桜子の † 智天使工房 † 

カラーセラピストでメタルスミスの私が歩む日々。
みんながハッピーになれるものを作りたい。

女性の味方:神秘の青いハーブティー

2017-07-30 16:08:06 | グルテンフリー

熊本に行く直前、めまいや背面痛の治療に鍼灸マッサージに行きました。

その時に、治療院の先生が勧めて下さった青いお茶が今日の話題です。

ハーブティーで青みがかったものといえば、マローブルー(ウスベニアオイ)しか知らなかったのですが、これはさらに目の覚めるような魅惑のブルー

バタフライピー(蝶豆)といってマメ科の植物の花の部分です。
古くからインドやタイなどの東南アジアで親しまれてきたハーブとのこと。

この色素はアントシアニンで、抗酸化作用があり眼精疲労に効きます。
また、美人を作るお茶などといわれ、美容効果があるんだそうです。

私もさっそく手に入れて淹れてみましたが、美しいブルーに癒されます

味も癖がないので飲みやすいですが、タイなどではライムやシロップを入れて飲んでるということです。

ちなみにレモンやライムを入れると、クエン酸に反応して赤紫色に変化します。

体調がよろしくない時は、好きなコーヒーも飲みたくなくなるのですが、かといって他に好きなドリンクもなかった私。

これなら心も体も喜びそうで、よいものを教えてもらいました


 


不幸を招くのは誰?

2017-07-27 10:09:30 | 自閉症のtoshiya
津久井やまゆり園の凶悪事件から1年が経った。

私も思うところがたくさんあって、あり過ぎて、感情が先走って、言葉としてまとめられずにいる。

だが、私はここに書き置く義務がある。
だから感情のままの言葉を赦して下さい。

犯人植松はいまだに自分の正しさを主張しているそうだ。

私が一番気になったのは、「障がい者は不幸を招く(から必要ない)」という意味の言葉だ。

不幸って何ですか?

希望も見えず、暗く沈んで辛くてたまらない状態なことかな?わかりやすく言って。


じゃあ、あなたの両親はあなたが健常者として生まれてくれて、今現在幸せの絶頂にいるのかな?
ねえ、ねえ、どう思うの?
正義のヒーローとして誇りに思ってるのかな?きっとそうだね!
だってあなたは健常者だから。

そういうことだよね?

私には重い障がいの子がいるんだけど、すごく愛してるんだよ。
宇宙で一番大切なんだよ。
世話が大変なのは事実だけど、それがイコール不幸とは言えない。

少なくともうちの息子は、抵抗も出来ない人たちを殺戮したりはしないし。

それだけでも、私は心底シアワセ。

私は一度離婚しているけど、息子のせいではないし、それは不幸でも何でもなく、より良く生きるための岐路に過ぎない。

命を馬鹿にするんじゃないよ。

いつかあなたが罪の重さに苦しむことを祈ってます。







しあわせの欠片

2017-07-25 16:29:20 | 日々のこと
今回の家族帰省は、母の86歳の誕生日を祝うためのものでした。
今までは遠方ということもあり、そんなことはしたこともなかったのだけど、父を亡くしたばかりの母を励まそうと、夫が旗を振ってくれたのです。

優しい夫を母は大好きです。
実の娘の私は、近い関係なだけについ厳しい見方をしてしまうので、おっとりした夫がいて丁度よいのです。

施設で手厚く介護を受けて、母も元気で食欲もありますが、いまだに父の死をはっきりとは受け入れていません。

弟にも電話で「お父さんは元気だろうか?」と聞いてきたり、私たちが帰る際も「お父さんが元気になったら、次はご招待するけんね」と、父がまだ入院中だと認識しています。

同じ話を何度も繰り返す、リピートークも当然あります。

本人曰く、頭がぼうっとして夢か現実かわからんらしいです。

老化により、そういうことはよくあることでしょう。
何事もすぐ忘れてしまうので、家族としては少し悲しいですが、手押し車で歩けるし、まだ排泄も自立しています。
父の遺したもので良い環境で暮らすことも出来ています。

