新・さひょ君のらくがき帳

僕と妻と娘、3人の日常と僕の趣味を書いたブログです。

レイ・ハリーハウゼン

2013-06-08 17:16:02 | 特撮
たまった古新聞の整理をしていて、小さなベタ記事が目に留まりました。5月9日付け日経です。この頃は、丁度、妻子のインフルエンザで、てんてこ舞いだった時なので、見落としてました。

レイ・ハリーハウゼン氏逝去。92歳。

昨年、このブログで取り上げたジェリー・アンダーソンと並ぶ、昔の特撮の有名人。ストップモーション・アニメーション(要するにコマ撮りの人形アニメです)の技法を駆使した独自の映像作りを特徴とした、往年の特撮映画の大御所です。近年リメイクされた「タイタンの戦い」や「恐竜100万年」のオリジナル作品を製作した方でもあります。

まだ小学生の頃、父に連れられて映画館で見た「シンドバッド七回目の冒険」や「シンドバッド虎の目大冒険」の、明らかに人が入ってないモンスターの描写に魅了されたものでしたが、世は「スター・ウォーズ」などの大規模なVFXの時代。ちまちました手作業のコマ撮りアニメは、80年代の時点で既に「時代遅れ」と化しており、その後、彼の名を聞くことは一切無くなってしまいました。

丁度、リメイクの方の「タイタンの戦い」を見ようかどうしようかと思っていたんですよね。地元のTSUTAYAには、彼の代表作「恐竜グワンジ」や「アルゴ探検隊の大冒険」なんかがあったはず。今は他にも先に見てしまいたいのがあるから、手が空いたら見てみようかな。

技術が無ければアイデアで勝負、の職人さんでした。彼のスピリッツは今こそ再評価する余地がある気がします。あ、だから「タイタンの戦い」や「恐竜100万年」がリメイクされたのか。

夢をありがとう。