11月24日(水)、「スカイタウンギャラリー」で「浮世絵」の展示会を観て来ました。「成田市文化芸術センター」の収蔵作品を中心とした展示会で、2期に分けて開催されていました。< 第1弾 >は《楊洲周延》(ようしゅう ちかのぶ 1838~1912)でした。
《楊洲周延》は越後国・高田藩の下級藩士の長男として生まれ、「歌川国芳」などに師事した浮世絵師です。「神木隊」に属し、「彰義隊」にも加わって「戊辰戦争」を戦いました。しかし、「戊辰戦争」が終結後は【~好める道を以って世を渡らん~】と決意し、浮世絵師としての道を全うしました。「時代絵」、「役者絵」、「風俗画」、「戦争画」などを描きました。美人画に優れ、「千代田の大奥」や「真美人」などのシリーズで人気を集めました。
ついでに、「なごみの米屋総本店」の「ギャラリーなごみ」で《第23回 版画の会展》も観て来ました。色は使わず、黒白だけの表現に拘っているそうです。8人の方々の作品は、どれも細かい所まで気持ちが籠もった力作でした。
パンフレットより(部分) / 図は「不動」より(部分)
高貴演劇游覧図 -天覧歌舞伎-
佐倉義民傳(雪別れの場Ⅰ) -佐倉宗吾の名場面-
千代田の大奥(七夕) -「千代田の大奥」シリーズ-
鹿児島戦争記聞(古野手花世) -西南戦争- <コノテハナセは「この手離せ」の語呂合わせ>
いにしえ 金閣寺 -最賀正明様- / サンマルコ寺院の尖塔群(ヴェネツィア) -中島秀幸様-
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