斉藤うめ子ブログ

新しいニセコの街づくりにとりくみます

まちづくり町民講座 

2018-02-20 01:18:39 | 町の課題
第168回まちづくり町民講座が2月15日(木)に開催されました。
テーマは「ニセコ町役場新庁舎基本設計完成にむけて」
町から黒瀧敏雄参事他2名、アトリエブンクさんから2名の5名が説明に
当たりました。参加者は9名でその内私を含め一般町民の参加者は3名で
6名は役場職員でした。新庁舎建設への町民の関心のなさを実感します。
なぜ町民のみなさんは新庁舎建設へ関心をもたないのでしょうか。
町民参加が基本のニセコ町「まちづくり基本条例」に反するのではない
でしょうか。
問題は何か。町は真剣に精査すべきではないでしょうか。




 にっことバスの利用

2017-12-31 00:38:35 | 町の課題
車が1台になってから2年半になりました。
市街地からちょうど自宅まで8㎞離れています。
車を2台にする予定は今の所ありません。
この2年余り、車1台でとても不便ですが、なんとかやり繰りしてきました。
最近よく「にっことバス」を利用することが多くなってきました。
でも予約を断られることが多いので、その際は勇気を出して友人・知人に
電話をしてみて、うまくいけば乗せてもらえるし、ダメなら最終手段として
タクシーがありますが、往復すると5,000円ほどになるので、めったに
利用しません。

先日「にこっとバス」に電話をしたら、バスの予約係が
「午前中は空いている時間は全くありません。」
「予約は1週間前から受けて付けています。」と言われ、
要は1日や2日前に申し込む方がけしからん!といわんばっかりの感じでした。

最初から覚悟の電話とはいえ、あー、またかという思いになりました。
1週間前から予定が決まっていることならともかく、それでも予約が取れない
話はよく聞きますが、そうはいかないことの方が多いのです。
またこうも言われました。「近く(街中)ならいけますが、そちらまでは時間が
かかるので、次の予約までの時間には入れられません」、これはよく言われます。
遠いいからこそ車が必要なのですが、近くならタクシーを頼むなり、お天気次第で
1~2㎞ぐらいは運動にもなり歩く気にもなります。

昨日は初めからダメ元で、「にこっとバス」に電話をしました。まず始めに
「明日、空いている時間はありますか?」(こちらの希望時間は言わない)
「どちらからですか?何時がご希望ですか?」たまたま近くに先約の方がいた
ようで時間も近いので予約が取れ、お願いすることにしました。「すぐに乗れる
ように外で待っていてください」と言われました。それで自宅から100m離れた
町道まで歩いて行って待っているときっちりと予約した時間に来ました。

帰りは仕事の打ち合わせが30分で終わってしまい、迎いの時間まで2時間余り
ありました。最初から2~3時間の待ち時間は覚悟して本でも読んでいようと
思ったのですが、先方が「送って行きますから」と言ってくれたので、
「キャンセルしたくないのでバスを待ちます。」と言ってお断りしたのですが、
「2時間も時間があるなら断ったらいいでしょ~、送っていきますから」と親身に
なって言ってくれるので、心苦しいのですがキャンセルすることにしました。
電話で「誠に申し訳ありませんが、送って下さる方がいるので・・・」と言うと
「良かったですね、送っていただけて・・・」と気持ちよく言ってくれました。

行きはともかく帰りには時々送って下さる方と出会うとことがあります。
だからと言って、初めから当てには出来ないし、相互扶助がうまく機能すると
良いのですが、悩ましい問題です。私も友人を見つけるとよく乗せてしまいます。
その都度「にこっとバス」をキャンセルしてもらっています。

町の話題

2017-12-01 23:59:03 | 町の課題
平昌(ピョンチャン)冬季五輪に700万円!?

ニセコ町は平昌オリンピック・パラリンピックに町長・議長の他、町職員や
町内のスキー場担当者11人が交替で2月9日から25日まで現地に滞在し
3月のパラリンピックも視察する計画です。

この11月30日(木)の北海道新聞朝刊の報道に町民の反応は:
・700万円?平昌に何しに行くのか?
・ともかく町長はこうしたことが好きだから。
・ニセコ町は倶知安町の2倍近い経費だ。
・国際大会のノウハウを勉強?素人が行って何がわかるの?
・オリンピック開催となれば、世界のエキスパート(専門家・熟練者)が
 来て指導してくれるはず。町職員が行くのか?
・経費の半分は視察参加者が負担すべきだ。
・もし開催ということになればオリンピックに掛かる経費は?
 オリンピックが終わった後に何が残るのか?

