サヨコの独り言

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《 倍賞千恵子コンサートwith小六禮次郎 》 -ギャラクシティにて-

2021年04月23日 | コンサート

東京都が緊急事態宣言を発令し、25日から実施する事になりました。2日前となる4月23日(金)、実家の近くの「ギャラクシティ・西新井文化ホール」に父と二人でコンサートを聴きに行きました。客席数902のところ、半分の450席として前後左右で重ならない様に空席になっていました。入口で検温と消毒をし、チケットも目視で係の人が確認してから、各自で半券を切り離して箱に入れるという徹底ぶりでした。公演中はもちろんマスクを着用し、誰も声を掛ける人はいませんでした。休憩を入れるとロビーに人が集まるからなのか、1時間30分の公演は通しで行なわれました。CDなどの物販は会場の外でした。寄り道はせずに、往復はタクシーを使いました。

ピアノの「小六禮次郎」さん(作曲家・編曲家)は「倍賞千恵子」さんの 私の好きな旦那様~♪ だそうで、ラブラブなトークは夫婦漫才みたいで楽しいステージでした。1番最初の曲は【見上げてごらん夜の星を】でした。2曲目の【下町の太陽】は「倍賞千恵子」さんが「紅白歌合戦」に初出場した時の曲。その時に一緒だった「坂本九」さんが歌った曲が1曲目でした。年齢も同じだったので仲が良かったそうです。幼少時は「のど自慢」荒らしとして知られ、その後は「みすず児童合唱団」で童謡歌手として活動していたとの事。日本の四季に因んだ童謡などを歌って頂きました。【さよならはダンスの後に】【おはなはんの歌】【忘れな草をあなたに】などのお馴染みの曲は懐かしかったです。

【さくらのバラード】(山田洋次作詞・山本直純作曲)は、『男はつらいよ・葛飾立志編』(シリーズ第16作)で1度だけ歌われた幻の名曲だそうです。歌詞の中の「渡し船」とは「矢切の渡し」の事だと思います。【死んだ男の残したものは】(谷川俊太郎作詞・武満徹作曲)は反戦歌なのですが、「新型コロナウイルス」で世界中で多くの人が亡くなっている今、この日に歌った【サンライズ・サンセット】と共に心に沁みました。

昨年の「バースデーコンサート」が「新型コロナウイルス」の感染拡大防止の為に延期になっていましたが、今年の6月26日に「東京オペラシティ・コンサートホール」で開催される事になりました。会場が都心なので私は行きませんが、「倍賞千恵子」さんは6月29日でちょうど満80歳になるそうです。感染状況によって開催されるか分かりませんが、記念のイベントになると良いですね。

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