失われていくものを数えても詮無いこと。
いまだある出来る能力に喜んでいられたら幸せです。

30年息子を育てていると、自然と幸せの欠片を拾うのが上手になります。

全てがありがたいことに繋がります。

熊本へ

2017-07-23 13:26:05 | 日々のこと
羽田にいます。

今年4度目の熊本行きです。

明日が母の誕生日で、以前から夫が誕生日に会いに来ますと約束していて、家族で出かけるところです。

今の施設では結構元気でやっているようです。

トシヤも「くまもと、くまもと!」と飛行機に乗るのを楽しみにしています。

私は少し前からまためまいと背中の痛みがひどくなり、昨日はみっちり整体と鍼灸治療を受けてきました。
ストレスと睡眠不足だと先生に言われましたので、気をつけます。

ストレス耐性を付けて元気でいるのが当面の課題です。

では、行って参ります。



信じて笑ったら

2017-07-14 11:34:39 | 自閉症のtoshiya
新しいガイドさんを探す過程で、トシヤはこのところ初対面の支援相談センターの人や事業所の方に会う機会がたくさんありました。

そのたびに自分の話がされるわけで、彼としては甚だ面白くないわけです。

そういったことが重なったせいなのか、通所先でも自宅でも不安定になることが多く、自傷も増えていました。

季節柄、天候も不安定であることも拍車をかけていると思われます。

トシヤが不安定なことで周囲の私たちもストレスが掛かるので、つい本人の辛さを忘れて彼を抑えつけようと考えたり、叱ったりしがちです。

自分は変えられても他人は変えられない。
というのが、この世の習わしです。

母親としても、血だらけになりながら自分を殴る息子を傍観してるだけなのは嫌です。

一番身近な私がどう変わればよいのか?

まず気づいたこと。

トシヤと居るとき、私はいつも笑顔でいただろうか?
たぶんNOです。
ほとんどと言ってよいほど、暴れたら困るな、機嫌よくしてくれないかな、などと考えながら居たはずです。

どんな時も受け入れて、信じてるからね!という顔をしていよう。
これは修行です。

昨日、通所先に送っていく途中、行ってらっしゃい!と別れる時、にこーっと最大限の笑顔でトシヤを見ました。

最初は八の字眉だったトシヤが、ぎこちない笑顔を返してくれました。

よし!今日は大丈夫。たぶん。

その日は自傷がなかったそうです。

またひとつ、大きなことを教えられました。

新しいガイドヘルパーさん

2017-07-12 09:49:12 | 自閉症のtoshiya
今週から新しいガイドヘルパーさんが月曜日のお迎えをやって下さることになりました。
6年間ずっとやって頂いたボランティアさんたち(二人交代体制)が、この3月いっぱいでお辞めになったのです。

高齢のために体力に自信がなくなったからということですが、なんとおひとりは80歳を超えてまでやっておられたのです!

お元気だしお若く見えるので、私もビックリでしたが、いつかこんな日が来るんだろうなとは思ってました。

トシヤも慣れていたし、とっても良いお二人だったので残念で仕方ないのですが、無理はいけません。

ということで、4月からは私がお迎えをしていました。
もちろん、早速社会福祉協議会や基幹相談センターに次のガイドさんを探して貰えるように手続きをしました。

たった一日お迎えが増えただけでも、その時間は使えなくなるのでかなりの痛手です。

私のタイムマネージメントがド下手なことは自覚していますが、この3ヶ月余り 輪を掛けて時間がなかった原因です。

作品を作る時間を捻出するために、クライミングジム行きも減らしました。
おかげで体調やストレス管理にも歪みが出たようで、目まいがずっと治らないまま。

今更ながら、ガイドさんの有り難さを噛み締めました。

ガイドさんは時期的なものや、混み合う時間帯なのも重なってなかなか見つかりません。
先月やっと、行動援護資格のある事業所が見つかり、今月から新しいガイドヘルパーさんに来て頂けることになりました。

