斉藤うめ子ブログ

新しいニセコの街づくりにとりくみます

介護予防ボランティア養成講座

2020-01-10 21:17:50 | 活動日誌
ニセコ町地域包括支援センターによる「介護予防ボランティア養成講座」を
受講しました。受講者は6人全員女性で60代後半?から70代前半の方々
でした。

2018年3月31日現在のデータになりますが、ニセコ町の高齢者の状況
65歳以上 1362人 26.6%  *高齢者は増加しています。
75歳以上 697人 13.6%
日本の平均寿命    健康寿命  平均寿命と健康寿命の間の年数(介護必要)
 女性87.32歳    74.21歳    13年間
  男性81.25歳    71.19歳    10年間
ニセコ町の高齢者の要介護(要支援)65歳以上の認定者数 
 要支援1 60人、以下介護度
 要介護1 62人、 2→51人、3→46人、4→31人、5→15人
合計265人 19.5%
要支援・要介護認定者は増加傾向にあります。
この平均寿命と健康寿命の間隔をいかに縮めるかが課題です。

高齢者体験学習の様子(すでに高齢者ですが、さらに高齢者に)

眼にはゴーグル、耳には耳栓、体には5~6キロある錘付のジャケット、
冬山用のような厚い手袋、足には錘の着いたかがとの方が低くなっている靴
を履いて杖を持って階段を上り下り、手袋を履いたままアメの入った小さな
プラスチックの袋を破って出す、プラスチック入りの割り箸を袋から出して
白い用紙の上に数ミリの紙を丸めたものを箸で摘まんで入れ物にいれる、手袋
を履いたままで自分のお財布から小銭を取り出しテーブルの上に置いてまた
その小銭をお財布に戻す動作等を体験しました。何よりも眼を覆うゴーグル
でほとんど見えないのが一番大変でした。外した時は辺りがパット明るくなって
何でも見えるような感じになりました。
今でさえ歴然と心身の不自由を実感しているのにさらに追い打ちをかけるように
高齢者の前途の厳しさを再体験した感じがします。
生きることは“苦”なのか。" 楽“でないことは確かです。




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