10月21日(日)は十三夜だったので、《房総のむら月見会》に行きました。雲ひとつ無い快晴の月見日和でした。15時30分~16時15分に「旧学習院初等科正堂」で二胡のミニライブがありました。月見だんごの試食の後、「岩屋古墳」の上でお月見をしました。「片見月」にならない様に先月の十五夜に引き続き参加しました。
二胡の演奏は「真真(シンシン)」さん。名前はパンダから拝借したそうです。山口県生まれ、千葉県在住の日本人です。2008年から東京在住の中国人胡弓演奏家・作曲家の「楊興新(ヤンシンシン)」氏に師事。2012年に千葉県立高校の国語科の教師を退職し、単独演奏会を開催したそうです。ベースギターは「岩田のぼる」さん。「上田正樹バンド」のベーシストを務め、多数の敏腕ミュージシャンと共演したり幅広く活動しています。
【ムーンリバー】に始まり、二胡曲のタンゴで【恋舞】(れんぶ)、歌と二胡で【蘇州夜曲】と【fly me to the moon】、唱歌の【荒城の月】、民謡の【こきりこ節】(玉すだれとコラボ)、童謡の【ふるさと】と【赤とんぼ】、バイオリン楽曲の【情熱大陸】、他に二胡曲を3曲、アンコールに【川の流れのように】を演奏して頂きました。二胡曲の【賽馬】では馬のいななき声やひずめの音を再現して楽しい曲でした。
演奏が終わってから、楽器を触らせて頂きました。弓の毛は2本の弦の間に挟まれていて外せないそうです。弦は思ったより細くて硬かったです。二胡は普通は座って弾く事が多いのですが、「真真」さんは歌ったり踊ったりしながら弾きたいので、このスタイルで弾く事が多いそうです。
16時30分頃にはもう月は出ていました。古墳の上にはススキや秋の草花やお供え(里芋と栗)、月見だんご(13個)が準備してありました。
房総のむら月見会 / 木々も少しずつ色付いて来ました
二胡とギターの演奏 / 「玉すだれ」に可愛いウサギさん達も参加
古墳の芝生は半分くらい枯れていました / 古墳の上からお月見
古墳の下から見てみました / 十三夜の月
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