いよいよメッキに出していた部品が帰ってきました。コレで作業も進みます
キチンと処理して出したサイレンサーやエキパイなので、今回は何もクレーム無し。
しかしサイレンサーは出す前から状態が非常に悪く・・・
どこまで穴が大きくなるか心配していたサイレンサーですが、思っていたほど使い物にならない状態にはならず。
結構穴が開いていますが既にメッキに出す前にカーボン等を除去した時からで、左サイレンサーは穴がなかったものの、右サイレンサーの裏側はメッキに出す前から穴だらけでした。
その穴が一回り大きくなった感はあります。普通なら捨ててしまう様なサイレンサーですが当然旧車なので限界まで使います。
穴が大きいのでいつも使用しているマフラーガスケットではなくマフラーパテで穴埋め作業。塗っている時から乾いていっているのでちょいと塗りにくい・・・。
すぐにエンジンが動かせれば速乾ですが、今回は自然乾燥なので丸一日この状態で放置です。
右サイレンサーの裏側はパテだらけになってしまいました。左サイレンサーは穴こそないものの元々ステーへの取り付けボルトが1本折れていてサイレンサーは惨憺たる状況です。
加えてフレームにはステープレート以外にもう1箇所サイレンサー本体から出ている取り付けアームを固定する穴はあるのですが、サイレンサー自体にそのアームが有りません。
パーツリストに記載のマフラーとそのアームの有る無し等形状が違いますので、このサイレンサーはCB450K0用では無いのではないかと思います。
Sのサイレンサー部分にやりましたが、結局 鉄板を巻く結果になりましたっけ・・・。
金網を固定して塗る事ができればもう少し強度が保てると思います。どちらにしても一時しのぎですが・・・。
以前CB72にこいつを使用した時もすぐに漏れました。こいつの弱点は固形化するとゴム上になる液体のマフラーガスケットなどと異なり、良くも悪くも強度があることです。マフラーは金属ですので熱で収縮しますし、そういった点では漏れだけ考えるとゴム状になるガスケットの方が排気漏れし難いと思います。
またHNを変えられたのですね(笑)
うちの今サンタンに付けているC110のマフラーも派手に穴が開いていたので、当て板して溶接してもらいました。その職人さんはこちらでも有名な溶接職人さんですが、綺麗に溶接してさらに補強まで入れて頂きさらに溶接後が分からないように仕上げてもらう事ができました。
時間があればその職人さんに頼もうかと思ったのですが、以前と違いその職人さんも多忙なようなので今回はこの一時しのぎに。
マフラー自体もどうもK0の物でも無い様ですし・・手間をかける気が・・・。
連続使用温度160℃最大250℃と微妙ですが。
クランクケースのクラックにも使用可能らしいです。
このクジラが当方の元へ来てからは、フルレストアというよりは、実動(走る曲がる止まる)登録公道復帰を第一に、エンジンの一部とブレーキ、キャブのオーバーホール、エアークリーナーの交換以外は殆ど入手した時のままでしたが、板金塗装(通常は自分で全てやるのですが………。自家塗装ですかぁ~。あれじゃ~私の腕の方が………。)その他は複数の専門業者(名誉のため実名は非公開)に出しましたが、数々の厳しいコメント、私がカモラレタということでお笑い下さい。
それから、マフラーの件ですが、HONDA純正品です。ご指摘の点は、当時生産2年半はK0専用(サイレンサー前方に三角ステー付き)が装着、その後も若干入手出来(当方現在、分割式、一体型それぞれ新品中古数セット所有)ましたが、その後はK1との共用部品(前方の三角ステー無し、国内、アメリカ、カナダ生産共に。私の赤クジラもこのタイプを装着。こちらも、当方現在、分割式、一体型それぞれ新品中古数セット所有)になりました。
ウインカーの配線(私の赤クジラもそうですが、北米輸出タイプ元々有りません。)、ウインカーリレー(社外品です。純正新品に使用品複数持ってます。)もご指摘の通りです。
サイドカバーは、国内初期型(ラッチは両方共72のモノに近いデザインのプラつまみのモノが付きます。片方側のコーションプレートを貼る位置のプレスが有りません。コーションプレートも黒とシルバーが反転になります。)と輸出タイプはシルバー。国内中期型から黒です。
エアークリーナーもK1のモノが付いていましたので、K0の物に交換すみ。
ま~ぁ、何かございましたら、また書き込んで下さい。即応は出来ませんが、出来る限りチェックしてお答え出来るかと……………。
デブコンメタリックパテという商品は初耳ですが、アルミパテみたいなものなのでしょうか?
アルミパテは私もクランクケースのかけている部分を補ったり、穴の開いたキャブを補修したり強度が出るので多用していますが、マフラーに使用した話は聞かないですね~。
やってみた方がおられるか、興味があります。