が、自分もプリキュアになっていくイメージ。
もしそうなら、推している時期を長く描いた方が映えそうなので、加入はしばらく後なのかもしれない。
【今年の営業】
まだ2話だというのに、咲良さん頑張ってます。CMをまたいだグミ宣伝には感動すら覚えた。
他にもカメラ、ライトなども。特にカメラはストーリーにもがっつり食い込んでいます(承認欲求を否定しないのは、カメラの都合もありそう)。
キービジュアルには缶バッジグーも映っています。3人目の紫雨さんがグッズを自作するとか、いかにもやりそう。
玩具を売るぞ必ず勝つぞとの強い気迫を感じて、とても健康に良い。結果に繋がって欲しいです。
咲良さんがバズられました。決め技の詠唱モーションを盗撮され、無断アップロードされたようです。
殴ったり浄化したりするところではなく、歌うところのみをアップしたあたり、プリルンの「歌」への熱い想いは本物らしい。
しかしながら怒られました。今年の女王妖精はしっかりしていらっしゃる。
よくよく考えてみれば、最後の切り札たる国防兵器の動画をほいほいアップロードしたら、敵に研究されてしまう。実際、研究された。
ついでに戦いの背景も語られました。
チョッキリ団によってキラキランドが壊滅した。
復興のためにリボンを集めよう。
素早い情報共有が本当に助かる。
更には敵にも怒られました。今年の敵幹部はしっかりしていらっしゃる。
熱心に研究してやってきたのに、アイドルさんは浮ついた様子で戦闘中に記念撮影。バズは斯様に人を狂わせる。
ただ𠮟った対象がアイドルさんではなく、プリルンだったのは興味深い。
承認欲求に狂う様を責めたのではなく、そんなのを選んだ戦略ミスを責めた。
チョッキリ団的には、戦ってる相手はキラキランドの残党なわけで、アイドルさんは現地調達した兵器だものな。
そしてそれを聞いたアイドルさん。プリルンを後悔させないためにも立ち上がり、「キミ」をキラキラにするために奮起なされた。
この辺のちょっと奇妙な流れは、キミプリさんの根底なのかなと思う。
2話だけの段階だと本作における「アイドル」は、事務所に所属している職業としてのアイドルではなく、「赤ちゃんは我が家のアイドル」のような意味でのアイドルに見えます。第1話でも親御さんが「うちの子は可愛い」と絶賛していました。
今回の「承認欲求そのものを直接には責めない」のも、その表れのように感じます。
コア視聴者は3歳~5歳ごろの幼児です。幼児が承認欲求全開で何が悪い。ママ!パパ!ほめて!わたし、カワイイ!わたし、すごい!!
そして親がそれをべた褒めして推しまくることに理由なんぞいらん。
もちろんネットリテラシーや周囲への迷惑等々のブレーキは必要ですが、承認欲求そのものが問題なのではない。
立ち上がった動機が、第一には自分を信じてくれたプリルンを裏切らないためなのも、その線に沿ってるように思う。
「親を悲しませないために頑張る」は、ともすれば危険な呪縛にもなりかねませんが、「褒めてくれたパパママがガッカリするから、ごはん中にふざけるのはやめよう」程度の話で捉えれば違和感はなさそう。
【今年の2人目・3人目】
2人目は来週登場なさるようです。
3人目は今のところ行動力旺盛なファンのひとり。
アイドルとファンの関係は、プリキュア的には鬼門のように思ってます。一方的な上下関係がある。
その対策で「お互いに推し(相手も何かを頑張っている)」で来るのかと思ったのですが、今回のご友人はあまりそのような感じにはならず。
ただ3人目は、現時点では推す立場なのが今後は並び立つので、その辺を反映してるのかもしれない。プリキュアを応援しているお子様が、自分もプリキュアになっていくイメージ。
もしそうなら、推している時期を長く描いた方が映えそうなので、加入はしばらく後なのかもしれない。
【今年の営業】
まだ2話だというのに、咲良さん頑張ってます。CMをまたいだグミ宣伝には感動すら覚えた。
他にもカメラ、ライトなども。特にカメラはストーリーにもがっつり食い込んでいます(承認欲求を否定しないのは、カメラの都合もありそう)。
キービジュアルには缶バッジグーも映っています。3人目の紫雨さんがグッズを自作するとか、いかにもやりそう。
玩具を売るぞ必ず勝つぞとの強い気迫を感じて、とても健康に良い。結果に繋がって欲しいです。