斉藤うめ子ブログ

新しいニセコの街づくりにとりくみます

北大公共政策大学院地方議員向けサマースクール

2014-08-24 23:37:15 | 政治
北海道大学公共政策大学院が主催する地方議員向けサマースクールに
参加しました。このサマースクールに2010年から毎年参加して今年で
5回目になりました。8月20・21日の2日間の日程でしたが、今年も
後志町村議会議員研修会と重なり1日のみの参加になりました。

受講者は道内外から51名が参加し、道内では芽室町から7名、
道外では神奈川県の海老名市から6名が参加しました。
斜里町から3名が参加し、北海道大学公共政策大学院と連携して日本で
初めてとなる新しい条例の制定を目指しているとのことでした。

最近の傾向としては議長経験者や議会事務局職員の参加者が目立ちます。
新しい議会のあるべき姿を模索し議会改革が活発になってきたように感じます。

1日目<座学> 講演と質疑応答
◇人口減少と公共施設の維持・更新 北海道大学公共政策大学院 石井吉春教授
◇滝川市における公共施設マネジメントの取り組み(事例紹介)
 滝川市総務部公共施設マネジメント課 浦川学央課長
◇釧路市における公共施設マネジメント
 釧路公立大学地域経済研究センター 佐野修久教授

1960年代東京オリンピックを契機に建設された公共施設が半世紀経ち
2010年から公共施設の維持・更新が始まっています。
北海道は1970年代の札幌オリンピックを契機に公共施設が次々建設され、
これから更新の時期に来ています。
将来的に人口減少や高齢化が進み、社会保障費が増大し、これまで以上に
財政難が予想される中、漫然と新設・建て替えではなく計画的な施設管理が
必要になってきます。