店主敬白(悪魔の囁き)

栄進大飯店の店主さがみやがおくる日々の悪魔の囁き。競馬予想や文学・音楽・仕事のグチやちくりまでいろいろ。

宇宙戦艦ヤマト 復活篇

2010-01-05 10:19:24 | Weblog
 正月だったので見てきました。
 なんと、夜6時過ぎの部で観客は10人ほど。
 それもおいらとぶち君以外は子連れ家族というカンジで、バケツサイズのポップコーンを抱えながら見ている人たちだった。
 親御さんたちは、たぶん「ヤマトシリーズ」のどれかをリアルで観ているかもしれない。
 
 はぁ・・・「こんなもんかいな」
 というのがおいらの感想です。
 科学考証がアレコレ、つうのは、ヤマトをリアルで観た世代としては、あんまり考えたくないんですがね(どうせ最初から無理があるしね)、「惑星」がブラックホールの中に入ってばんばん粉みじんになってるのに、ヤマトは大したことないあたりは、笑って許してあげましょう。
 「昔の同級生に会いに行く」
 感覚で楽しむとかないんですね、ホント。
 たとえその「懐かしき同級生」がトンデモな人になっていても、ねっ。
 
 音楽は・・・アルフィーのカン高い調子がウザ過ぎ。
 軍歌にならないギリギリのあたりが、ヤマトの良さだったのに。
 別に子供の歌もいらないような気がするんだけど。
 まあ、そのあたりが人気取り政策のひとつなんですかね。

 そして・・・南部・相原・加藤四あたりはどうした?
 ヤマトは古代だけのものじゃない・・・脇役がいたからこそ、ちょっと「アレ」な古代が成長していたけたのに・・・。
 脇役は「真田」だけじゃないよ、ひとりひとりは能力はそこそこかもしれないけれど、こいつらを、「中間管理職」としてそこそこ活躍させたほうが、よかったような気がする。
 まあ、人気取りのために新しい女キャラを描くには、そんなもん切捨てなんだろうな。

 全体的にどのファンを狙っているのか中途半端。