トシヤ史上初の女性ガイドさんです。
私より少し年上と伺っていたので、うちのような屈強の暴れん坊で大丈夫かな〜(-_-;)と、少し心配でした。

ところが蓋を開けてみると、マラソンをやり陸協にも所属されているアスリートで、人格も柔らかで口数の少ない方で、トシヤにはうってつけの方でした。

帰りに2キロちょいのウォーキングもお願いしていますが、快くやって下さいます。

本当に有難いことです。
今回の件でご尽力頂いた皆様、ありがとうございました。

Silver Accessories Contest2017審査結果

2017-07-08 15:12:58 | ジュエリーメイキング

6月20日の記事でアップしたシルバー作品ですが、実はSilver Accessories Contest2017に出品したものでした。

7月6日に最終審査があり、その後合否の連絡が来るということだったので、今週はずっと落ち着かなくてナーバスになっていたのですが、昨日主催者側から私の作品が日本宝飾クラフト学院賞を頂いたとのお電話がありました。

よかった~ホントに嬉しかった
以前からこのコンテストは存じていましたが、受賞作品のレベルが破格に高くて、とても私など敷居が高過ぎて、出品しようとさえ思えなかったのでした。

しかしながら、10年ジュエリー作家をやってきて、何処かで壁を破らなくては先が見えないままだ・・・と悩んでもいました。
私は、ジュエリーやアクセサリーとは人と人を繋ぐコミュニケーションツールでもあると考えています。

なんて面白い!なんて不思議な!なんて綺麗な!なんて素敵な!
と、着けてる人と周りの人に思われるものでありたい。

そう考えた結果、表現の幅を広げるために、銀粘土に限らずビーズやチェーンメイル、彫金も同時並行して学んできました。

息子の送迎や世話で制作時間がかなり限られ、たぶん人の1/10のスピードでしか進めていないはずですが、途中で止めてしまえば私はただの趣味の多いおばさんでしかありません。

諦めなければ難しい壁もクリア出来るってことは、クライミングで学びました。

今回は制作中に失敗してもガッカリすることはせず、もっと素敵なものにすればよい、とすぐに切り替えました。作っていてもすごく楽しかった。
誰かに魅力的だと思っていただけたことに、とても感謝しています。

 

入賞作品、入選作品は10月4日(水)~8日(日)まで、池袋の東京芸術劇場にて展示されます。


おかあさん、おとうさん

2017-07-07 17:35:52 | 自閉症のtoshiya
トシヤは相変わらずです。
週に2〜3回は私の腕とか手を引っ掻きます。

が、話す言葉に少し変化が現れました。

不安があったり混乱してる時には、決まって意味のない(ように思える)単語をリピートし続けて私や夫に復唱を要求します。

例えば、以前住んでいた所のバス停の名前とか電車の駅名とか、有名企業の名前とか。

最近、それに「お父さん」「おかあさん」が加わりました。
あまりにしつこいので
「おかあさんはおかあさん(私のこと)だよ」と言ったら収まりました。
次はお父さんの連呼。
「お父さんはタカ(夫の名)だよ」と言ったら収まりました。

ふ〜〜ん。
なるほど。

今朝は「パパ、ママ!」ときた。

応用問題?

「パパはタカだよ」「ママはおかあさん」
するとトシヤは夫の部屋に行き「パパ!タカ!」と言い始め、「パパは私だよ」と夫が言ったら止みました。

これはどーゆーことかいな?
二人でいろいろ考えてみて、トシヤはここにきて、自分のおとうさんとおかあさんは誰であるのか、再確認したくなったのかもね、ということに落ち着きました。

ほんとかどうかは分かりませんが、夫は確かにまま父ではありますが、トシヤとはいつも一緒だし信頼関係は出来てます。

私も何も気を遣ってないし、自然に暮らしています。

産みの親より育ての親ということでしょうか。