元々オイルを抜いてもクランクケースを割っても金属片や部品は出てきませんでしたので完全に何かが破損しているわけではないのかとは思っていましたが・・・。
うちのクジラ君の心臓部の一部、ミッションメインシャフト(奥)とカウンターシャフト(手前)。
前述の通り見た目は綺麗です。歯が欠けているギアや損傷しているギア同士のかみ合い部は有りません。
ギアの回転自体にガタのあるものも無く、見た目はどこかに問題があるように思えません。
カウンターシャフトのトップギアとサードギア。トップとサードは3つの円筒状のぽっちりでかみ合うようになっていますが、穴側もエッジがきいており、円筒状の突起もさほど丸くはなっていません。
角が0.5mm~1.0mm程度丸くなっている程度。
同じくカウンターシャフトのサードギアとセカンドギア。
この辺りを疑っていたのですが、凹凸は結構きちんとエッジがきいています。
思っていたような損傷も有りません。
特にかみ合い部は片方が鋭角になっているのですが、そういう角度も出ていて一度噛めば滑りそうにも有りません。う~ん。
あえていうならセカンド側の回転方向の角が0.5mm程度角が取れていることでしょうか。
しかしこんなのがすべりの原因になるとは思えないのですが・・・・
変わってメインシャフト側。こちらもトップとサードの間の円筒状のぽっちり、穴はカウンターシャフト側と状態は同じ。角が0.5mm~1.0mm程度取れてはいます。
メインシャフト側のセカンドギアとサーフギア。こちらもかけもなくエッジも効いていて鋭角のかみ合わせ部角度も出ています。う~ん。
同じくセカンドギア側の回転側の角のみ0.5mm程度角が取れています。
結局私ではこのミッション自体に問題があるのか全く判断がつかない(というかこれが問題のレベルとは思えない)ので、お店にミッションを持っていって「どう思います~?」と聞いてみたのですが、「問題があるようには見えないのですが・・・」との回答。
このまま組みなおすべきなのかどうなのか迷います。
そのあたりの懸念もあったのですが、結局当たり面は結構綺麗に面が出ていたのと(左右に磨耗はありますが)、構造上問題の症状にシフトアームの磨耗が影響するとは思えないので今回はアームではないと思われます。
(私の場合は、修理というより部品が手配でき、大部分を交換したのと、また車種が違うので参考にならないかもしれませんが)
一応コメントは消しておきました。色々な方がおられますので(笑)
私も多用しております。ただ今回はコレと言う損傷も見つからないので調達する物もないですね~。
九州は頻繁に行ってますが、大抵仕事で同僚と一緒なのでバタバタと仕事して帰るのみです。
クジラの方はチェンジアームに問題があるとチェンジ自体が出来ませんので、シフトドラムの引っ掛かりが問題と思われます。
チェンジアームとかシフトドラムとかそっち方面じゃないですかね。