店主敬白(悪魔の囁き)

栄進大飯店の店主さがみやがおくる日々の悪魔の囁き。競馬予想や文学・音楽・仕事のグチやちくりまでいろいろ。

ある晴れた日のウィーンは森の中にたたずむ

2018-07-26 16:23:12 | 小説・読んだ本
 地震で千冊以上の本がパーになって、今少しずつ「買いなおし」をしているところです。
 その中でまず、ほしいと思ったのはこの作品。
 荒巻義雄先生がまだ、「紺碧の艦隊」とかの架空戦記を書く前の作品です。
 パラレルワールドの中で、カジノギャンブルというドロドロの世界と、美しい恋、過去の物語が絡み合って、荒々しくも繊細な小説世界を作っています。
 原型の小説を初めて読んだときから大好きになって、今でも、
「これ宝塚で作品化してくんないかな、バウホールでもいいけど」
 そんなふうに思い続けています。
 
 もちろん、この作品の拡大版ともいうべき「白き日旅立てば不死」も買ってしまいました。
 古本、しかも文庫なのに二冊とも原価より高かったけど、好きな本が手元に戻ってきてくれてうれしいです。
 おかえり・・・私のところへ。
 また、楽しい夢を見せてね。 


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