サヨコの独り言

興味のあるものを「コンデジ」で撮影しに行ったり、
街で偶然に見かけたものを「スマホ」で撮っています。

《 ウクライナの歌姫 カテリーナ 》 -バンドゥーラ&弾き語りー

2022年09月27日 | コンサート

9月27日(火)、「成田市」と「成田市国際交流協会」の主催で行なわれた《 カテリーナ チャリティーコンサート 》に行って来ました。ウクライナでの人道危機支援及び、ウクライナ避難民を受け入れる周辺国での救援活動の為に開催されたものです。入場料の一部は日本赤十字社に寄付されます。

「カテリーナ」さんはウクライナに生まれ、日本に住んで16年になります。生後1カ月の時にチェルノブイリ原発事故が発生し、家族で避難生活を送ることに。6歳の時に被災した子供たちで構成された音楽団に入団し、海外公演で来日しました。ウクライナの伝統楽器の「バンドゥーラ」奏者として、19歳の時から日本に住み、音楽活動の拠点を東京に移すことに。現在、日本に2人しかいない「バンドゥーラ」奏者として、国内外でコンサート活動を行なっています。実は、もう1人は直ぐ上のお姉さんの「ナターシャ」さんです。

今年2月、祖国はロシアの軍事侵攻に見舞われました。母親の「マリヤ」さんは首都キーウから「カテリーナ」さんを頼って日本に避難し、一緒に暮らすことになりました。でも、まだ上の2人のお姉さん家族や親戚はウクライナに住んでいます。心配で居たたまれない気持ちだと思いますが、祖国への思いを語りながら、日本中を回ってチャリティーコンサートを行なっています。CDの売り上げも祖国の為に役立てようと頑張っています。私も2枚購入しました。

「バンドゥーラ」はウクライナの伝統楽器で、「リュート」 と 「ツィター」 を合わせたような外見。音色は「チェンバロ」 と 「ギター」 を合わせたような感じです。65本位の弦が半音階で5オクターブに渡って調律されています。膝の上に構えて高音を右手、低音を左手で弾きます。この楽器はかつては盲人が職業に使っていて、日本の「琵琶」との共通性があるそうです。楽器を作る職人が少なく、メンテナンスも大変との事。画像は『世界の民謡・童謡』のホームページからの引用しました。

第1部は、【幸せの鳥】・【金色の花】(マリーゴールド) ・【母への道】・【花は咲く】(日本語で) の4曲。第2部は、【ウクライナ】(第2の国歌と言われている曲) ・【平和な空】(オリジナル曲) ・【イマジン】・【翼をください】(日本語で) の4曲。アンコールとして、アカペラで【ふるさと】を歌いました。【金色の花】と【母への道】はお母さんの事を歌った曲だそうです。言葉は分からなくても、気持ちは伝わりました。「カテリーナ」さんの透明感のあるハイトーンボイスと、初めて聴く「バンドゥーラ」の響きに魅了されました。最後に主催者から「ひまわり」の花束が贈呈されました。一日も早く、ウクライナに平和な日常が戻る事を祈っています。

話は変わりますが、19日(月)に夫の十三回忌の法要で多摩の方の霊園に行きました。この日は 「台風14号」 が九州地方を縦断中でした。関東地方も影響を受け、行き帰り共に高速道路を走っている時、一時的に前が見えない位に雨が降って来ました。幸いな事に、墓前での読経の最中は晴れて暑いくらいでした。帰りの高速道路からは  「虹」 が見えたので、助手席からスマホで撮りました。コロナ禍のご時世なので、会食はせずに懐石料理のお弁当を持ち帰って頂きました。

また、「東京スカイツリー」では「すみっコぐらし」とのコラボイベント【そらのおばけのナイトパーク in TOKYO SKYTREE】を開催しています。24日(土)はこれを記念し、「すみっコぐらし」のキャラクター「しろくま」・「とかげ」・「ねこ」・「とんかつ」・「ぺんぎん?」をイメージしたカラーの「特別ライティング」が点灯していました。6種類(各キャラクター5キャラクター縦並び)の「特別ライティング」が約2分半ごとに移り変わり点灯します。画像は「5キャラクター縦並び」の「特別ライティング」です。

約300の座席は、ほぼ満席でした

ステージの様子  /  バンドゥーラ -ネックの方が低音部(弦は押さえずに開放弦で弾く)-

【おまけの画像】  高速道路から見えた虹  /  「すみっコぐらし」の特別ライティング

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