町内この話題で持ちきりです。
この町民の反応に私自身驚いています。

9月議会定例会最終日の13日(水)議会は平成29年度一般会計補正予算
の内、平昌オリンピックパラリンピック現地調査補助として428万9千円を
増額した計694万4千円の予算を承認し可決しました。
それに先立つ9月11日(月)の議員協議会で約50分に渡り
「2018年平昌オリンピック・パラリンピック視察等について」教育委員会
から詳細な説明を受け協議を行いました。

その席上いろいろ質問しました。
・なぜこんなに経費が掛かるのか、
・なぜ宿泊をソウル市内でなく会場近くに出来ないのか、
・ドライバー付レンタカーをして会場まで片道3.5時間もかかるのは
 費用・時間のロスではないのか。

それに対し教育委員会側の説明では:
平昌には宿泊施設がなく、関係者のみ限定で宿泊できること、近郊都市
江陵(カンヌン)は宿泊代が高く、宿泊数が限定されていること、しかし
町長・議長・随行職員は3泊4日で江陵に宿泊するが、一般のオリンピック
来場者はソウルから会場に通うことになっている。
あらゆる面から検討した結果であるということでした。

オリンピック特別価格で宿泊代も普段の数倍に跳ね上がり、一例をあげると
今回1人一泊7万円もあるとのことです。
確かに15泊16日、8泊9日とスキー場関係者の滞在は長く、視察者数も
多いと思いますが、オリンピック開催に供え準備を今からしなければ間に
合わないので、関係者はオリンピックへ向けて期待と不安を抱えながらも
準備を始めているようです。詳細は町民学習課に直接お尋下さい。

町民講座 『ニセコ町まちづくり基本条例』とコミュニティを考える

2017-10-30 21:24:40 | 町の課題
第164回ニセコ町まちづくり町民講座が10月24日(水)に開催されました。

講師は小樽商科大学の野口将輝先生。
講演は『まちづくり基本条例とコミュニティ』
 ―町の情報発信のあり方を考える―  講演につづいて意見交換
ワークショップが4グループに分かれて行なわれました。


『ニセコ町まちづくり基本条例』制定後16年が経つ今年は4回目になる
基本条例検討委員会が見直しを始めています。

私は2009年第2回「ニセコ町まちづくり基本条例」検討委員会の委員でした。
この検討委員会で私は基本条例にクオータ制の導入を提案しましたが、
受け入れられず、それに代わって第31条《審議会等の参加及び構成》に第2項を加え
【前項の委員の構成に当たっては、一方の性に偏らないよう配慮するものとする。】
の一項を付け加えることになりました。
この<解説>には次のように書かれています。
・・・ 一方の性に偏らないとしたのは、男女という区分に拘わらず、社会の
あらゆる多様性を享受しようとするものであり、構成を均等化することで、
多様な意見を審議会に反映させることを狙いとしています。・・・

この解説には納得していますが、一方でまず基本となる男女の平等には
まだまだ不十分な基本条例であり、小さな一歩ですが大きく育てていくこと
が必要です。まだこの条例は達成されておりませんが、少なくとも現在
では委員会等にもよりますが、約30%近い女性の参画があるようです。

この町民講座に約30人参加しましたが、その多くは町職員と検討委員会委員で
占められ、一般町民の参加は少なかったように思います。

ニセコ町まちづくり町民講座はだれのための何のための講座か。
参加者(町職員大半)がいつも偏っているような気がします。
ちなみに私はいつも同じ顔ぶれの一人ですが。
町民を代表して必ず参加するようにしています。

ニセコ町役場新庁舎建設第1回ワークショップ

2017-10-18 23:08:50 | 町の課題
新庁舎建設第1回ワークショップが10月18日(水)に開かれました。
   

   

約20名が参加しましたが一般町民の方々の参加が少なかったのが
残念に思います。役場の意向で35歳以下の職員が参加しました。
3班のグループに分かれて自分の意見を付箋紙に書いて、意見を
分類して模造紙に貼って行きます。
最後に各班がテーマ、キャッチコピーを付けて発表します。
このワークショップの良い所は参加者全員がどんな意見でも、日々実感し、
思っていることを自由に発言できることです。
良い意見が出し尽くされた感じがしました。現在の役場庁舎の“ここがいい”、
“ここが悪い”では各班とも共通した意見がたくさん出ました。





これから第2回、第3回のワークショップが開催されると思いますが、
もっとたくさんの町民の方々、若い方々もまた特に女性や高齢者の方々
にもっと参加して頂き、新庁舎がすべての町民の“居場所”になって
欲しいと思います。私たち町民のための庁舎です。
これから60年、70年町民と共にある庁舎です。
私たちにとってより住みやすい町にしていくために、庁舎は町民にとって
大切な行政機関であり、町民を災害から守る防災拠点でもあります。
自分の家を建設する時のような真剣な気持ちで、積極的に意見や要望を
出して私たちの求める理想の庁舎を建設していきたいと思っています。