相変わらずふらふらしているものの、意欲だけははち切れるほどあるんですの。
で、今日は病院へ検査へ行く前に、新しい技法でシルバーアクセサリー作りに挑戦しました。
本日は彫金の工房でロストワックスというやり方を学びました。
シルバーアクセサリーの作り方というのは大別すると、純銀粘土を使う方法、鋳造して作るロストワックス技法、地金を直接加工する彫金と3つの方法があります。
私はシルバークレイ(銀粘土)を最初にやったわけですが、粘土だから自由自在に形が作れるし初心者には入りやすいのです。
ただ銀粘土はなかなか高価で、昨今の金属相場上昇と相まってさらにお高いものになっています。それに焼成には電気炉が欠かせないし、それもそこそこお高い買い物になるわけです。
ロストワックスというのは、ロウソクの蝋に似たワックスと呼ばれる材料で原型を作り、それを石膏で型をとって高温で焼くと、蝋であるワックスは外へ流れ出て(ロストは失う、無くなるの意味)石膏の型だけが残ります。その石膏の型に溶けた貴金属を流しこんだ後に石膏型を壊すと、中のワックスは貴金属に置き換わっているという仕組みです。
鋳造(キャスト)は鋳造業者に頼みます。
それぞれに長所、短所はあるので、自分に合ったやり方を選べたらいいなーと思って、どちらも体験してみたいと前々から思っていたのです。
ラッキーなことに玄創工房さんで、ロストワックスもやってくれることになったので、さっそく行ったわけです。
まあ、細かいことは疲れているので割愛しますが(ヲイ)、同じシルバーアクセサリーでも銀粘土とはまったくアプローチの仕方が違うので、ちょっと面食らいました
今回またリングを作ることにしました(凝りもせず)。
翼がついたリングをイメージしてますが・・・
真ん中の青い物体が制作途中のチューブワックスです。
ワックスを削って形作っていく作業は、彫塑そのもの。
彫塑が苦手な私は、糸鋸を使う段階でもう逃げ出したい気分(大げさな)。
大きな塊から3次元の完成体を創造する脳が働かない人は向かないな~と思いますた。
下手くそなのだけど、やりかけのワックスを見てると早く完成させたくてウズウズします せっかちですから・・・
これと平行して銀粘土の方もやっていきます。
ん~~~ワックス技法、私に向いてるのかなー?