ヴァイオリン日記

オーストラリア・メルボルンでヴァイオリン弾きをしてます。日常生活で感じたこと、経験した事、きままに更新しています。

あがり症

2005年08月21日 | 教えること
本番は緊張するものである。

どんな演奏家でも緊張はするものだが、
あがってしまって曲を忘れるというのは、辛い。

準備不足による不安、他人の目が気になる、過去の失敗によるトラウマ、
ようは、自信がない状態によくあらわれる。

準備不足による不安がある場合、
次回からは、よく計画して、不安にならないよう練習をするしかない。
自分の許容量(レベル)にあった曲を
選ぶ事も重要だと思う。。難しい曲に不安はつきものだ。


他人の目が気になる場合、他人と比較する癖を取り除く事。
まじめな人は特に人の目が気になるようだ。
上手に弾こうと思うより、自分の演奏を楽しんでほしいと思う。

過去のトラウマはイメージトレーニングによって、解消する。
自分が成功したイメージを想像する。
以前失敗した箇所をイメージの中で何度も成功させる。

集中するには適度なリラックスが必要だ。
私の知り合いではヨガなどで呼吸法を勉強している人もいる。

どんな演奏家でも、緊張はするものだ。
自信がある人の緊張は、集中力をともなう。
集中力をともなう演奏をするために、
普段からの精神コントロールが大切だ。