斉藤うめ子ブログ

新しいニセコの街づくりにとりくみます

「不規則発言」とは

2019-06-07 19:37:56 | 議会・議員
今年3月12日(火)私が一般質問に先立ち「国際女性デー」
についての発言に竹内正貴議員から異議が出され、それに
つづいて共産党の三谷典久議員から「これは不規則発言だ」
との動議が出され、会議録から削除されました。

後でそれを聞いたジャーナリストの一人は「共産党が『国際女性デー』
の発言に『不規則発言』との動議を出すのは考えられない」との話でした。
他にも「国際女性デー」に詳しい女性議員たちからこの「不規則発言」
には驚きの声が上がりました。

「不規則発言」とは「一貫性のない発言、意味不明な発言、議会における
『野次』」などを指すとあります。
「不規則発言」の意味を理解していなかったのでしょうか。

「国際女性デー」についての発言が、果たして「不規則発言」に当たるので
しょうか。しかも共産党議員から「不規則発言」との動議は本当の共産党員
ならそうした発言は決して出来ないはずです。
本当は「共産党員」でなかったのかもしれません。本当の共産党員なら
「国際女性デー」について心から賛同したはずです。
これこそが共産党への信頼を揺るがす「不適切発言」です。

「不規則発言」とは議会に於いて意味不明の「野次」を指すことであり、
「国際女性デー」の発言は全く「野次」には当たりません。

「不規則発言」の意味を正しく「理解」して頂きたいと思います。
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議会の構成

2019-05-06 19:11:11 | 議会・議員
まず私は総務常任委員会に所属することを希望します

いよいよ新しい議会が5月8日(水)から始まります。
8日(水)は議会の構成・初議会の進め方についての協議があります。

翌9日(木)が初議会開会となります。
議長、副議長、監査委員、各委員長他役職が決まります。

今年の選挙で議員の構成をみると

4期目 猪狩一郎、青羽雄士 
3期目 斉藤うめ子
2期目 篠原正男、浜本和彦、木下裕三
1期目 高木直良、小松弘幸、高瀬浩樹、榊原龍弥
以上の10名の議員です。

私は3期目を迎え、これまでの経験=総務常任委員会で教育・福祉に
ついて主に関わってきました。この経験を活かして引き続き総務常任
委員会に所属することが必要であると考えています。
議員の希望を第一に経験を重視した議会構成になることが重要と考えます。
ニセコ町のためにより活躍できる適材適所として私は総務常任委員会
に所属することを強く希望します。これは私の揺るぎない決意です。

議会がより一歩でも民主的に運営されるために議員の意見を重視して
頂きたいと思います。これからはニセコ町議会の良識を確り町民の皆さま
に示していかなければなりません。

町民のみなさまの議会への関心がより高まるように、まず議会の議員の
構成に注目して頂きたいと思います。

町民の皆さまの良識ある判断を仰ぐこと切に希望します。
議会へのみなさまのご意見をどんどんお寄せ下さい。

ニセコ町が外部からの評価に相応しい町になるためにも町民みなさまの
参加が必要と思います。

議会における不規則発言とは

2019-04-02 23:34:00 | 議会・議員
「国際女性デー」に関する発言と不規則発言

3月12日(火)本会議場で一般質問に先立ち「国際女性デー」について
紹介した発言が「不規則発言」とされ削除されたことに関してある女性
議員からコメントを頂きましたので紹介します。
他にも同様のコメントが3~4件寄せられました。

【それにしてもひどい議会です。ニセコ町議会の議員は「不規則発言」が
どういうものか全く理解していないのですね。不規則発言は一般的には
野次に類するものです。

国連が決めた「国際女性デー」のことが、何で不規則発言に該当するのか、
不規則発言とする輩の方が公序良俗に反しています。

しかし、議会は数の世界なので、どんなにおかしいことでも数の論理で決めら
れてしまいます。私もこれまで何度も悔しい思いを重ねてきました。少しでも
アドバイスできるようになったのは、悔しい経験を沢山してきたからだと思い
ます。

ニセコ町議会同様、私の市議会もおかしなことはたくさんあります。
しかし、今回のようなおかしなことを繰り返さないように、こちらも知恵を絞り、
少しでも改革するように賢くふるまうことも大事です。

削除をした部分も、記録として残す原本の会議録にはすべて掲載されている
はずですから、全く無になってしまうわけではありません。ネットで検索した
会議録では削除されていますが、記録には残るはずです。
参考までに、時間がある時に、下記判決をお読みください。
平成29年(行ヒ)第216号 議場における発言取消命令取消請求事件
平成30年4月26日 第一小法廷判決

女性議員が50%になれば、こういった馬鹿なことを平気でやっている議会も
なくなります。】

「国際女性デー」への認識が余りにも遅れているニセコ町議会に驚きを禁じ得ません。

「国際女性デー」の歴史的意義を少しでも理解していたなら、議長はこうした認識の
ない議員からの動議を取り下げる判断ができたと思います。


議会のハラスメント続報

2019-01-20 15:46:00 | 議会・議員
北方ジャーナル2月号が1月15日に発売されました。
昨年12月15日に発売になった北方ジャーナル1月号の続報です。

フリージャナリストの武智敦子さんから2回目のインタビューを昨年
12月半ばに受けありのままに真実を話しました。これはその極一部です。

これは私一人の問題ではありません。同じように、いや私以上に苦しんで
いる女性議員たちが周りに沢山いることも事実です。その女性議員たち
とまた同様な苦しみを受けてきた女性公務員の方や議会に精通した方々からの
励ましやアドバイスを受けてきたからこそなんとかこれまでやってこられた
のだと思います。

この人間社会から“ハラスメント(いじめ、いやがらせ=犯罪)”がなくなる
ことはないかもしれません。しかしそれが横行しつづけることに少しでも歯止め
をかけることができればと思っています。

四面楚歌

2018-12-24 23:49:08 | 議会・議員
11月16日(金)の議会報告会で私は四面楚歌で孤立無援の状態でした。
小学校・中学校の“いじめ”と同様、傍観者たちは何をどう判断したら
良いのかほとんど認識できなかったのです。ただ知らん顔をして傍観して
いたのです。あるいは“俺とは全く関係ないよ”と思っていたのか、
あるいは“いじめ”を面白がっていたのかもしれません。
それは基本的な倫理観の欠如に起因しているように思います。
これこそが“いじめ”がなくならない最も大きな原因です。
しかも議会の中です。この社会から“いじめ”がなくなるどころか、
ますます“いじめ”が増えるのは当然です。

議会の中で全ての議員がハラスメントをしているわけではありません。
主に3~4人です。しかし他の議員は権力(小権力)には抗えないのです。
協力するか、その流れに乗っているのが安泰で無事なのです。
安心です。エネルギーを消耗しないで済みます。
中には気が付かない人もいます。
あらゆる場において、男社会は弱いものをいじめる、女をいじめる象徴
でしかないのです。

議会の中で四面楚歌でも議会の外に一歩出ると世界は異なります。
意識の高い、教養と品性を備えた人はたくさんいます。

≪議会の常識は議会の外では非常識≫と、権力者はよく口にしますが、
実は“分かってるんだな~?(本当は全くわかっていない)”と感心します。
わかっているけど“悪”は面白くて止められない!のかもしれません。

ハラスメントの勉強会は議会と役場が共同で勉強会を継続していく必要
があります。

“気づき”が必要です。無理かもしれませんが、しないよりはましです。

一縷の希望を託して議員にも「ハラスメントの勉強を!(しっかりと)」
してみる必要はあります。