お釈迦さまの誕生を御祝いする「花まつり」のパレードと祝賀会が成田山新勝寺の表参道と本堂前で行なわれました。ボーイスカウトを先頭に成田高校ダンスドリル部⇒同校付属中学校バトン部⇒成田高校・同校付属中学校音楽部⇒「誕生仏」を乗せた白い象の花車⇒成田山雅楽部⇒成田山僧侶・お練り導師など約250人が表参道を大本堂までパレードしました。ちょうど日曜日だったので、多くの人が見物に来ていました。
大本堂前の祝賀会では「誕生仏」に甘茶をそそぐ「潅仏会」(かんぶつえ)が各団体の代表によって行なわれました。最後に成田高校・同校付属中学校音楽部による演奏、同校付属中学校バトン部による演技、成田高校ダンスドリル部による演技が披露され花を添えました。若い人が一所懸命やっている姿を見ると何時も感動して、応援したくなってしまいます。年のせいなのでしょうか!?
その後、「釈迦堂」前に「花車」が納められました。傍に「花御堂」が設置されていて、お釈迦様の「誕生仏」に甘茶をそそぎ、御祝いが出来る様になっていました。貼り紙があったので、私も作法に従って甘茶をそそぎました。「誕生仏」はお釈迦様が生まれた時、天と地を指さして「天にも地にもわれひとり」とおっしゃった様子を表わしているそうです。これは誰もが唯一の尊い存在であると、生命の大切さを教えたものです。
ついでに成田山公園を散策しました。桜はすっかり散ってしまい、新緑に色取られていました。唯一咲いていたのは「八重紅枝垂桜」と「鬱金(ウコン)の桜」の2本だけでした。「八重紅枝垂桜」は何時もは「花まつり」の頃に満開になり、濃いピンクの花を咲かせて華やかでした。今年は予想外の暖かさの為に、葉が出て色も褪せてしまっていました。「鬱金の桜」は今年初めて植えてある事に気が付きましたが、平成10年に記念植樹されていたみたいです。花弁に葉緑体が含まれているそうですが、緑というよりは黄色でした。でも、珍しい花である事には変わりません。「桜」が満開の時に成田山に行けませんでしたが、3月25日に「倉本聰」さんの講演会の帰りに散策した時の写真を載せました(3~5分咲きでした)。
ボーイスカウト / ダンスドリル部・バトン部 / 音楽部の皆様
「誕生仏」を乗せた白い象の花車 / 成田山雅楽部 / 成田山僧侶・お練り導師の皆様
音楽部の演奏 / バトン部の演技 / ダンスドリル部の演技
「誕生仏」を乗せた白い象の花車 / 「花御堂」の「誕生仏」
池の桜は散っていました<4月8日> / 3~5分咲きでした<3月25日>
八重紅枝垂桜 <少し葉が出ていました> / 鬱金(ウコン)の桜