斉藤うめ子ブログ

新しいニセコの街づくりにとりくみます

10㎞完歩しました

2017-04-10 00:24:28 | 自然と遊ぶ
第35回蘭越町ニセコ連峰歩くスキー大会が9日(日)に開催され
今年は10㎞シャクナゲコースに参加しました。
毎年この蘭越町スキー大会が全道の冬季スキー大会最後を締め括ります。
素晴らしい天候に恵まれ、この大会では5年ぶりに全コースがオープン
しました。全道内から、また道外は宇部市、呉市、名古屋市、横浜市、つくば市、
東京都、米沢市、厚木市から9人が参加し、191人がエントリーしました。



コースは10㎞ですが、実際20㎞以上歩き・滑ったような気がします。
下りはヘアピンカーブのようにスキーを何度も何度もクロスしながら
なだらかな樹林の間の斜面を行ったり来たりして、スタートしてから
ゴールまでほとんど休まず歩いて約2時間半かかりました。
下りは転んだら最後なかなか起き上がれないので、転ばないように
神経を使いました。お陰で十二分に春スキーを堪能?できました。



遥か昔のことですが、冬十勝岳に山スキーで3時間半かけて登り、下りに
30分かかりました。ベテランのスキーヤーは3分で滑り終えるコースだ
そうです。3時間半かけて3分では大変もったいない気がします。
30分でも少しもったいない位に思っています。

あらためてこのシャクナゲコースの魅力を感じました。
確か6年程前に15㎞のチセヌプリコースを登ったことがありますが、
この時も素晴らしいお天気に恵まれチセヌプリとシャクナゲのコル
からニセコの景色が一望でき感動しました。
またあの感動を体験できたらと願っています。



神仙沼散策

2016-08-11 23:57:07 | 自然と遊ぶ
8月11日は今年から始まった祝日「山の日」です。
祝日法に「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」とあります。
この記念すべき「山の日」に家にじっとしていられず、一方、先日の
ニセコアンヌプリ登山で足の筋肉痛がまだ治っていないので登山は控えて
家から30分ほどの近場にある「神仙沼」に行くことにしました。
山野草に詳しい友人に同行してもらい、良い機会なので他にも友人を誘い
5人で神仙沼を2時間余りかけて樹木・山野草を観賞しながらゆっくり、
たっぷり散策を楽しみました。

8月も半ばになるともう花のシーズンは過ぎ、それでもわずかに木道から
秋のキリンソウ、ノリウツギ(紫陽花そっくり)が見られました。
湿原地帯に入るとウメバチソウ、チングルマに数本出会いました。
紫色をしたタチギボウシ、サワギキョウ、ミツガシワ、黄色いコウホネの花は
数本水に横たわって(普段はしっかり立っているのですが)いる姿が見られました。
湿原の上を色とりどりの光り輝くトンボが飛び交い、“命を育む姿が見られました。

この日の神仙沼にはたくさんの方々が訪れ、本州からの家族連れやその中には
ニセコに1か月以上滞在している方々が数組おりました。ここ数年、こうした
長期滞在者がかなり増えてきているように思います。まだ一部ですが、
やっと欧米並みの休暇を過ごすようになってきたように感じます。

第1回の「山の日」に神仙沼で山の空気を深呼吸し、自然界のさまざまな
“生霊”に触れて良い一日を過ごすことができたと思います。

第26回おおたき国際スキーマラソン

2016-02-15 19:16:50 | 自然と遊ぶ
寒中明けとはいえ、2月の北海道はまだまだ寒さがつづくはずですが、
2月14日(日)開催のスキーマラソンは朝から大雨に見舞われ、
その雨の中、国内外から700人余りが大会に参加しました。
私は5Kmの歩くスキーに参加しました。

   無情にもスキーマラソン雨となる

8年近く履いたスキー板は一部が剥がれて昨年修理してもらい、
今年こそは新調したいと思ったのですが、なんとスキーの値段の高いこと、
今年も諦めてなんとかなりそうなので履くことにしました。

私のスキーはもともとクロスカントリー専用ではなく、クロカンより少し幅広で
裏はうろこ状になっていて、スキーの両側の一部にはエッジがついています。
軽くて山スキーにも便利なので重宝してきました。ワックスがけもせず、
ただ歩くのみのスキーなので登りには良いのですが、滑りが悪くどんどん差を
つけられてしまいます。おまけにスキー靴は劣化してひびが入りそこから水が
しみ込んできます。ゆっくり下るのは良いとしても、遅すぎるので時間は
気にしていませんが、ぐしょぐしょに濡れたスキーコースを今回ばかりは
もう少し早く滑って欲しいと思いました。

雨と汗で頭の天辺から足先までびしょびしょに濡れてしまいレース終了後は
参加賞ときのこ汁を頂き早々と午前中に帰宅しました。

午後からはなんとか間に合いそうなのでおよそ半年ぶり?に句会に参加しました。
会員は一人逝き、先生を入れて8人になりました。
亡き友を詠んだ句が数種ありました。

   忽然と如月の日に友逝けり

   春待たず句集を残し友逝きぬ

   寒に入り眼(まなこ)をとどむ訃報欄