ヴァイオリン日記

オーストラリア・メルボルンでヴァイオリン弾きをしてます。日常生活で感じたこと、経験した事、きままに更新しています。

反抗期

2005年08月09日 | 教えること
私が子供の頃、どうやって練習をしているように
見せかけるか、色々考えたものだ。

私は2階で練習するといって、2階に行くようになった。
すると、親は私の部屋にスピーカーを取り付けた。
親が下でスイッチを押すと、2階での練習が全て聞こえるのである。
そこで、私は考えた。
<よし、練習をカセットに録音しておこう。>
私は1時間くらい続けて練習し、それを録音し、
再生し続けた。
不信に思った母は、そーっと私の部屋のドアをあけた。
私はそこで、漫画に集中。

それからはもちろん練習は下でする事になってしまった。

こんな事をしていたのは私だけかなと思っていたが、
恩師(某大学教授)も、同じような事をしていたと言っていた。

子供は練習より、遊びに興味があって当たり前である。

でも、そんな思い出も今続いているから、
笑えるいい思い出になっている。