サヨコの独り言

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《 第96回ふれあいコンサート♪ 》 池山由香・アルパ&声楽ソロコンサート

2019年04月18日 | コンサート

今回も成田市役所1階の市民ロビーで行なわれました。「池山由香」さんは音楽大学で声楽科・研究生を修了。10歳の時にアルゼンチン・ブエノスアイレス市にて「アルパ」に出合い、現地と日本で学びました。現在、アルパ奏者・声楽家として活躍しています。

「アルパ」は中南米で弾かれる民族楽器です。「ラテンハープ」、「インディアンハープ」、「パラグアイハープ」とも呼ばれています。コンサートハープの「ダブル・アクション・ペダル・ハープ」より小さくて(重さは10kg位)、半音を操作するペダルがありません。民俗楽器としては半音の操作は必要ありませんでした。しかし、様々なジャンルの曲を弾く様になり、本体上部に半音操作レバー(シャープレバー)がついた「アルパ」が考案されました。また、共鳴箱の側面や支柱には手彫の彫刻や寄木細工などの装飾が施されています。「池山由香」さんはパンダが好きだったので、真ん中にパンダを入れて貰ったそうです。

尚、「池山由香」さんのこの日のドレスはパラグアイ刺繍の「ニャンドゥティ」で作られたものだそうです。一つのモチーフを作るのに3時間位掛かるとの事。何人かで手分けしてモチーフを作り、それらを繋げて完成させます。とても手が込んでいて、作った人の思いがこもった素敵なドレスでした。

演奏曲はアルパの独奏で【コーヒー・ルンバ】・【ラ・クンパルシータ】・【川の流れのように】・【牛乳列車】(アルパの代表曲)・【コンドルは飛んでいく】(フォルクローレ)の5曲を演奏。「アルパ」の弾き語りで【ベサメ・ムーチョ】・【朧月夜】・【花祭り】(フォルクローレ)の3曲を美しいメゾ・ソプラノで歌って頂きました。【牛乳列車】は列車が走る様子を「アルパ」で表現し、テクニックが必要な躍動的な曲でした。

 

演奏の合い間に楽器の説明も・・・ / 寄木細工のパンダの装飾


パラグアイ刺繍のドレス / 市役所の入口に「チーバくん」と「うなりくん」の鯉のぼり


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