斉藤うめ子ブログ

新しいニセコの街づくりにとりくみます

赤十字奉仕団北海道支部 道南ブロック協議会総会・研修会

2014-10-03 22:51:11 | 活動日誌
10月2・3日、函館湯の川観光ホテルに於いて、赤十字奉仕団
道南ブロック協議会総会と研修会が開催され出席しました。
ニセコ町赤十字奉仕団から過去最高の12名が出席しました。
役員8名全員と会員4名でした。全体では約140名の参加が
ありました。
参加地区は函館、室蘭、苫小牧、登別、伊達、北斗の6市からと
松前、知内、森、鹿部、福島、ニセコ、余市、白老、豊浦、浦河の
10町でした。

1日目の研修会は「奉仕団の活性化について・奉仕団の役割」と題して
日本赤十字社北海道支部の橋田雄一事業部長からの講話がありました。

2日目の研修会は「防災について・災害時に求められるボランティア活動」
と題して函館赤十字病院の常田智子看護係長から東日本救護活動報告:
東日本大震災の実践活動について現地での活動状況と日本赤十字社の
こころのケア、災害時のストレス反応について具体的な活動内容の
詳しい報告がありました。

私は赤十字の活動には普段から共感して、会員として活動に参加させて
いただいておりますが、赤十字活動の基本である【ボランティア】の意味は
自発的な意思に基づき、何かに貢献するとあります。
このボランティアの精神と赤十字奉仕団の【奉仕】の精神とは矛盾する
ものがあるのではないかと感じています。

【奉仕】は謹んで仕えること。奉事。献身的に国家・社会のために尽くすこと。
 とあります。
【奉事】は長上につかえること。とあります。
【長上】とは年長、目上とあります。

私は赤十字のボランティア活動に楽しく参加させていただいていますが、
奉仕(目上の方に謹んでお仕えする)活動に参加する気はありません。
【奉仕】という言葉がどこから来たのか、語源は「Ministration」を
世話、奉仕、援助と訳したことにあるようですが、よく理解できません。

【ボランティア】と【奉仕】の意味には根本的に相反する、矛盾する意味を
含んでいると思っています。
ボランティア=奉仕と単純に結び付けて、何の疑問を持たずに活動することに
違和感を抱いています。
赤十字の【奉仕】の意味についてこれからもっと議論しても良いのではない
かと思いますが、いかがでしょうか。


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